ペット保険とペットの病気

ペット保険発祥の地はイギリスで、大切な飼い犬にかかる治療費があまりに高かったことに悩んだ女性が、自分で保険の会社を始めたのが始まりと言われています。
それ以降、ヨーロッパやアメリカで普及が進み、特に普及が進んだスウェーデンではペットオーナーの半数がペット保険に加入しており、スーパーやコンビニでも保険申込みができるほど身近なものになっているようです。

ペットの医療費

犬や猫などのペットの医療には人間と違って公的健康保険がありません。
人間なら、健康保険に加入していれば、診療代も薬代も通常3割負担ですが、動物の場合は100%実費負担となります。ですから、治療が長引いたり手術が必要な場合にはかなり高額の治療費がかかってしまうことがあります。

例えば、チワワやトイ・プードルなどの小型犬に多いとされる「骨折」にかかる診療費は、手術と入院を含めると10万円以上かかることもあります。
また、犬の死亡原因の上位にある癌や心臓病も、最近の獣医学の進歩により高度医療を受けることで助かる確率は高くはなっていますが、同時に飼い主さまには金銭面での負担が大きくなってきているというのも現状です。

一般的にペットがかかりやすく、治療費が高額になりがちな傷病例を見てみましょう。

傷病例 – 犬の場合

異物誤飲
 のどや胃、腸に詰まらせてしまう危険があるため、緊急手術が必要となります。  また、中毒を引き起こす植物や化学洗剤等を飲み込んだ場合は胃洗浄の治療が必要です。
ガン
 リンパ腫や骨肉腫、悪性黒色種などガンにはさまざまな種類がありますが、高度医療の発達により、治療の選択肢が増えています。手術はもちろん、投薬や放射線治療は長期的な通院が必要となり、治療費も高額化する傾向にあります。  
交通事故などによるケガ
 外科手術を含む場合は、治療費が高額になることが多いです。散歩の時などはリードをしっかり持って急に飛び出したりしないように注意しましょう。
アレルギー性皮膚炎
 人間と同じで突然発症し、原因を突き止めるのも困難な場合が多く、通院による長期的なケアが必要となります。

傷病例 – 猫の場合

甲状腺機能亢進症
 犬はほとんどかからず、高齢の猫がかかりやすい病気です。甲状腺ホルモン異常により、動きが活発になり、食べるのに痩せていくという症状が現れます。ホルモンの量を抑える薬剤を長期間投与したり、現代ではまれですが甲状腺を外科手術で取り除く治療法があります。
慢性腎不全
 高齢の猫に多い腎臓の疾患です。投薬による長期的な治療が必要となります。早期発見と早期治療が大事な病気です。
FLUTD(猫下部尿路疾患)
 尿路に起こる病気の総称をいいます。尿石症、膀胱炎などがこれに当てはまり、尿道閉塞を起こすと尿道カテーテルを用いた処置が必要となる場合もあります。
猫の口内炎
 歯ぐきや口の粘膜に炎症が起こり、口臭やよだれが見られます。病気の進行とともに痛みが強くなっていき、ご飯を食べられなくなってしまう猫もいます。ひどくなると抜歯をする必要があります。

ペットが病気にかかってしまった時のことなんて考えたくない!という飼い主さんもいらっしゃると思いますが、健康な時にこそ備えておけるのがペット保険です。
ペット保険を賢く利用して、ペットとの生活をより充実させましょう。
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