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猫のしゃっくりは病気のサイン?原因と対処法を解説

公開日:2022.04.13 最終更新日:2023.05.13

愛猫が突然しゃっくりをしたら心配になるかもしれません。
生理現象なのですぐにおさまるようであれば心配はいりませんが、頻繁にみられたり長期間続くようであれば、注意が必要かもしれません。

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猫もしゃっくりをするの?

猫もしゃっくりをするの?

猫も人間と同様にしゃっくりをします。

猫のしゃっくりは人間と比較すると、発生頻度が低いことから、飼い主さまが気付かないことがあります。

人間のように「ヒックヒック」と、音が出ることはありません。一定の間隔でお腹が「ピクピク」と波を打つような特徴があります。

猫のしゃっくりは人間と同様に、生理現象のひとつです。

 

猫のしゃっくりのメカニズム

猫のしゃっくりのメカニズ

猫のしゃっくりは、横隔膜(おうかくまく)の神経が刺激されることで横隔膜がけいれんを起こし、発生するといわれています。

横隔膜とは胸腔(きょうくう)と腹腔(ふくこう)を隔てる臓器であり、猫を含めすべての哺乳類動物に備わっています。

しゃっくりが発生するメカニズムは、はっきりと解明されていませんが、人間と同様であると考えられています。

 

猫がしゃっくりを引き起こす行動は?

猫のしゃっくりの最も多い原因に、早食いと食べ過ぎがあげられます。

早食いで勢いよく食べ物や空気を飲み込むと、胃や腸の拡張が急激に起こり、横隔膜が刺激され、しゃっくりを誘発する場合があります。

横隔膜と胃は位置が近いため、横隔膜は胃の影響を受けやすいと考えられています。

愛猫がごはんを食べるスピードが速く、食後にしゃっくりが出る場合は、注意して様子をみましょう。

 

猫のしゃっくりは病気のサイン?

猫のしゃっくりは病気のサイン?

しゃっくりと一緒に別の症状が出る場合は、病気の可能性もあります。

 

嘔吐

しゃっくりと一緒に、食後や、飲水後、頻繁に嘔吐する場合は、動物病院へ行きましょう。

胃拡張胃捻転症候群や腸閉塞といった数日で命にかかわる疾患の危険があります。

また、長毛種の猫は、のどに毛玉が引っ掛かり、吐き出そうとする仕草がしゃっくりと似ているため、見逃してしまうことがあります。長時間続く場合は動物病院に行くと安心です。

 

食欲の低下

猫のしゃっくりは生理現象のため、しゃっくりが原因で食欲がなくなることはありません。

大好きな嗜好品を食べない日が続く場合は、注意が必要です。

ごはんの食べ方に変化がないか様子を見ましょう。

 

くしゃみや咳

しゃっくりと区別がつきにくいですが、くしゃみや咳であることも考えられます。

しゃっくりの場合は、頭が大きく動くことはありません。

咳の場合は、重篤な呼吸器疾患が隠れていることもあります。症状が続く場合は、動物病院へ行きましょう。

 

開口呼吸

開口呼吸とは口を開けて苦しそうに呼吸をすることです。

猫の場合は、本当に呼吸が苦しいときの症状と考えてください。

開口呼吸が続く場合は、すぐに動物病院へ行きましょう。

 

2日以上続く場合

しゃっくりが2日以上続く場合は、注意が必要です。

継続するしゃっくりの原因に、横隔膜の神経を継続的に刺激するような疾患が隠れているという可能性も考えなくてはなりません。

すぐに動物病院へ行きましょう。必要に応じて各種検査を受けることをおすすめします。

 

猫のしゃっくりの対処法は?

猫猫のしゃっくりの対処法は?

猫のしゃっくりをはじめて見たときは心配になりますが、落ち着いた環境でしゃっくりの回数、頻度など観察しましょう。

予防法のひとつとして、飲水を促すことも推奨されていますが、まずは愛猫が自然に飲水するまで待ちましょう。

無理に飲ませてしまうと誤嚥から肺炎を起こす可能性があります。

 

病院に行くべきかの判断に迷ったら

2日以上しゃっくりが続く、嘔吐や咳など症状が出る場合は、自己判断をせずに動物病院へ行きましょう。

電話では状況を伝えられないことが多いため、動画を撮影しておくと、獣医師が問診内容や検査内容など、判断がしやすくなるためおすすめです。

 

しゃっくりの他に、嘔吐が続く場合は頻度を伝えましょう。X線検査や血液検査、超音波画像検査が必要になることもあります。

開口呼吸の場合は、各種検査に加え、集中治療が必要な疾患も存在します。

猫は犬よりも症状を隠す傾向があり、発覚したときには手遅れになることがあります。

飼い主さまは、愛猫の日常の変化を把握しておきましょう。

 

日頃からできるしゃっくりの予防法は?

日頃からできるしゃっくりの予防法は?

 

ごはんの量

一回のごはんの量が多い場合、その分、胃も膨張します。

食後にしゃっくりを頻繁に繰り返す場合は、一回のごはんの量を減らし、回数を増やすことが予防法の一つです。

ドライフードの種類によっては、粒が大きいものもありますので、ふやかしてあげましょう。

 

飲水環境

飲水はしゃっくりの予防に有効なため、いつでも水が飲める場所を用意してあげましょう。

猫は神経質な動物のため、落ち着ける場所に飲水スポットを用意することが非常に重要です。

湯船の水や、蛇口から流れる水など、猫の性格によって好みが分かれます。愛猫のお気に入りの飲水スポットを用意してあげましょう。

 

まとめ

猫のしゃっくりが2日続く場合は動物病院へ

猫のしゃっくりは、人間同様に生理現象のひとつであるため、すぐにおさまるようであれば心配はいりませんが、2日以上続く場合は注意が必要です。

頻繁に生じるしゃっくりの予防法としては、飲水やごはんの見直しが有効です。

猫のしゃっくりは、特定の止め方がなく、即効性のある対処法はありません。

あなたの愛猫にあった対策をするために、その子を注意深く観察し、理解を深めていきましょう。

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