先輩わんにゃんに教わる ハッピーシニアライフへの備え!

お散歩も食べるのも大好き
元気いっぱいの『はぴくん』7歳
おじいちゃんに相談事があります

歳を感じさせない
活気あふれるおじいちゃん12歳

ねえおじいちゃん!
最近あんまり激しい運動が好きじゃなくなってきたんだけど、ぼくどこか悪いのかなぁ?

お、シニアのサインじゃな

シニア!?!? ぼくまだ7歳なのに??

いぬ界では7歳からがシニアになるんじゃ シニアに入ると、からだの中ではこんな変化が起こっていくのじゃ!

シニアでのからだの変化

心臓や腎臓、脳などの機能がゆっくりと低下していく。嗅覚・視覚・聴覚などの感覚が鈍っていく。運動量が減って、必要なカロリー量が減ったり、筋肉量がだんだんと落ちていく。消化機能が低下して、お腹が緩くなったり便秘になりがち。

え、こわいよおじいちゃん…

こわがることはないぞ わしはシニアな今もとってもハッピーじゃよ はぴくんにも秘訣を伝授してあげよう!

教えておじいちゃん!

スタコラさっさ!

その1 食事に気をつけてハッピーライフ

わしも昔は太っておったんじゃ
見かねた飼い主がフードを変えてくれたのじゃよ

え~、おじいちゃんにもそんな時代があったんだ!
太っていたらやっぱりだめかな

そうじゃな、肥満にはリスクが多いんじゃ

肥満にはこんなにリスクが

太った犬 肥満
  • 膵炎
  • 心肺機能への負担
  • 足腰への負担 など

リスクがいっぱいじゃろ? 肥満を防ぐことが健康寿命をのばすことへの第一歩になるのじゃ!

このまま太り続けたら大変なんだね…
でも今まで通りにしていたら、これ以上は太らないよね!

それがな、シニアに入っても今まで通りのままでは太ってしまうかもしれんぞ

シニアになると肥満に
なりやすくなる!?

エネルギー要求量と年齢~はぴくんの場合~

だんだんと必要なエネルギーが減っていくじゃろ

わー!
ホントだね!

引用:一般社団法人日本ペット栄養学会(編)(2014)
ペット栄養管理学テキストブック アストリー
※その子により必要なエネルギー要求量は異なります
食事量の調整は獣医師に相談しましょう

今までと同じフードを同じように食べていたら、年をとるごとに肥満になる可能性があるのぅ

そうなんだ…じゃあどうしたらいいの??

わしはこうしたぞ!
飼い主がわしの年齢に合わせて変えてくれたのじゃ

フード選びのポイント

ワンちゃんが美味しく食べられる「総合栄養食」を選びましょう。

年齢はあくまでも目安です
うちの子の様子を見ながらシニア用フードへ切替えましょう。

食欲は旺盛だけど、必要なエネルギー量は
だんだん
減っていく子が多いので、
太り過ぎないような工夫をしましょう。

こんなご飯がいいかも

痩せたい子

⇒肥満傾向の
 シニア用フード、減量用フード
・カロリー抑えめ
・少ない量でも満腹感

体重維持したい子

⇒シニア用フード、
 今のフードの量を微調節
・カロリー少し抑えめ

7歳からの総合栄養食 シニア用フード

僕もうそろそろ変えた方がいいのかな…

もう体重が気になるのであれば、早めに切り替えた方がいいかもしれんな

飼い主さんと相談してみる!

わしは最近体重が落ちてきたのぅ
わしも飼い主に相談してみるかの

病気がある子はどんなフードがいいか動物病院で相談しましょう

その2 足腰を丈夫にしてハッピーライフ

シニアになるとからだがだんだんと動かしづらくなってな 散歩の時間が短くなってしまうこともあるんじゃぞ

そんなのいやだよ…

そうならないために、わしでもできる楽しいエクササイズを紹介するぞ

今からでも始められる
エクササイズ

ジグザグ歩行

おやつを手にもって立ち、ワンちゃんを足元に座らせます。

おやつを手にもって立ち、
ワンちゃんを足元に
座らせます。

足を一歩踏み出し、おやつで誘導して、足の間をくぐってもらいます。

足を一歩踏み出し、
おやつで誘導して、足の間をくぐってもらいます。

何度も繰り返します。

何度も繰り返します。

ぐらぐらウォーク

大きめのタオルや毛布でクッションを何個か包みましょう。

大きめのタオルや毛布で
クッションを何個か包みましょう。

広いスペースのあるところに置きます。

広いスペースのあるところに
置きます。

おやつで誘導して、ボコボコしたタオルの上を歩かせます。

おやつで誘導して、ボコボコしたタオルの上を歩かせます。

※ワンちゃんの体格に合わせて高すぎないクッションを選びましょう。

いきなり激しい運動などをすると逆に負担がかかったり、痛めてしまうことも
うちの子の体調を見ながら、できることを始めてみましょう

継続していって健康維持!

その3 過ごしやすいお部屋でハッピーライフ

年齢とともに節々が痛むことがあってのう わしはこんな行動が増えたのじゃ

うちの子痛みのサインチェック!

  • しっぽを下げていることが多くなった
  • 触っただけでキャンと鳴くことがある
  • 怒りっぽくなった
  • 歩くときに地面に足に力が入らない
  • 遊びたがらない
  • 走ったり、上り下りを嫌がる
  • なんとなく元気がない

ひとつでも当てはまったら痛みを抱えている可能性があるぞ

痛みのサインに気づかないとどうなるの?

ワンちゃんは痛みを隠してしまうため、実は関節炎などが潜んでいても気づかないことも。痛みをかばうことにより、病気が悪化するだけでなく精神的なストレスも溜まってしまう可能性があります。

飼い主が部屋に痛みを減らす工夫をしてくれて、過ごしやすくなったのじゃ

過ごしやすくする
お部屋のポイント

犬にとって過ごしやすいお部屋
今のうちから少しずつ準備しましょう

+αでハッピーライフ

毎年の健康診断

シニアになると重い病気や治療が長引く病気が増えてしまうんじゃ だから定期的な健康診断で病気を早く発見してもらうことが大事なんじゃぞ

そうなんだね、病院苦手だけど、頑張って検診を受けに行くよ

いい心がけじゃ! あとはお金の備えも大事じゃぞ シニアになるとお金がいっぱいかかるのじゃ

ワンちゃんの平均年間診療費

ワンちゃんの平均年間診療費はシニアになると2.5倍以上診療費がかかる!

2019年4月1日~2020年3月31日のアイペットの保険金請求データを基にした
サンプル調査により算出
(サンプル数:308,545件)

ワシの飼い主はワシが病気になったとしてもお財布の負担が少ないよう、ペット保険に入っているようじゃ

へー、そんなのがあるんだねぇ ぼくも調べてみよう

一緒に目指せハッピーシニアライフ!
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