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※いただいたコメントを抜粋・編集して掲載しております。
<調査概要>アイペット損保のご契約者さまに対し、2019年7月15日~21日の期間、インターネット上で避妊去勢手術についてのアンケートを実施。有効回答数:犬1047、猫268
膀胱や直腸のすぐ側にある前立腺が、男の子のホルモンの影響で肥大して尿道や腸を圧迫します。おしっこやうんちが出にくくなり、それでも頑張って排泄しようとするので、血尿が出たり、会陰ヘルニアを引き起こしたりすることもあります。
手術で精巣を取ることによりホルモン分泌を抑えられますが、症状が治まるまでには時間がかかります。
去勢手術を受けていない高齢の子に起こりやすく、若いうちに去勢手術を受けると高い確率で防ぐことができます。
子宮に菌が入ることで膿がたまってパンパンになり、放置すると全身に菌がまわります。発情期はホルモンの影響で子宮の入り口が開き、菌が入りやすくなっています。
有効な治療法は手術で子宮をとることですが、手術自体にも命の危険があります。
避妊手術を受けていない高齢の子に起こりやすく、どんなに清潔な環境でワンちゃんを飼育していても発症する可能性があります。
精巣が腫瘍化してしまう病気で、悪性の場合は命に関わることもあります。
有効な治療法は手術で精巣をとることですが、高齢かつ体調が悪い状態で麻酔をかけるので、去勢手術の時よりもリスクが高くなり、ネコちゃんに負担がかかります。
ワンちゃんほど発生は多くありませんが、去勢手術を受けていない高齢のネコちゃんにみられます。健康なうちに去勢していれば良かったと後悔する飼い主さんもいらっしゃいます。
おっぱいにできる腫瘍で、ネコちゃんの乳腺腫瘍の80%は悪性であるとされています。
〈参考文献〉Gimenez F, Hecht S, Craig LE, Legendre AM. Early detection, aggressive therapy: optimizing the management of feline mammary masses. J Feline Med Surg. 2010
ネコちゃんのおっぱいは4対ありますが、それぞれの乳腺は繋がっているため、腫瘍が1つでもできてしまうと、全てのおっぱいを取ることもあります。また、切除する範囲が広くなると手術を複数回に分けて行うことも。
高齢のネコちゃんに多くみられる腫瘍で、若いうちに避妊手術を受けると高い確率で防ぐことができます。
精巣腫瘍
高齢になるほど起こりやすい病気で、悪性の場合は命に関わることもあります。有効な治療法は手術で精巣をとることですが、手術に加えて放射線や抗がん剤による治療が必要となる場合もあります。
会陰ヘルニア
肛門周りの筋肉が薄く弱くなり、筋肉の間に隙間ができて、お腹の中の臓器が皮下に出てきてしまう病気です。おしりのすぐ側にコブができたように見え、うんちやおしっこが出にくくなるなど様々な症状があらわれます。治療は手術で、出てきた臓器を元の場所に戻し、筋肉の隙間を塞ぎます。
乳腺腫瘍
おっぱいにできる腫瘍で、悪性の場合は命に関わることもあります。それぞれの乳腺は繋がっているため、腫瘍が1つでもできてしまうと、全てのおっぱいを取ることもあります。高齢のワンちゃんに多くみられる腫瘍で、若いうちに避妊手術を受けると高い確率で防ぐことができます。
卵巣腫瘍
高齢の犬に起こりやすい病気で、腫瘍が大きくなるまで症状が出ないことが多いので、発見が遅くなることがあります。有効な治療法は手術で卵巣をとることですが、手術に加えて抗がん剤による治療が必要となる場合もあります。
子宮蓄膿症
子宮に菌が入ることで膿がたまってパンパンになり、放置すると全身に菌がまわってしまいます。有効な治療法は手術で子宮をとることですが、手術をしても命の危険があります。ワンちゃんほど多くはないですが、避妊手術を受けていない高齢の子に起こりやすく、どんなに清潔な環境でネコちゃんを飼育していても発症する可能性があります。