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ネコちゃんと過ごす冬、こんなことに注意!

こんにちは!アイペット損害保険 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
まだまだ寒い日が続きますね。今日は冬のネコちゃんとの生活で、ぜひ皆さんに気をつけていただきたいことについてお話します!
ネコちゃんとコタツ
吐く息が真っ白になるこの季節、暖かい場所で永遠にぬくぬくしていたい・・・と思うのは、ネコちゃんも同じです。 特にネコちゃんは寒さが苦手な子が多いので、冬はストーブに近付きすぎたり、コタツやホットカーペットに長時間いる事で低温火傷をしてしまう子が増えるんです。
毛に覆われているネコちゃんは、火傷をしていても飼い主さんが気付かないことも多いので、一層注意が必要です。 お腹を気にしてずっと舐めている時などは火傷の可能性もあるので、赤くなっていないか皮膚の状態をチェックしてあげましょう!
関節軟骨、滑液
火傷は飼い主さんが気を付けていれば防げる事故です。
ストーブの周りには柵を立てたり、ネコちゃんが近づけないような工夫をしましょう。コタツやホットカーペットは温度設定を低めにして、タオルなどを敷いてネコちゃんの体が直接触れないようにしましょう。
ネコちゃんとウイルス
実はネコちゃんも人と同じように、ウイルスに感染することで風邪をひいてしまいます。
普段はワクチンによる抗体や、体の免疫がウイルスを追い出してくれていますが、寒さ・乾燥・免疫力の低下という最高の条件がそろうことで、ウイルスは俄然やる気になってしまいます。
ネコちゃんの風邪は、咳・くしゃみ・鼻水などの症状の他に目ヤニが出ることも多く、そこで気付く飼い主さんもいらっしゃいます。 免疫力の低い子ネコや高齢のネコちゃんの場合は、重症化して肺炎になることもあるので、たかが風邪と侮ってはいけません!また、多頭でネコちゃんを飼っている場合は、風邪がうつってしまうこともあるので、動物病院でしっかりアドバイスをもらいましょう。
ネコちゃんとお水
ネコちゃんは元々砂漠で暮らしていた動物で、お水をあまり飲みません。そして寒い時期は一層、お水を飲む量が減ってしまいます。
そんな時に気を付けなければいけないのが、膀胱炎です。
膀胱炎の主な原因となるのは細菌や結石です。お水を飲む量が減ると、おしっこの量や回数も減って、膀胱の中に細菌や結石の成分がたまりやすくなってしまいます。 どうしてもお水を飲まないようであれば、ドライフードをふやかしたりウェットフードを混ぜたりして、ご飯から水分を取れる工夫をしてあげるといいでしょう。
↓ネコちゃんの飲み水の重要性と、
皆さんがお水を飲ませるためにしている工夫をご紹介
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社

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