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『ブラッシング&爪切り』ツヤピカにゃんこのお手入れ講座!

こんにちは!アイペット損保 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
今回のメールは、ネコちゃんとのスキンシップの機会にもなるお手入れについてです。体を触られるのに慣れておくと、病院で何か処置をされる時にもネコちゃんのストレスを軽減することができます!
ブラッシング
ブラッシングは抜け毛や毛玉を減らし、毛球症を防ぐことにつながります。また、ネコちゃんの毛づやは健康のバロメーターでもあるので、体調不良にも早めに気付けるかもしれません。
ブラッシング中のネコちゃん
ただ、子猫のうちから慣らしておかないと、ブラッシングを嫌がるネコちゃんは結構多いです。はじめてブラッシングに挑戦する方は、ぜひおやつペロペロ作戦で練習してみてください!

やり方は簡単!
おやつペロペロ作戦

  1. 牛乳パックなどの紙パックを解体して広げる
  2. ネコちゃんの大好きなおやつ(ペースト状のもの)を紙パック一面に塗る
  3. それを舐めさせている隙に、後ろからそーっとブラシで一撫で
これをくり返し練習して、少しずつできる時間を延ばしていきます。
最終的にはおやつなしでできるようになると素晴らしいですが、どうしてもネコちゃんが乗り気にならない場合は・・・ネコちゃんの主張に従いましょう。笑
爪切り
爪とぎをするネコちゃんにも爪切りは必要なの?と思われるかもしれませんが、爪とぎと爪切りは、目的もできることも大きく異なります
爪とぎは、何層にも重なっている爪の外側の古い層をはがすために行います。爪を常に新しい状態にしておくことは、狩りや木登りをするネコちゃんの本能です。
なので、爪とぎをしているからと言って、爪先が丸くなるわけではないんですね。
爪切り中のネコちゃん
そこで、尖った爪先を丸めるために爪切りを行います。爪先がカーテンや家具に引っかかってネコちゃんがケガをしてしまわないよう、お家で切ってあげられたらいいですよね!
爪切りのポイントは、「切りすぎず(先っぽだけでOK!)」「時間は短く」です。慣れないうちは、先っぽを1日1本パチンとするだけで十分です◎

爪切りの手順

  1. 肉球をプニっと押して爪を出す
  2. 先端の尖っている部分を切る
  3. 嫌がったらやめる、気にしていなかったらシレっともう1本攻める
という具合に、できる範囲で進めていきましょう。
チャレンジできなかったネコちゃんへ
ブラッシングと爪切り、さも簡単にできそうに書いてはみましたが、現実はそう甘くありません(涙)特に爪切りの難易度はかなり高いと思います。
そんなネコちゃんには、顔周りのお手入れがおすすめです! ネコちゃんにとって首から上は、自分の舌でグルーミングができない唯一の場所。なので、体を触られるのは嫌だけど、お顔は触られると気持ち良いかも~なんて子もいるんです。
目ヤニがついていないか、お耳は汚れていないか、お口周りはカピカピしていないか、チェックしながらナデナデしてあげましょう。 顎ニキビの対策でご紹介したように、あたたかい濡れタオルでお顔を拭いてあげるのも良いですね♡
ぜひネコちゃんに嫌われない程度にチャレンジしてみてくださいね♪
↓ネコちゃんのニキビの原因と対策をご紹介!
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社
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