TITLE

春のにゃんこの悩み事、発情期

こんにちは!アイペット損害保険 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
今月はネコちゃんの春の悩み事、発情期についてお伝えいたします。ネコちゃんの発情期とその対策を知って、ストレスを少しでも減らしてあげましょう!
ネコちゃんの発情期あれこれ
ネコちゃんは「季節繁殖動物」と呼ばれ、季節によって発情する動物です。
実は「日照時間(=日が出ている時間)」が影響しており、日照時間が14時間以上になると繁殖が盛んになる動物なのです。
以下に、発情期の特徴をまとめてみました。
関節のケアとして気を付けていることはありますか?
避妊・去勢と発情の関係
うちの子は避妊・去勢手術を受けているのに・・・発情って関係あるのかしら?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
飼い主さんに聞かれた事のある質問を1つご紹介します。
避妊手術をしているのにそわそわしているネコちゃん
1才半位で避妊手術を受けたものの、ある年の春から急に普段と違う場所でおしっこをして、玄関から外に出たがったり、窓の付近をうろうろするようになってしまいました。
関節のケアとして気を付けていることはありますか?

1.発情の癖が残っている

避妊手術をしたのが1才半ということで、1度以上は発情が来ている可能性があります。
一度発情を経験していると、避妊手術をしてもすぐに行動がなくならないという場合があります。年々おさまっていく可能性もありますが、様子をみていくようにしましょう。

2.外の野良猫ちゃんが気になる

春は外のネコちゃんたちが発情期の真っ只中です。
お家の外を発情中のネコちゃんがうろうろしていることで、それがストレスとなり縄張りを守るためにお家の中でマーキングをすることがあるのです。

3.泌尿器の疾患がある

尿路疾患と言われるような膀胱炎や結石などの病気が原因で、色々な場所でおしっこをしてしまうことがあります。
このネコちゃんは【2】が原因でした。
お留守番の時間に外から野良猫ちゃんがお散歩に来ていたことがきっかけで、不安が大きくなり、このような行動をとったのだと思います。
ストレス軽減に向けてできること
繁殖をする予定のないネコちゃんにとって、発情期というのはストレスになります。ぜひ対策をとってあげましょう。
まず、前提となりますが、避妊・去勢手術を受けていない子で発情行動に困っている場合は、手術の検討をしましょう。
次に、外にネコちゃんがいるかを注意深く観察してみましょう。
ふと耳を澄ますと外からネコちゃんの声が聞こえる場合、以下のような対策をとってあげてください。
窓の外が見えないようにする
窓際や玄関に近づけない、窓際に爪とぎをおく
フェロモン剤を利用する
その他、気を紛らわせたり、不安を無くしてあげるためにも遊ぶ時間やコミュニケーションを増やしてあげるのも大切です。
ぜひ、試してみて下さいね!
避妊去勢について詳しく知る場合はコチラ↓
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社

この記事をシェアする

メルマガを受信するには

メルマガを受信するためには
アイペットの保険にご契約いただく必要がございます。