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『毛色や柄』で性格って違うの? 600人に大調査!

こんにちは!アイペット損害保険 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
ネコちゃんをお迎えする際、毛色や柄は気になる要素の一つですよね。そこで今回は、毛色や柄と性格の関係性についてお話したいと思います。
毛色と性格の関係?
「ネコちゃんの毛の色と性格には関係があるのか」というのは、誰もが気になるところ。アメリカや日本でも、いくつか調査が行われているようです。
しかし、品種や持って生まれた個性、生活環境や飼い主さんとの接し方など、様々な要因がネコちゃんの性格をつくっていきます。なので、毛色と性格には関係がある!と言い切ることはできません。人の血液型と性格みたいなものですね!
その中でも、私も「確かにそれはあるかも」と感じた毛色と性格の傾向をご紹介したいと思います。

キジトラやサバトラ

ネコちゃんの祖先であるリビアヤマネコに近い容姿で、より原始的な猫であると考えられています。性格も基本的には慎重でシャイな子が多いようです。また、実際にヤマネコの血が入っているベンガルなどは、慎重というよりはひたすら元気で、ずっと動いていたい!!という子が多い気がします。

黒猫や白猫

黒猫は海外ではミステリアスなイメージがあるようですが、個人的にはとてもフレンドリーな印象です。某アニメの影響からも、黒猫を愛する日本人は多いのではないでしょうか。
はじめて
対して白猫は、やや神経質なイメージがあります。決して攻撃的なわけではなく、静かにパーソナルスペースを守る、というタイプです。
その他の要因
遺伝子の関係で、三毛猫はメスが、茶トラはオスが圧倒的に多いです。 なので、三毛猫は気が強い・マイペースなどのメスらしい特徴が、茶トラは甘えん坊・大胆などのオスらしい特徴が、毛色のイメージにつながっていたりします。
毛色と性格に関するアンケート
みなさまのうちの子に、当てはまるものはありましたか?
真相が気になったので契約者の皆さまに『ネコちゃんの毛色と性格の関係性』についてアンケートをとらせていただきました。 なんと600名を超える方がご協力してくださいました!本当にありがとうございました!
ちなみにほとんどの毛色のネコちゃんで、「甘えん坊」が第1位という結果になりました。どんな毛色であろうとも、大好きな飼い主さんにはデレデレなんですね♡
それではアンケート結果を詳しく見ていきましょう!
キジトラ・サバトラは慎重でシャイ?
キジトラ・サバトラ
どちらも甘えん坊・怖がり・繊細が上位にきており、性格の傾向がよく似ていることが分かりました。フレンドリーと答えた方は少なく、やはりシャイな子が多いのかなという結果になりました。
「おてんば」はサバトラに多く、その分キジトラは「甘えん坊」の比率が高くなっているのも、なるほど・・・と納得でした。
黒猫はフレンドリー?
黒猫
他の毛色と比べると「フレンドリー」の割合も多かったですが、怖がりな子も多いようです。黒猫は自然界で目立つ色なので、慎重な性格になったとも言われています。
『黒猫のオスはとっても甘えん坊』というコメントもいただきました。オスには甘えん坊な子が多いので、毛色よりも性別による性格の傾向が強く出ることもあるみたいですね。
白猫は神経質?
白猫
白猫は「繊細」の割合が、他のどの毛色よりも多いという結果でした。神経質というイメージも当たっているようですね。
また、『白猫は気位がとても高く我が家の王様です』というコメントもいただいたので、お互いのスペースを守りながら静かにネコちゃんと暮らしたい、という方とは相性が良さそうです!
ちなみに白黒は?
白黒
白黒はなんと、他の毛色では一番にくる甘えん坊を抜いて「怖がり」がトップに! 白黒のハチワレさんなんて最高に可愛いですが、仲良くなるには少し時間がかかりそうです。
三毛は気が強くマイペース?
三毛
回答があまり偏らず、色々な性格の子がバランスよくいるようでした。きっとその子の個性がしっかりと出るタイプなんですね!
「おてんば」「わがまま」の割合は他の毛色に比べると多く、三毛猫にはメスが多いので、女の子らしい特徴が出ているのかなと思いました。
茶トラは甘えん坊で大胆?
茶トラ
まさに予想通り、他の毛色と比べても「甘えん坊」や「フレンドリー」が一番多い結果となりました。 茶トラにはオスが多いので、やはり男の子は人懐っこい傾向があるようです。
グレー(ブルー)&グレー白
グレー白
同じ系統の色でありながら、グレーは怖がりや繊細な子が、グレー白はおてんばやフレンドリーな子が多いという傾向に。グレー一色のネコちゃんというのはある程度品種も決まってくるので、その特徴が出ているのかもしれないですね。
グレーの子は『優しすぎて他の子を構っていると遠くから飼い主の手が空くのを待っています』という、なんとも微笑ましいコメントもいただきました!
サビ
サビ
サビネコちゃんはなんと、この中で「わがまま」の割合が一番多い毛色でした。
三毛猫同様、メスの方が多い傾向にあるサビネコちゃん。 ちょっとわがままなくらいが可愛い!と思われるのは、人でも猫でも、女の子の特権ですよね♡
茶白
茶白
茶トラと似た傾向になるのかな~と思っていましたが、茶トラよりもバランスよくばらけた結果となりました。 物怖じしないタイプの子が多いようですね!
他にも、コメントでうちの子の紹介をしてくださった方も多く、楽しく読ませていただきました!
ご協力、ありがとうございました☆
※アンケート調査概要
調査対象:アイペットご契約者さまである猫飼育者
調査人数:629名
調査期間:2020年8月20日~8月26日
調査方法:メールマガジンによるアンケートを実施
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社
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