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ネコちゃんの『ストレスサイン』気付いてますか?

こんにちは!アイペット損保 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
この数年間は生活の変化が目まぐるしく、ネコちゃんもそんな毎日に不安やストレスを感じているかもしれません。ご存じのとおり、ネコちゃんはとても繊細で、環境の変化に敏感です。
どうしたらネコちゃんの不安やストレスに気付いてあげられるでしょうか?
ネコちゃんのストレスサイン
ストレスを感じるとすぐ膀胱炎になって血尿が出てしまう、というわかりやすい子もいれば、飼い主さんが気付けないようなストレスサインを発信している子もいます。 日常的な行動の中にも、実はストレスサインだった!というものが潜んでいるかもしれません。

爪とぎ

爪とぎはネコちゃんの本能ですが、普段しない子が爪とぎをはじめたり、これまでしたことのなかった場所で爪とぎをしていたら、それはストレスサインかもしれません。
爪とぎをしているネコちゃん
たとえば在宅で仕事をするようになった家族がいて、これまでネコちゃんが自由に出入りできていた部屋を閉め切ってしまったら、そのストレスがきっかけとなってドアでバリバリ・・・なんてことがあり得ます。

マーキングや排泄

マーキングの目的は自分の居場所を知らせることや縄張りを主張することなので、留守にしがちだった家族がずっと家にいると、「ここは自分の居場所だ!」と主張するためにマーキングをすることがあります。
また、いつもはちゃんとトイレで排泄できていた子が、ストレスによってトイレ以外の場所で排泄してしまうこともあります。

グルーミング

毛づくろいはネコちゃんにとって大事な日課ですが、ストレスを感じると過剰なグルーミングをして、ひどいときは舐めすぎた部分が脱毛したり、皮膚に炎症が起こってしまうこともあります。
ストレスを減らす工夫
人がずっと家にいる、体をしつこく触られる、生活音がうるさいなど、ネコちゃんがストレスを感じる要因は様々です。 まずはうちの子がどんなことに対してストレスを感じているのかを知って、一緒に快適に過ごせる方法を探してみましょう!

一人になれる時間や場所をつくる

ネコちゃんは本来おひとり様で生活していた動物です。人がずっと同じ空間にいることがストレスになっているようであれば、ネコちゃんを他の部屋に入れて一人で過ごせる時間をつくったり、隠れられる場所を増やしたりしてみましょう。
タンスに入るネコちゃん
人と同じ空間にはいたいけど、かまわれ過ぎるのはちょっと・・・というタイプの子は、お部屋に高めの見晴台になるような場所をつくってあげると良いかもしれません!

ネコ部屋を見直そう

ネコちゃんが決まったお部屋で過ごしている場合は、そのお部屋が本当にネコちゃんにとって快適な環境になっているか見直してみましょう。
お外を眺めるのが好きな子であれば出窓があるお部屋の方が嬉しいですし、外の景色や音がストレスになってしまう子は窓が小さくて静かなお部屋を好みます。 外を見るのは好きだけどお部屋に窓がない!という場合は、小鳥や魚が動き回るネコちゃんのための動画などもあるので、活用してみましょう。

思い切って一緒にお仕事

最近はおうちで仕事をしていたら、ネコちゃんがパソコンのキーボードの上に乗って全然仕事にならない!というなんとも可愛いことが起こっているようです。 でも、ここでネコちゃんを追い払ってしまったらネコちゃんはストレスと悲しさでいっぱいになってしまいます。
パソコンの上で寝るネコちゃん
そんな時は、小さめの箱をパソコンの横に置いておけば、狭いところが大好きなネコちゃんはすっぽり箱におさまって、人間も可愛いうちの子の姿を眺めながら仕事ができるとのこと♡
ちょっとわかりにくいネコちゃんのストレスサインですが、気付いてあげられるのは飼い主さんだけですので、よく観察してあげてください♪
おうち遊びの工夫♪
いつもとは違った遊びでマンネリ化を解消!ネコちゃんのストレスを発散してあげましょう♩
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おうち遊びの工夫♪
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