お知らせ・ニュースリリース

アイペット損害保険株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：山村鉄平 以下、アイペット損保）は、青森県内在住のペット飼育者が、災害時にペットと一緒に避難するための避難所情報を地図上でマッピングし、共有するための避難所情報共有コンテンツ「みんなで作る！人とペットの避難所MAP FOR AOMORI」を本日公開しました。なお、青森県では、県民参加型の災害対策のオンラインプロジェクトは初の試みとなります。

■新公開コンテンツ
「みんなで作る！人とペットの避難所MAP FOR AOMORI」
https://www.ipetclub.jp/fun/aomori-bousai/map/

当社が、2020年2月に全国の犬・猫飼育者942名実施した「ペットと防災に関する調査」では、『自宅から最寄りの避難場所がペットを連れて避難できるか知っているか』の問いに対し、半数以上が「知らない」と回答しており、有事の際にペットと安全に避難するための情報が半数以上のペット飼育者には不足しているという結果がでております。

本コンテンツでは、現在定められている青森県内のすべての避難所をMAP上で確認することができる他、特定の避難所を指定し、その避難所がペットと「同伴避難」*¹できる避難所かどうかを管轄の自治体に確認の上その情報をサイト上で追加すると、「同伴避難OK」または、「同伴避難NG」な避難所としてMAPに登録され、閲覧者に情報を共有することができます。また、既に登録されている40か所を超える施設で「同伴避難」が可能となっており、ご自身の最寄りの避難所が「同伴避難」可能な避難所かどうか確認することができます。

青森県と当社は、2019年10月に締結した動物愛護に関する連携協定に基づき、官民連携で推進する具体的な取組みの第一弾として、2020年5月よりペットの防災対策をわかりやすく伝える「ペットの防災」コンテンツを公開しております。東日本大震災では、ペットと一緒に避難することが周知されていなかったため、ペットと離れ離れになってしまい、その結果多くの放浪するペットが生まれてしまいました。この度の新コンテンツ追加は、3月11日で東日本大震災から10年が経とうとする今、改めて、青森県内のペット飼育者の防災に対する意識を高め、ペットと一緒に安全に避難するための備えを見直すための一助となることを目的としております。

MAP登録方法：
①避難所をMAPより選択
②自治体へペットとの同伴避難可否を確認
③ペットとの同伴避難可否を選択、任意で備考欄に詳細情報を入力
（例：同伴避難は犬猫のみ、小動物はNG など）
④入力情報確認後、送信
⑤（ペットの防災 FOR AOMORI 事務局にて）投稿情報を確認の上、地図上へのマッピング公開

今後も両者は、動物愛護に関わる社会課題の解決を目指し、互いの資源や知見を共有し、官民連携によるさまざまな取組みを通じて、青森県が掲げる「人と動物が共生する社会の実現」を推進してまいります。

「同伴避難」*^¹：
被災者が避難所でペットを飼養管理すること（状態）を指す。ただし、同伴避難についても、指定避難所等で飼い主がペットを同室で飼養管理することを意味するものではなく、ペットの飼養環境は避難所等によって異なることに留意が必要である。

■ご参考
・アイペット損害保険　ペットのための防災対策に関する調査 （2020年3月5日）
https://www.ipet-ins.com/info/24237/2019/

・「ペットの防災対策 FOR AOMORI」
https://www.ipetclub.jp/fun/aomori-bousai/
ペットとの避難の常識 まずは「同行避難」
http://www.ipetclub.jp/fun/aomori-bousai/article/doukouhinan
ペットと災害を乗り越えるために 今からできる基本の防災
http://www.ipetclub.jp/fun/aomori-bousai/article/kihon
青森県のペットと防災についての 各市町村問合せ先一覧はこちら
http://www.ipetclub.jp/fun/aomori-bousai/bousai-contact

関連リリース:
・青森県と初の動物愛護に関する協定を締結 （2019年10月23日）
https://www.ipet-ins.com/info/23026/
・青森県との動物愛護に関する連携協定に基づく取組み第1弾 （2020年5月27日）
「ペットの防災対策 FOR AOMORI」を公開
https://www.ipet-ins.com/info/24878/