犬・猫と暮らすHAPPY LIFE ペットと私の暮らしメモ

猫が体を掻く理由

もし猫が、突然体を掻く回数が増えたり、一心不乱に掻き続けていたら、なにかしらの異常があるのかもしれません。
猫が体を掻く原因や対処法について考えていきます。

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猫の皮膚病のよくある症状

猫の皮膚病のよくある症状

猫が皮膚病になったときはかゆがるだけではなく、毛が抜ける、体を舐める、かさぶたができる、油っぽくベタつく、発疹・赤みが出るなど様々な症状がでます。

このような症状を見逃さないようにしましょう。

 

かゆがる

猫はかゆいとき、後ろ足や前足を使って体を掻きます。肩や首、耳の後ろあたりがかゆいときには後ろ足で、目や口の周りがかゆいときには前足を使って掻くことが多いです。

また、体を舐めるのも「かゆみ」のサインです。特に、内ももやお腹は足が届かないので舐める場合が多いです。

このようなかゆがっている仕草を見逃さないようにしましょう。

 

毛がぬける

自宅の床に猫の抜け毛が束になって落ちていたことはありませんか?もし見つけたら猫の体を丁寧に観察してください。ごそっと毛が抜けている場所が見つかると思います。

もしかしたら飼い主さんが見ていない場所で毛が抜けるまで体を掻いているのかもしれません。

 

かさぶたができる

猫が体を気にしていた場所があれば、その部分をよく触ってください。小さくがさがさしたものが見つかることがあります。

それはかさぶたかもしれません。色は茶色から褐色で、盛り上がっていることが多いです。体の掻きすぎで皮膚が擦れてしまい血液が出てしまった結果、かさぶたができてしまいます。

 

毛が脂っぽく、ベタつく

猫の体質や病気によっては毛が脂っぽくなりベタつくことがあります。猫は背中から尾の付け根(特に背中側)を中心に脂の分泌腺が多く存在しており、特に去勢手術をしていない雄猫で顕著です。

脂が多いとワックスを使ったかのように、毛が束状に固ってしまいます。その部分はきちんとグルーミングができないため皮膚の状態が悪くなってしまいます。

 

発疹・赤みが出る

アレルギー性皮膚炎などかゆみが強い病気の場合、体を掻くだけでなく皮膚に発疹や赤みが出たりすることがあります。

体のどこにおきても不思議ではありませんが、特に多いのが顔(目や口まわりと、額部分)とお腹から内ももにかけてです。どの部分に出たかで病気の診断にもつながることがあるため記録しておくと良いでしょう。

 

体がかゆいサインと原因

猫の体がかゆいサインと原因

ノミやダニの寄生

ノミが寄生して皮膚の上を這うことや、ノミが血を吸う際の唾液にアレルギー反応を起こし、かゆくなります。

ノミ自体は小さくて発見しにくいですが、猫の体に付着するノミのウンチは比較的発見しやすいです。

黒い「C」の形をしていますので、猫がしきりに体を掻いていたら、探してみましょう。

 

カビ(真菌)、細菌の感染

猫の皮膚にカビ(真菌)や細菌が感染することがあります。皮膚糸状菌症という真菌は特に注意が必要です。

感染するとごそっと一部分だけ毛が抜けます。さらに他の猫や犬、人にも感染する怖い病気なので、猫が脱毛していたらすぐに受診しましょう。

治療法は、脱毛の範囲が小さければ抗真菌の薬用シャンプーで洗浄します。カビ(真菌)が広がっている場合は、シャンプーだけでなく抗真菌剤を服用する必要があります。

 

アレルギーによる皮膚炎

猫のアレルギーで多いのは、食物アレルギー、ノミアレルギー、花粉やほこりなど大気中の浮遊物によるアレルギーです。アレルギーによる皮膚炎は強いかゆみを伴います。

顔周りと、下腹部から内ももにかけ、左右対称に出ることが多いので、見つけたら病院へ連れて行きましょう。

これといった治療法はなく、アレルギーの原因となる物質を遠ざけることが大切です。

花粉やほこりなどが原因の場合には、完全に回避するのは難しいので、ステロイドや抗アレルギー薬を使用する場合もあります。

シャンプー好きな猫には薬浴が有効です。

 

精神的ストレスによる可能性も

猫はグルーミングでイライラを解消します。ストレスが多くなると、毛が抜けるまでグルーミングしてしまう場合もあります。

このときはかゆみはありませんが、飼い主さんからすると、皮膚がかゆいように見えます。皮膚病かストレスかを判断するのは簡単ではなく、皮膚病の可能性が否定されると「ストレスだろう」と判断されるケースが多いです。

ストレスの原因は猫によって違うため、同居動物との関係を見直す、遊ぶ時間を増やすなど、思い当たる方法を試す必要があります。

それでも解決しない時は、精神安定が期待できるサプリやスプレー、精神安定剤などを使うこともあります。

 

皮膚病にかかりやすい猫の種類

皮膚病にかかりやすい猫の種類

犬では、柴犬やシーズー、パグ等皮膚病にかかりやすいと言われている品種がたくさんあります。

一方、猫は犬ほどではないといわれています。

とはいえ全くないというわけではなく、たとえば、アビシニアンはアレルギー性皮膚炎が、メインクーンは食物アレルギー性皮膚炎、ペルシャやヒマラヤンは皮膚糸状菌症という皮膚の真菌感染を起こしやすいと言われています。

もちろんこの品種が必ずこの皮膚病になるというわけではなく、全ての猫がこれらの病気になることがあるので注意が必要です。

 

猫が皮膚病かもしれないとき

猫が皮膚病かもしれないとき

皮膚病の症状(かゆがる、毛がぬける、かさぶたができる、油っぽくベタつく、発疹・赤みが出る)を見つけたら早めに動物病院を受診してください。

皮膚病は皮膚がんなど一部の病気を除いて命に関わることは少ないですが、それでもかゆみが続くのは猫の生活の質が下がってしまいます。

また皮膚糸状菌症は猫同士でどんどん広がってしまう感染症であるだけでなく、人間にもうつる人獣共通感染症(ズーノーシス)です。そのため早期の治療が望まれます。

 

受診すべき状態は?

毛が抜けるほど舐めたり掻いたりする場合は、早めに動物病院へ行きましょう。
アレルギー性皮膚炎も、放置すると皮膚が剥けるまで掻いたり舐めたりする恐れがあるため、受診することをお勧めします。

 

チェックするポイント

猫の皮膚病をチェックするポイント

動物病院では緊張で猫はかゆみを忘れる場合があるので、飼い主さんが次のことをできるだけ伝えられるよう、確認しておきましょう。

 

  • いつから掻いているか
  • どこがかゆいか
  • どんな時にかゆがるか
  • かゆみの強さ(たまに掻く、掻き続けるなど)
  • かゆみが増す時期(春、夏、秋、冬など)

 

病院で行われる検査

病院で行われる検査

どんな猫の皮膚病も治す魔法の治療薬はありません。治療薬を決めるにはまず、皮膚病を起こした原因を診断しなければなりません。

猫の代表的な皮膚病には細菌や真菌、ニキビダニ、疥癬(かいせん:皮膚に寄生するダニの1種)の感染、アトピーや食物、ノミへのアレルギー、薬疹、天疱瘡と呼ばれる自己免疫性疾患、扁平上皮癌や肥満細胞腫と言った皮膚の腫瘍など様々です。

 

また副腎皮質機能亢進症という内分泌(ホルモン)の病気でも皮膚病を起こすこともあります。

このようにたくさんある猫の皮膚病を動物病院ではどのように診断するのでしょうか?

まずは皮膚の状態を目で見てどのような皮膚病が疑わしいかを判断します。皮膚の病変が起きている場所や特徴、かゆみの有無などを観察します。

 

また悪化する季節があるのか、それとも年中同じ程度なのかなど飼い主さんからの情報も合わせて総合的に判断します。

それでも判断ができない場合には色々な検査を行い、獣医師は診断を進めます。

 

代表的な検査としては、

  • 毛を数本抜いて顕微鏡で観察
  • セロハンテープを一度皮膚に貼り、剥がした後にテープを顕微鏡で観察
  • 特殊な紫外線を当てて毛を観察(ウッド灯)
  • 毛を特殊な培地に入れる真菌培養検査
  • 皮膚表面の瘡蓋を薄く削り顕微鏡で観察
  • 皮膚を一部円筒形にくりぬく病理検査(皮膚生検査)
  • どのような物質にアレルギーを持っているかを調べる血液検査(血清IgE)

 

などがあります。

 

猫の皮膚病の治療法は?

猫の皮膚病の治療法

先ほども書きましたが、どんな猫の皮膚病も治す魔法の治療薬はありません。この薬だけ飲んでおけば大丈夫、原因はわからないけど塗り薬を塗っておけば治る、というものはないのです。

 

  • 細菌感染ならば抗生物質
  • 皮膚糸状菌ならば抗真菌薬
  • ニキビダニや疥癬ならば外部寄生虫駆除薬
  • アトピー性皮膚炎ならばステロイドや免疫抑制剤
  • 食物アレルギーならば加水分解食や新奇蛋白食
  • ノミアレルギーならば外部寄生虫駆除薬
  • 扁平上皮癌や肥満細胞腫ならば外科手術

 

など、猫の皮膚病を治すには、皮膚病を起こした原因を診断しその病気に合わせて治療しなければなりません。

なお人間の薬には猫に有害なものもありますので、飼い主さんの皮膚病の塗り薬をとりあえず塗って様子を見ることだけは絶対にしないでくださいね。

 

皮膚病の治療費用はどれくらい?

皮膚病の治療費用はどれくらい?

皮膚病の治療にはいくらくらいかかるか?は、治療を受けるにあたり気になるポイントだと思います。しかしこれには適切な答えはありません。

なぜならどの皮膚病の治療をするかによって大きく異なるからです。膿皮症(単純な細菌感染)だけであれば2,000円~3,000円くらいですむ事が多いですが、アトピー性皮膚炎のように生涯治療が必要な病気の場合、金額もかさんでしまいます。

また扁平上皮癌のように手術が必要になるとこちらも高額になります。

皮膚病の治療が必要になる場合には、事前にかかりつけの先生に確認していただくのが良いと思います。

 

猫の皮膚病の予防方法

猫の皮膚病の予防方法

どうやったら皮膚病にならずにすむのでしょうか?残念ながらすべての皮膚病を予防する方法はないのですが、一部の病気は予防ができます。

ノミやマダニなどの外部寄生虫は完全室内飼育にする事で予防ができます。さらに予防薬を定期的に投与する事でより万全になります。

また、皮膚糸状菌症は基本的には猫同士の接触で感染するので、新しく猫を自宅に迎える際には皮膚病を持っていないかチェックすると安心です。

チェックが難しい場合には、動物病院で診察を受けても良いと思います。猫の小さな皮膚の変化は遠くから見ていては気が付かないものです。

皮膚病に早く気付くためには毎日のスキンシップや定期的なブラッシングがおすすめです。体をよく触ってあげて気になることがあれば、動物病院で相談してください。

 

まとめ

皮膚病は肝臓や腎臓、心臓などの内臓の病気とは違い外から見て分かる事がほとんどです。そのため飼い主さんが早期に気が付く事ができる病気とも言えます。

猫の皮膚病のサイン(かゆがる、毛がぬける、体を舐める、かさぶたができる、油っぽくベタつく、発疹・赤みが出る)を見逃さないようにするだけでなく、日頃から猫の体をよく触り皮膚の小さな変化に気付いてあげてください。

そうする事で皮膚病の早期発見・治療を行う事ができます。

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