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犬の白内障はここが怖い!早期発見の方法は?

公開日:2023.01.27 最終更新日:2023.05.11

愛犬と見つめ合ったときに、なんだか目が白っぽく見えることはありませんか?
それはもしかしたら、「白内障」の始まりかもしれません。
ワンちゃんの場合は、遺伝的に白内障になりやすい犬種もいるので、若齢であっても気をつけておく必要があります。

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白内障とは?

白内障とは?

目の中には「水晶体」と呼ばれる、ピントを調節するレンズのような部分があります。

白内障は、何らかの原因によって透明だった水晶体が白く濁って、視力が低下してしまう病気です。

加齢による白内障は多くの場合、数か月から数年かけてゆっくり進行していきます。

 

白内障にかかりやすい犬種は?

基本的に白内障はどんな犬種にも起こりますが、なりやすい犬種としては、

  • トイ・プードル
  • アメリカン・コッカー・スパニエル
  • ミニチュア・シュナウザー
  • ボストン・テリア
  • ビーグル
  • 柴犬
  • ミニチュア・ピンシャー
  • ジャック・ラッセル・テリア
  • イタリアン・グレーハウンド
  • シベリアン・ハスキー
  • などがあげられます。

     

    白内障は他の病気を併発する?

    白内障は視力が低下するだけではありません。

    進行すると、ぶどう膜炎や緑内障、網膜剥離、水晶体脱臼といった合併症を引き起こすことがあり、強い痛みが生じたり、ときには失明してしまうこともあります。

     

    白内障の症状

    白内障の症状

    白内障は混濁(こんだく)の程度によって4つのステージに分けられ、進行するにつれて症状も目立つようになってきます。

     

    初発白内障

    水晶体が少し濁った状態で、視力にはほとんど影響がありません。この段階で飼い主さまが気付くことはなかなか難しいです。

     

    未熟白内障

    混濁が少しずつ広がってきて、視界がぼやけるなどの症状がではじめます。

    暗い場所は目が見えにくくなるので、夜のお散歩など暗い場所で動くのを嫌がるようになります。

     

    成熟白内障

    飼い主さまが見ても分かるくらいに、水晶体全体が白く濁ってきます。

    視力も明らかに低下し、物にぶつかる、動きたがらない、目が見えない不安から攻撃的になるなどの症状がみられます。

     

    過熟白内障

    白内障の最終段階で、目の中の炎症や様々な合併症が起こる可能性のある危険な状態です。

    水晶体が溶け出して一時的に混濁がなくなることがありますが、白内障の状態ですので注意しましょう。

     

    白内障の原因

    白内障の原因

    白内障は、加齢、遺伝、外傷、糖尿病、白内障以外の目の病気など、さまざまなことが原因となって起こります。

    糖尿病性の白内障は、糖分を代謝する際に水晶体の中のタンパク質が変性することで起こります。

    ワンちゃんでは糖尿病の発症から数か月で白内障が起こるともいわれているので、早期に血糖値をコントロールして合併症を防ぐことが大切です。

     

    白内障の治療法

    白内障の治療法

    白内障を完治させて視力を回復するには、濁った水晶体を取り除いて人工レンズを入れる手術が必要となります。

    手術を行わない場合は、点眼薬やサプリメントで白内障の進行を遅らせます。

    重度の合併症になった場合は、視力の回復が望めないため、手術を行うことが妥当ではないことがあります。獣医師に状態を見てもらいましょう。

     

    白内障の疑いがあるときの対処法

    白内障の治療法

     

    白内障かどうかの確認方法

    白内障は外見だけでは診断できず、特殊な機械を使って目の内部を観察する必要があります。

    加齢によって生じる「核硬化症」でも目が白く濁って見えることがあるので、白内障との鑑別が必要です。

    核硬化症は視力に影響は出ないため、治療の必要はありません。

    ワンちゃんの目が濁っているかも?と感じたら、まずは動物病院で詳しい検査を受けるようにしましょう。

     

    普段の生活では何に気をつけるべき?

    白内障と診断された場合は、まずおうちでできる対策を行いましょう。

    ワンちゃんは自分の行動範囲であれば、視力に頼らなくても記憶やにおいである程度動くことができます。

    ワンちゃんが生活しやすいように、お部屋の模様替えやお散歩コースの変更は避けましょう。

    ぶつかりそうなものは撤去し、段差なども極力なくしてあげると良いですね。

    また、目が見えないと急に触れらたり抱っこされた時に驚いてしまうので、声をかけてからスキンシップをとるようにしましょう。

     

    白内障の予防策は?

    白内障の予防策は?

    白内障を完全に予防することは難しく、初期の段階では視力もそこまで落ちないため、症状に気付くのも遅れがちです。

    普段から愛犬としっかりアイコンタクトをとったり、定期的に健康診断を受けて、なるべく早期に発見できるようにしましょう。

    そして暗い場所で動きたがらない、物にぶつかるなどの初期症状に気が付いたら、早めに動物病院を受診しましょう。

     

    まとめ

    まとめ

    いかがでしたか?白内障は予防が難しい病気ではありますが、早期に発見することで進行を遅らせることや、手術をして視力を取り戻せる可能性もあります。

    また、ワンちゃんはもともと視覚よりも嗅覚や聴覚が発達しているため、多少視力が低下しても問題なく生活をすることができる動物です。

    手術を選択しなかったとしても、点眼薬やサプリメントで進行を緩やかにしながら、上手に付き合っていくこともできます。

    まずは白内障の原因となる病気の予防や健康診断など、できることをしっかり行いつつ、気になる症状が出ていないか確認するようにしましょう。

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