犬がスイカをほしがったら?正しい与え方と注意点
暑い日に食べたくなる、みずみずしくて甘いスイカ。基本的には犬も食べられます。
しかしまれに、食べると痒みや嘔吐、下痢などの症状がでる、スイカアレルギーの犬もいます。アレルギーがある場合は絶対に与えないでください。
また、スイカアレルギーでなくても、オナモミ、ヨモギ、ブタクサ、ニワトコ、ニンジン、ウリ科のアトピーをもつ犬は症状がでることがあります。
アレルギーを起こす動物タンパク質に、近い種の動植物のタンパク質にもアレルギー反応を示す、交差性アレルギー反応というものです。
たとえば、スイカアレルギーの犬がニンジンを食べたとき、決まってアレルギー症状がでるわけではありません。しかしアレルゲンのレベルを上げてしまうことになるため、食べさせるのはやめましょう。
また、アレルギーの有無に関わらず初めてのものは少量ずつ与え、体調の変化がないか様子を見てください。
1.犬にスイカを与えるときは、常温のものを少量ずつ与え、様子を見る
2.消化不良を起こし下痢になることがあるので、種や皮は与えず、食べ過ぎに注意
3.良かれと思って与えたり、うっかり落とした食べ物が、愛犬の健康を脅かすことがある
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犬にうれしい成分はあるの?
スイカの利尿作用に注目し、腎臓が弱い犬に良いと言われることもありますが、腎不全ではカロリー摂取も必要です。
他の栄養分も摂れるよう、スイカで満腹にしないように注意してください。
また、90%が水分から成るため、水をあまり飲まない犬への水分補給にスイカをあげる人もいますが、あくまでおやつとして考えたほうが良いでしょう。
どうやってあげればいいの?
消化不良を起こすことがある固い種や皮は避け、果実の赤い部分をひと口サイズに切って与えます。
その際、お腹を冷やさないよう、常温のものにしましょう。
スイカは甘いので喜んで食べる犬が多いですが、食べすぎは下痢のもとになりますので注意しましょう。
まとめ
人間の食べ物を良かれと思って与えてしまうと、犬の健康に影響を与える可能性もあります。
犬の周りにはさまざまなリスクが潜んでいるといえるでしょう。
日ごろから犬の様子をよく観察して、少しでもおかしいなと思ったら、すぐに動物病院を受診するようにしたいですね。
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