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猫の歯磨きは必要?歯磨きの方法とコツを解説

公開日:2023.06.20 最終更新日:2023.06.19

歯磨きを嫌がるネコちゃんもいるかもしれませんが、歯磨きは、人間だけでなくネコちゃんにとっても日々の大切なケアの一つです。
ここでは、ネコちゃんに歯磨きが必要な理由やコツを紹介します。

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猫の歯磨きの必要性

猫の歯磨きの必要性

野性のネコ科動物は、鋭い歯がハサミのように噛み合う構造になっています。

そのため汚れがたまりにくく、多少の汚れは肉を食べることで落ちるため、歯磨きをしなくても歯のトラブルが起きることは少ないと考えられています。

では、毎日キャットフードを食べているネコちゃんはどうでしょうか?

キャットフードは、食べかすが口の中にたまりやすいため、歯磨きは必要なケアといえます。 

 

病気などのリスク

口の中の汚れを放置すると歯垢になり、歯垢は歯石になり、歯周病に発展します。

ドライフードに比べてウェットフードは歯周病を起こしやすいという報告もあるので、ウェットフードを主食にしているネコちゃんは特に注意が必要です。

歯周病が重症化すると、あごの骨が溶けて歯が抜けてしまうこともあり、ネコちゃんの生活の質を落としてしまいます。

歯周病は口の中だけの問題ではなく、心臓病や腎臓病の発症リスクを高めると考えられています。

特にネコちゃんは慢性腎臓病になりやすいので、予防意識を高く持つ必要があります。

 

どのくらいの頻度で行うべき?

毎日、歯磨きをしてあげることが理想ですが、週に2~3回を目安にしましょう。

ネコちゃんの場合は、1週間も経たないうちに歯垢が歯石になってしまいます。

歯石は歯磨きでは取り除くことができないので、歯垢のうちに歯磨きをしてあげましょう。

 

歯磨きで揃えたい道具

歯磨きで揃えたい道具

歯磨きに必要な道具は、歯磨きシート、ガーゼ、ネコちゃん用の歯ブラシ、歯磨きペーストです。

ネコちゃんは口も歯も小さいので、専用のヘッドが小さい歯ブラシを使わないと、きれいに磨くことができません。

歯ブラシの形状にはさまざまな種類があるので、飼い主さまが使いやすく、ネコちゃんが嫌がらないものを選びましょう。

歯磨きペーストには、ネコちゃんが好む味がつけられているので、好みのものを探してみましょう。

歯磨きをしてあげられないときは、デンタルケアができるフードやおやつ、サプリ、おもちゃなどを取り入れることもおすすめです。

 

猫の歯磨きの手順

猫の歯磨きの手順

口周りを触れられることが嫌なネコちゃんも多いので、歯磨きの前に口周りを触れることからはじめましょう。

 

STEP.1 口を触る

まずは歯ブラシを持たずに、口を触る練習をしましょう。

ネコちゃんがリラックスしているときに、顔や口周りを触ります。

口をめくって歯を見せてくれるようになったら、次のステップに進みます。

 

STEP.2 歯を触る

指に歯磨きシートやガーゼを巻いて、歯と歯茎を触ってみましょう。

ネコちゃんが好きな味の歯磨きペーストや、ささみのゆで汁などをつけて触るのもおすすめです。

奥歯にいくほど嫌がる傾向があるので、前歯から始めて、犬歯、奥歯の順に触っていきましょう。

 

STEP.3 歯磨き

ここまでできるようになったら、いよいよ歯ブラシの登場です。

歯ブラシを軽く歯にあてる練習から始めます。

慣れてきたら、前歯、犬歯、奥歯の順に磨いていきましょう。

歯ブラシは歯に対して45度の角度であてて、力を入れすぎず、毛先で歯と歯茎の間の歯垢を掻き出すように優しく磨きましょう。

奥歯は歯垢がつきやすいため、しっかり磨いてあげます。

奥歯を露出させるのが難しい場合は、口を閉じたままでも口の端から歯ブラシを入れると磨くことができます。

きちんと汚れが落ちているか不安な場合は、動物病院で確認してもらいましょう。

 

猫の歯磨きのコツ

猫の歯磨きの成功のコツ

永久歯が生えそろう生後6か月頃までに、歯磨きに慣れさせることがコツです。

ネコちゃんが嫌がる場合は動物病院に行きましょう。

無理に続けてしまうと、歯ブラシを見ただけで逃げ出してしまう、飼い主さまとのスキンシップを避ける場合があるので注意が必要です。

ネコちゃんのペースに合わせて練習し、今日は右側だけ、明日は左側だけなど、1回の時間を短縮することで続けやすくなります。

歯磨きが終わった後は、たくさん褒めてあげましょう。

 

猫の歯磨きをする際の注意点

猫の歯磨きをする際の注意点

歯磨きを嫌がるネコちゃんは多いですが、口の中に痛みがあるせいで触られるのを嫌がっている可能性もあります。

口臭、よだれ、歯肉の赤みや出血、くしゃみ、顔の腫れなどの症状がみられたら、動物病院で口の中の状態を確認してもらいましょう。

 

まとめ

歯磨きを習慣にできれば、口内環境を清潔に保てるだけではなく、慢性腎臓病などのリスクが低下しネコちゃんの健康を促進することにもつながります。

ネコちゃんが慣れてくれるまであせらずに練習を続けましょう。

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