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日ごろのスキンシップの習慣に!犬の耳のお手入れ

公開日:2019.07.29 最終更新日:2023.05.13

愛犬の耳のお手入れは、定期的にされているという方も、おうちでは一度もしたことがないという方もいらっしゃると思います。
耳の汚れ方は犬種や環境によって大きく変わってきます。ここでは、正しい耳のケアについてご紹介したいと思います。

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耳掃除は必要?

耳掃除は、やみくもにやればいいというわけではありません。すでにきれいな状態の耳を掃除しすぎてしまうと、かえって炎症を引き起こしてしまうこともあります。実は耳には、耳垢を奥の方の鼓膜に近いところから外に向かって送り出す、「自浄作用」というものがあるんです。なので、トラブルのない正常な耳では、積極的に掃除をしなくても耳垢は自然に排出されます。

 

また、真っ黒い耳垢がみられたり、耳が赤くなってかゆがっているなどの症状がみられる場合は、何らかの原因で外耳炎が起こっている可能性があります。おうちでお手入れをする前に、動物病院に相談しましょう。

 

おうちでお手入れをする場合

耳掃除用のイヤークリーナー(洗浄液)と、拭き取るためのコットンを準備します。綿棒を使うのは、耳垢を奥に押し込んでしまったり、耳の中を傷つけてしまう可能性があるので避けましょう。

 

まずは洗浄液を耳に入れ、耳の根元を指で揉むようにしてマッサージし、奥の方の耳垢や汚れを浮かせます。汚れが目に見えるところまで浮き上がってきたら、それを洗浄液ごとコットンで拭き取ります。強くこすらず、押さえるように拭くのがポイントです。洗浄液を入れるのを嫌がる場合は、目に見えている部分を拭いてあげるだけでも十分です。

 

定期的にチェックを!

ダックスフンドやラブラドール・レトリーバーなどの垂れ耳の犬は、耳の中が蒸れて菌が繁殖しやすい状態にあります。特に湿度の高い夏場は、定期的に耳をめくって、汚れていないかチェックしてあげましょう。

また、外耳炎は皮膚のトラブルと一緒に起こることがよくあるので、アレルギーやアトピーなどで皮膚に症状が出ている場合は、合わせて耳もチェックできるといいですね。

 

耳掃除を嫌がる子は多いので、特にお耳にトラブルがない場合は無理にする必要はありません。もし大人しくお掃除をさせてくれたら、ご褒美をあげるようにすると、耳掃除に良い印象を持ってくれるかもしれません。

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