愛犬は今どんな気持ち?仕草で読み解く犬の気持ち
言葉の話せないワンちゃんと暮らしていくうえで大事なコミュニケーションの1つになるのが「仕草」です。
実は犬の世界には共通のボディーランゲージのようなものがあり、ワンちゃん同士もそれで気持ちを伝えているとされています。
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ずっと一緒に暮らしてるんだから、「この子の言いたい事くらい分かるわ♪」と感じている飼い主さんも、ワンちゃんの仕草の持つ意味をちゃんと理解してあげることで、コミュニケーションがさらにスムーズになるはず!
そこで今日は、ちょっと誤解しやすいワンちゃんの仕草と気持ちをいくつかご紹介します。
視線をそらされた?
ワンちゃんとアイコンタクトを取ると、オキシトシンというホルモンが分泌されることが知られています。これはお母さんと赤ちゃんが触れ合う際にも分泌されるもので、「幸せホルモン」とも呼ばれています。
ワンちゃんと見つめ合うのは、とっても良いことなんですね!
でもワンちゃんにとって相手と視線を合わせることは、時に敵意を意味することもあるんです。
特にはじめて出会うワンちゃんと正面からじっと見つめ合っている場合は、お互い「視線をそらしたら負け!」と感じている緊張状態である可能性があります。そのような状況で視線をそらすのは、「敵意はありません」という意思表示なんですね。
もし飼い主さんがじっと見つめているときに視線をそらされたら、「あなたに敵意はないので、そんなにじっと見ないでください」という気持ちの表れかもしれません。
こんなときにあくび?
飼い主さんが大きな声を出したときや動物病院に連れて行ったときなど、本当は緊張するはずの場面で、ワンちゃんがあくびをしているのを目撃したことはないですか?
あくびなんかしてのんきだなぁと感じるかもしれませんが、その裏にはどんな意味があるでしょうか?
実はこのあくび、ワンちゃんが不安やストレスを感じているときに行う「カーミング・シグナル」という行動の1つなんです。
緊張を和らげるために行う仕草のことですね。あくびをすることで、大声を出す飼い主さんに向けて「まあまあ、少し落ち着いてよ」と伝えたり、病院で緊張している自分に向けて「リラックス、リラックス」と言い聞かせているんですね。
他にも、鼻先をペロッとなめたり、地面のにおいを嗅いだり、体を掻くといった仕草も、カーミング・シグナルとしてやっている場合があります。
待ち伏せ?
お散歩中、向こうから知らないワンちゃんが歩いてくるのを見て、突然伏せをしたまま動かなくなってしまうことがあります。
これは襲いかかってやろうと待ち伏せしているわけではなく、向かってくるワンちゃんに対して、「怖がらないで、友達になろうよ!」というサインを送っていると考えられます。
特にお腹を地面につけたままお尻を高く上げてしっぽを振っているときは、「早く新しい友達と遊びたくて仕方がない!」といった気持ちです。
喜んでいるわけじゃない?
しっぽを振ってこちらを見つめているワンちゃん。近づいて挨拶してみよ~と思って手を出したら、突然の唸り声!という経験はありませんか?ワンちゃんが「しっぽを振っている=喜んでいる」と思われがちですが、振り方によってはマイナスの感情を表していることもあるんです。
しっぽを大きくぶんぶん振り回すように振っているときは、「嬉しい!楽しい!」という気持ちが多いです。
でも、しっぽをピンと高く掲げたまま小刻みに振っているときは、「それ以上近づいてほしくないよ!」という警戒の合図である場合があります。それに気づかずワンちゃんに近づいてしまうと思わぬ事故につながることもあるので、注意が必要です。
ワンちゃんの仕草には、私たちが思っている以上に色々な意味がありそうですね。もちろん、ただ眠たくてあくびをすることもありますし、ただ歩きたくなくて伏せをすることもあります。
周りの状況やほかの仕草も合わせて観察して、ワンちゃんの本当の気持ちを察することが大切です。
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