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ワンちゃんにチョコレート、何でダメなの?

こんにちは!アイペット損害保険 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
もうすぐバレンタインですね♪沢山のチョコレートを買ったり、作ったりと忙しいこの時期。実は動物病院も大忙しなのです。
ワンちゃんとチョコレート
バレンタインの時期はチョコレートの異物誤飲の事故が多いのです。動物病院では1月の下旬から『チョコレートを食べてしまった!』というご相談を数多くいただきます。
ワンちゃんにチョコレートを食べさせてはいけないことは、ご存知の方が多いと思います。しかし、知っているだけでは防ぐことはできません。
「知ってるけど・・・」から「絶対に食べさせないためには!」へ変えていきましょう。

異物誤飲の年齢別ランキング

異物誤飲の発生割合
 【調査概要】
 調査対象:アイペットご契約者さまである犬飼育者
 調査期間:2016年1月1日~12月31日
 調査方法:アイペット損保にご請求いただいた請求データ
この結果によると、異物誤飲をしやすい年齢は弱齢の傾向があることがわかります。しかし、年齢が上がっても発生がなくなることはないため、全ての年齢で気をつける必要があります。

チョコレートは何でだめなの?

ダイエットにもチョコレートと言われるくらい、人にとっては健康にも良いチョコレートですが、ワンちゃんにとってどのような害があるかはご存知でしょうか?
チョコレート(カカオ)に含まれるテオブロミンやカフェインがワンちゃんにとって危険な成分です。そのため、カカオ含有量が多いダークなチョコレートほど危険です。
症状は一般的に、摂取後1-6時間の間に現れ、最悪の場合、命に関わることがあります。また、脂肪分が多いチョコレートだと、膵炎という別の病気を引き起こしてしまう可能性もあります。
もしチョコレートを食べてしまったら・・
・お家に帰ったらチョコレートの包み紙がボロボロになっている!
・作っていたチョコレートが目を離した隙になくなっていた!
など、もしチョコレートを食べてしまった場合は以下を実践して下さい。

愛犬の状態を確認する

チョコレート中毒による症状は「嘔吐」や「神経症状(動きがおかしい、痙攣)」などです。もし症状が見られる場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

食べたもの、量を確認し、動物病院に連絡する

「いつ、どんなチョコレートを、どのくらいの量食べたか」をなるべく正確に把握しましょう。 それを元に、動物病院に連絡をして指示を仰ぎましょう。
※ご自身で吐かせるなどの処置は危険ですので実施しないように!
異物誤飲を防ぐためには
チョコレートに限ったことではありませんが、事故を予防するには日ごろからの注意が必要です。
おうちの中は実は異物になりうるものがいっぱい!対策と合わせて確認してみましょう。
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社

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