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今こそ気を付けたい『中毒』身近な植物も危険かも?!

こんにちは!アイペット損保 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
最近ではおうち時間を充実させるために、家庭菜園を始めたり、観葉植物を飾ってお部屋をアレンジしている方も多いのではないでしょうか。
でもちょっと待って!もしかしてその中には、ワンちゃんにとって危ないものが含まれているかも。 今回は今こそ気を付けたい「中毒」についてお伝えします。
身近な植物にも危険が!
例えば家庭菜園で育てているトマトの葉っぱ
赤いトマトの実は食べても問題ないですが、葉っぱや茎にはワンちゃんに中毒を引き起こす成分が含まれています。
ワンちゃんとトマト
トマトの収穫時期に、ワンちゃんと一緒に楽しく収穫していたら葉っぱをパクっということがないように気を付けましょう。
きれいな植物には毒がある
お部屋での時間をもっと快適に過ごしたいと思って飾った観葉植物。そこにも危険は潜んでいます。
ワンちゃんと観葉植物
例えば初心者にも育てやすいポトスやアイビー、モンステラといった可愛らしい植物たちも、ワンちゃんにとっては毒物になります。
どうしても観葉植物を置きたいときは、ワンちゃんが来ないお部屋に飾ったり、ジャンプしても届かない位置に置きましょう。
ワンちゃんに危険なポトス、アイビー、モンステラ
もし中毒になってしまったら
中毒物質にもよりますが、下痢や嘔吐などの消化器症状やけいれんなどの神経症状がでることがあり、最悪死に至ることも
中毒物質を飲み込んでしまったら、時間との勝負!!すぐさま動物病院に連れていき、まずはなんとか胃の中から出すための処置をします。 そのあとは毒物をなるべく早く体の外に出せるように、毒を吸着してくれるようなお薬を飲んだり、点滴などをしていきます。
しかし、これらはあくまで対症療法。中毒治療は長丁場になります。なんとか窮地から脱しても、退院できるまでにはしっかり様子を観察しながらの入院が必要になってしまいます。

中毒をおこさないために

ご存じのとおり、中毒は「食べなければ起きない」ものです。
みなさん承知のとおりなのですが、それでも中毒で動物病院に運び込まれる子は後を絶ちません。
その一番の原因は飼い主さんの「油断」です。
「目を離した瞬間に」「うっかり置いておいたら」パクっとやられてしまうのです。
改めて、ワンちゃんに危険が及ぶものがお家の中にないか総点検してみましょう!
『異物誤飲』対策
今回お伝えした中毒はもちろんのこと、ワンちゃんが口に入れると危ないものは他にもたくさんあります。
こちらもチェックしておきましょう!
今日から始める異物誤飲対策
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社
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