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ワンちゃんのための快適で優しいお部屋づくり★

こんにちは!アイペット損保 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
たまにはお部屋を模様替えして気分をリフレッシュ♪という方もいらっしゃると思います。 せっかく模様替えをするのであれば、ワンちゃんにとっても快適な空間を増やしてあげたいところです。
そこで今日は、ワンちゃんに優しいお部屋づくりをご提案したいと思います!
こんなことができるかも

床と段差

床を滑らないようにすることは、ワンちゃんと一緒に暮らすうえでの基本です。 室内飼育であれば、ワンちゃんは一生のほとんどの時間を床の上で過ごします。だからこそ、床材にはこだわってあげたいものですね。
床材を丸っとかえるような大改装をしなくても、滑り止めマットを敷くだけでも違います。吸着タイプのタイルマットは、お掃除の時にもズレにくくておすすめです。 廊下を走って玄関まで家族を出迎えに来てくれる子であれば、廊下だけでもマットを敷いてあげると足腰への負担を減らすことができます。
マット
また、ワンちゃんは体重の6割以上が前足にかかっているので、普段からやや前のめりの姿勢で生活しています。 なので階段を上るのは得意だけど、下りるのはちょっと苦手です。階段にはスロープを設置してあげる、または上らせないような対策をして事故を防ぎましょう!

サークルやクレートの置き場所

サークルやクレートの置き場所が快適であれば、ワンちゃんもさらにくつろげるようになります。 直射日光やエアコンの風が直接あたらなくて温度変化の少ない、明るい場所がベストです。
日当たりの良いところは、夏場のお留守番の時に熱中症になってしまう危険も。 窓際にサークルやクレートを置いている場合は、レースのカーテンを付けたりして直射日光を防ぐようにしましょう。

スペースの活用

戸建てのおうちでは、階段の下にちょっとしたスペースや収納があったりします。 そこにワンちゃんのサークルやクレートを置いて隠れ家をつくってあげると、おうちの中も少しスッキリします。
ワンちゃんにも一人になりたい時がありますし、狭い空間だと落ち着ける子も多いです。 余っているスペースがない場合は、ウォークインクローゼットの中にクレートを忍ばせるのも良いですね。
クレート
さらに、サイドテーブルの下がハウスにできるという優れものインテリアもあるようです。 ベッドの横に設置すれば、小物を置けて下には最愛のわんこが眠っているという夢のような生活が実現できます!
ワンちゃんのニーズを知ろう
どんな環境を快適と感じるかは、犬種や性格によっても変わってきます。 うちの子のニーズに合わせた環境づくりをすれば、さらに信頼される飼い主さんになれるはず!

シニアわんこがいるおうち

ワンちゃんは私たちが思っている以上に、嗅覚や体で覚えている感覚を頼りに生活しています。 シニアではそのような感覚が低下してくるので、大幅な模様替えは控えるようにしましょう。
また、食器を少し高さのある台に置いたり、滑り止めマットを敷いてあげると、首や足腰への負担が減ってごはんを食べやすくなります。 傾斜がついているフードテーブルなどもあるので、うちの子に合わせて選んであげましょう。
フードテーブル
シニアになるとあまり動きたがらない子も増えてくるので、よく寝ているお気に入りの場所や通り道に、水飲み場を増やしてあげましょう。 シニアでなくてもお水は複数個所に置いておくと、災害時などすぐには家に帰れない!という時にも安心です。

愛玩犬がいるおうち

トイ・プードルやチワワといった「愛玩犬」のお仕事は、とにかく思いっきり可愛がられることと、吠えて危険を知らせることです。 なので甘え上手なだけではなく、少しの刺激や音に反応して吠えやすいという特徴があります。外が見えたり音がよく聞こえるとさらに吠えやすくなることもあるので、窓にブラインドを付けるなどの工夫をすると良いかもしれません。

日本犬がいるおうち

柴犬などの日本犬は、「犬は外」が基本だった頃の日本人の生活様式にあわせて誕生した犬なので、外でプライベートな空間を確保して生活するのを好みます。
なので、生活様式が変化しておうちの中で朝から晩まで飼い主さんがべったり、という生活にあまり馴染めない日本犬さんもいらっしゃいます。 そんな子には自由に出入りできて、ひとりで過ごせる空間をつくってあげると、ストレスを減らせるかもしれません。
みなさまも今一度おうちの中を見渡して、もっとこうした方がワンちゃんも快適になるかも?というポイントを見つけてみてくださいね!
間取り図でチェック!
お部屋の中に危険が潜んでいるかも?!
ワンちゃんが誤飲しないためにも、おうちの間取りと照らし合わせて危険なものをチェックしておきましょう。
異物誤飲
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社
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