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うちの子はどんな体型?ワンちゃんのダイエット方法!

こんにちは!アイペット損保 獣医師チームです。
このメールでは『今日から実践できる』獣医視点での飼い方情報を毎月お伝えしていきます!
季節ごとの旬な食材を食べるのは、何よりの楽しみですよね。すると隣からワンちゃんの熱視線。飼い主さんが根負けして思わずちょっとおすそわけ。それが積もり積もってワンちゃんはぷくぷく…なんてことはよく聞く話です。
今回はそうならないように、今から始められる『ワンちゃんのダイエット方法』をお伝えします。
みんなのワンちゃんどんな体型?
ダイエットのその前に、ワンちゃんが今現在どのような体型なのか把握することが大切です。
ちなみにみなさんの結果はこのようになっています。
ワンちゃんの体型に関するアンケート結果
どうやらダイエットが必要な子も結構いらっしゃるようですね。
上から見て、くびれが、「少しあるかな。」 わき腹を触って、肋骨が、「んー、あぁ、あるある。」 くらいが適切な体型です。
でも難しいので、動物病院でチェックしてもらえると一番ですね。
まずは家族で意識を共有!
自分があげていなくても、家族の誰かがおやつをあげているというのはよくあるパターンです。まずは家族全員で、うちの子は太っている!という事実を受け止めてあげましょう。
肥満は万病のもとです。心臓病や膵炎、足腰への負担などのリスクになり、最終的に苦しむのは飼い主さんではなく、ワンちゃんです。 この子がこれからも元気で健康に長生きしてくれるためには、本当の愛情を注がないといけないんだということを“みんな”で再認識しましょう。
ダイエットは「ゆっくり」が基本
ワンちゃんのダイエットは食事制限が基本です。しかし、急にごはんをがっつり減らしてしまうのは大変危険です!
人でも同じですが、栄養バランスが崩れて体調不良になってしまったり、空腹でイライラして人や物に八つ当たりしてしまったりと、さまざまな問題が起こるかもしれません。
少しずつ、ゆっくりとを合言葉にしてダイエット計画を立てましょう。動物病院で先生と計画を立てられるとなお良いですね。
最初はここから!
「人の食べ物は与えない」
人の食べ物はワンちゃんにとって、塩分も脂肪分も糖質も多すぎる危険物質です。 人の食べ物をもらっているのであれば、まずは今日からワンちゃん用のおやつに変更しましょう。
食べ物を見つめるワンちゃん
ワンちゃんは「量よりも回数」
ダイエットのためには、なるべくおやつを減らしたいところです。でもおやつはしつけの時などにご褒美としてあげなくてはいけない時があります。
ではどうしたらよいかというと、「1回の量を減らして、回数はそのままにする(または増やす)」ことです。ワンちゃんはもらう量よりも回数が増えることで満足度が上がります。
もし今、指1本分のジャーキーを1日3回あげていたとしたら、それを5から6分の1にして、回数を5回に増やしてあげても、結果的にはおやつを減らすことができて、ワンちゃんも満足できて無理なくカロリーオフできますね。
おやつの回数と量
また、ごはんを調整する際にも同じことが言えます。
例えば1日2回あげていて、1日量100gを90gにしたいとした時、
1回50gずつ/1日2回 ⇒ 1回30gずつ/1日3回
にしてあげることでワンちゃんからの不満を抑えやすくなります。
ごはんの回数と量
無理しないくらいが丁度いい
「適度な運動」
ワンちゃんがお太りのまま、激しい運動でダイエットしようとすると、自分の重みで足腰に負担がかかって関節を傷めたり、体がついていかず捻挫や骨折をしてしまったりと大変なことになることも。
お太りのときはワンちゃんの様子を見ながら、気晴らし程度の運動をこころがけましょう。ワンちゃんと楽しく、無理のない安全なダイエットに取り組んでくださいね!
【発行・編集】アイペット損害保険株式会社
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