レトリーバー

レトリーバー

「獲物を回収運搬する犬」という意味であるレトリーバーは、利口で飼い主に忠実であり、大変働き者です。そのため、古くから使役犬として人気があり、現在でも大型犬の代表といえる犬種です。性格も大変優しく、他の犬や小さい子どもとも仲良くできるので、家庭犬にも向いています。皮膚腫瘍などにかかりやすい傾向がありますので、日ごろからブラッシングをするなどして異変に気付いてあげる必要があります。

レトリーバーのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成犬

  • 股関節形成不全
    股関節を形成している骨盤の骨と大腿骨がかみ合わなくなり、関節に炎症が起こって痛みが出ます。犬では大型犬に多く、遺伝や成長期に骨の発育がうまくいかないことが主な原因です。歩く時に腰が左右に振れたり、階段の上り下りを嫌がったりします。
  • 外耳炎
    耳の穴から鼓膜までの外耳に炎症が起こります。原因は細菌、真菌、寄生虫、アレルギーなど様々で、耳が垂れている子や耳が蒸れやすい夏場に多くみられます。耳をかゆがったり、頭を振ったり、においが出てきたりします。
  • 皮膚炎
    細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。

成犬~

  • 血管肉腫
    血管から発生する悪性腫瘍で、脾臓に一番多くみられます。他にも心臓、皮下組織、肝臓などに発生し、肺をはじめとして転移も多くみられます。血管肉腫は非常にもろく、少しの衝撃で破裂する危険性があります。
  • リンパ腫
    リンパ球という細胞が何らかの原因で腫瘍化して増えてしまう病気で、しこりをつくる場所によっていくつかの型に分けられます。犬では体表のリンパ節が腫れる「多中心型」が最も多く、発熱や食欲不振などがみられることもありますが、症状がでないことも多いです。
  • 皮膚腫瘍
    皮膚にできる腫瘍には、良性のものから悪性のものまで様々あります。品種によってできやすい腫瘍もありますが、基本的にはどんな犬猫でも注意するべき病気です。
  • 犬種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

レトリーバーの保険金請求事例

皮膚炎(大型犬)の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢 4歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 6,000
合計 10,500
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
7,350円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
3,150円
お客さま負担額
10,500円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

股関節形成不全の場合

腰を振るように歩くため、気になって病院に連れて行きました。検査の結果「股関節形成不全」と診断され、歩くときの痛みを減らす手術を行いました。

年齢 2歳 内容 手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(5泊6日) 27,000
検査 30,000
全身麻酔 32,000
手術 330,000
点滴 9,000
処置 12,000
注射 13,000
お薬 5,000
合計 458,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
321,160円
「うちの子ライト」補償額
412,920円
お客さま負担額
137,640円
お客さま負担額
45,880円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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レトリーバーの特徴

歴史

ゴールデン・レトリーバー
起源は明確になっていませんが、19世紀初頭にイングランドやスコットランドで猟がゲームとして盛んになり水中でも陸上でも機敏に動ける鳥狩猟犬が求められるようになりました。そこで、セターやウォーター・スパニエル、カーリーコーテッド・レトリーバーなどを交配して、作られたと考えられています。1913年以降イエロー・レトリーバーとも呼ばれていましたが、1920年にゴールデン・レトリーバーに統一されました。

ラブラドール・レトリーバー
起源ははっきりとしていませんが、19世紀の初頭にイギリスへ送られてきたのがヨーロッパへ紹介された最初だと言われています。長い間ラブラドル半島で魚網からこぼれた魚を集めたり、魚網を引く仕事に従事していました。泳ぐことが得意な犬種として猟師から重宝されていました。 現在では警察犬や盲導犬としても広く活躍しています。

フラットコーテッド・レトリーバー
ラブラドール・レトリーバーとニューファンドランドを基礎に他の犬種も加えて改良を重ね、イギリスで完成しました。水中での鴨の運搬、陸上での獲物の回収など水陸両用犬として活躍しています。ショーに初めて登場したのは1860年で20世紀の初めに多大な人気を集めました。

容姿

力強くバランスが取れた逞しい体型です。後ろ足は特に筋肉がよく付いていて、尾は太いです。頭は幅があり、耳はやや後方に位置し、頬に沿って垂れています。

・ゴールデン・レトリーバー
柔らかい、ゴールドに輝く毛が特徴で、色はゴールドまたはクリームです。

・ラブラドール・レトリーバー
ウェーブのない短くて厚い毛をもち、色はブラック、イエロー、チョコレートです。

・フラットコーテッド・レトリーバー
胸の周り、四肢の後ろ側、お腹の毛は羽毛のようにふわふわしています。色はブラックまたはレバーです。

レトリーバーの飼育のポイント

大変利口でもの覚えがよく、飼い主さんにも忠実です。与えられた仕事に大変熱心に取り組むため、色々な用途に適応することができます。もちろん皆泳ぐのが得意です。子どもや他の犬と一緒に遊ぶこともできる大変優しい性格の持ち主です。あまり争うことをしない犬種ですが、小さいうちから他の犬や人に接する機会を増やした方がより社交的になります。また、美しい被毛を保つためには、ブラッシングが必要です。運動量も必要な犬種であるため、時々は泳ぐ機会をつくってあげると良いでしょう。耳が垂れているため、外耳炎になりやすい傾向にありますので、耳の中を定期的に観察したりケアをしてあげましょう。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)