サモエド

サモエド

サモエドのいつも微笑んでいるようなその表情は”サモエド・スマイル”と呼ばれ、見るものみんなを和ませてくれます。 サモエドという名称はロシア北部やシベリアに住むサモエド族に由来しています。狩猟犬やソリ犬として活躍し、小屋で人と一緒に寝る際には暖房代わりにもなっていたようです。極寒にも耐えうるダブルコートの毛のせいで、暑さには弱く、夏になる前から熱中症に注意が必要です。

サモエドのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成犬

  • 股関節形成不全
    股関節を形成している骨盤の骨と大腿骨がかみ合わなくなり、関節に炎症が起こって痛みが出ます。犬では大型犬に多く、遺伝や成長期に骨の発育がうまくいかないことが主な原因です。歩く時に腰が左右に振れたり、階段の上り下りを嫌がったりします。
  • 異物誤飲
    食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。異物には、中毒を起こす食べものや、胃や腸に刺さったり詰まったりしてしまうものが含まれます。嘔吐や下痢などの消化器症状がみられたり、命の危険に繋がることもあります。
  • 皮膚炎
    細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。

成犬~

  • 糖尿病
    血糖値を下げるホルモンであるインスリンの作用が低下し、体が糖を利用できなくなる病気です。原因は遺伝や感染など様々で、肥満や加齢も発症のきっかけになるとされます。水をたくさん飲む、食欲はあるのに体重が減るなどの症状がみられます。
  • 皮膚腫瘍
    皮膚にできる腫瘍には、良性のものから悪性のものまで様々あります。品種によってできやすい腫瘍もありますが、基本的にはどんな犬猫でも注意するべき病気です。
  • 熱中症
    犬と猫は体中から汗をかけるわけではないので、体温を下げることが難しく、熱中症になりやすいです。呼吸が速くなる、よだれが増える、ぐったりするなどの症状がみられ、命に関わることもあります。特にマズルの短い短頭種では注意が必要です。
  • 犬種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

サモエドの保険金請求事例

皮膚炎(大型犬)の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢 4歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 6,000
合計 10,500
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
7,350円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
3,150円
お客さま負担額
10,500円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

股関節形成不全の場合

腰を振るように歩くため、気になって病院に連れて行きました。検査の結果「股関節形成不全」と診断され、歩くときの痛みを減らす手術を行いました。

年齢 2歳 内容 手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(5泊6日) 27,000
検査 30,000
全身麻酔 32,000
手術 330,000
点滴 9,000
処置 12,000
注射 13,000
お薬 5,000
合計 458,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
321,160円
「うちの子ライト」補償額
412,920円
お客さま負担額
137,640円
お客さま負担額
45,880円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

アイペットのペット保険

サモエドの特徴

歴史

ロシア北部やシベリアに住む遊牧民のサモエド族とともに暮らし、北部ではピュア・ホワイトの毛色で性格も穏やかな犬が狩猟犬やソリ犬として、南部ではブラック&ホワイトかブラウン系の毛色の犬がトナカイの狩猟で活躍していました。サモエド族の住居は氷に囲まれた辺境のため、サモエドは他の犬の影響が少なく、純血性が保たれた珍しい犬となりました。白系以外の毛色もありましたが、100年以上前にイギリスに紹介されてから、ピュア・ホワイト、クリーム、ビスケット(金色がかったクリーム色)の毛色に限定されるようになりました。

容姿

がっしりとしていて均整のとれたスタイルで、首は直線的で背中はまっすぐ、胸は幅があり深く、腰の幅は広くなっています。尾は長く太くふさふさした毛を持ち、背の上で巻いています。頭部はやや三角形に近いV字型です。耳はピンと立ち、尖端はわずかに丸みを帯びています。目はアーモンド型で色は暗色です。マズルの長さは中くらいでやや先細で、鼻色はブラック、唇はよくしまっています。そして一番の特徴は目の形と位置、上がった口角から作られる独特のサモエド・スマイルと呼ばれる表情です。毛はダブルコートで厚く、毛量があります。オーバーコートはやや硬く長いですが、アンダーコートは柔らかく密生しています。特に首周囲の毛は長く、飾り毛があります。毛色はピュア・ホワイト、クリーム、ビスケットなどがあります。

サモエドの飼育のポイント

サモエドは知的で活き活きとしていて、とても親しみやすい犬種です。温和で人によく慣れ、特に子どものよい遊び相手になってくれます。大変社交的なため、番犬にはあまり向きません。毛量が多いため、放っておくと毛玉になったり、通気性が悪くなって皮膚炎を起こすことがあるため、お手入れが必須です。特に春から夏にかけては脱毛が多いので、入念にブラッシングする必要があります。また、猟を手伝ったり、ソリを引いていた犬であるため、毎日の運動はたっぷりと行う必要があります。運動不足になると肥満の原因となり、増えた体重のせいで足腰に負担がかかってしまいます。通常のお散歩にくわえ、さらに広い場所で走らせたり、ドッグランで自由に遊ばせてあげるとよいでしょう。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)