シュナウザー

シュナウザー

ふさふさの眉毛と長い口ひげが、まるでおじいさんのようで可愛らしいシュナウザー。この犬種は大中小の3サイズおり、それぞれ異なる仕事で活躍し人々を助けてきました。3犬種ともにお利口で家庭犬はもちろん、番犬としても適しています。皮膚の病気や内分泌の病気、目の病気などのリスクがあるため、様子の変化に早く気づけるように、普段からよく観察して健康な状態を把握しておきましょう。

シュナウザーのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成犬

  • 股関節形成不全
    股関節を形成している骨盤の骨と大腿骨がかみ合わなくなり、関節に炎症が起こって痛みが出ます。犬では大型犬に多く、遺伝や成長期に骨の発育がうまくいかないことが主な原因です。歩く時に腰が左右に振れたり、階段の上り下りを嫌がったりします。
  • 皮膚炎
    細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。

成犬~

  • 副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
    副腎皮質からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されることで起こります。副腎に指示を送る脳の下垂体が腫瘍化して、ホルモンの分泌量が調節できなくなることが主な原因です。お水をたくさん飲む、おしっこの量が増える、食欲が増す、お腹が膨れる、毛が抜けるなどの症状がみられます。
  • 白内障
    ものを見る時に焦点を合わせる役割をしている水晶体が白く濁って、視力が落ちてしまう病気です。加齢に伴って起こることが多いですが、遺伝や他の病気が原因で、若い子に起こる場合もあります。目が白く見えたり、ものにぶつかるようになるなどの症状がみられます。
  • 膵炎
    膵臓から分泌される消化液が、膵臓自体を攻撃してしまう病気です。原因は様々ですが、肥満、脂肪分の多いごはん、ストレスが一因となることがあります。症状は腹痛、食欲不振、嘔吐、よだれなどで、重症化したり合併症がある場合は命に関わることもあります。
  • 皮膚腫瘍
    皮膚にできる腫瘍には、良性のものから悪性のものまで様々あります。品種によってできやすい腫瘍もありますが、基本的にはどんな犬猫でも注意するべき病気です。
  • 犬種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

シュナウザーの保険金請求事例

皮膚炎の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢 4歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 2,500
合計 7,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
4,900円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
2,100円
お客さま負担額
7,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

皮膚腫瘍の場合

背中にできものを見つけ、手術で切り取って、詳しく検査することになりました。

年齢 7歳 内容 手術1回、入院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
半日入院 2,000
検査 16,000
全身麻酔 18,000
手術 35,000
病理検査 12,000
点滴 1,500
処置 1,700
注射 1,500
お薬 1,900
合計 90,400
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
63,280円
「うちの子ライト」補償額
81,360円
お客さま負担額
27,120円
お客さま負担額
9,040円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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シュナウザーの特徴

歴史

ドイツ原産で、サイズが異なる3種類に分類されています。中型のスタンダード・シュナウザーから大型のジャイアント・シュナウザーと小型のミニチュア・シュナウザーが作出されたと考えられています。大きさの違う3種類で、それぞれ異なる仕事を任されてきました。
■ミニチュア・シュナウザー 一番小さいミニチュア・シュナウザーは、牧場などで番犬として飼育されていました。19世紀末にドイツ・フランクフルトで繁殖が進められ、当時は粗毛のミニチュア・ピンシャーと説明されていました。

■スタンダード・シュナウザー
スタンダード・シュナウザーは、ネズミやイタチ、水鳥の狩猟犬として活躍し、当初はネズミ取りと呼ばれていました。多芸多才で、番犬としても、家庭犬としても適しています。

■ジャイアント・シュナウザー
一番大きいジャイアント・シュナウザーは、大変優れた嗅覚を持っています。牛などの家畜を駆り立てる目的で改良され、後に警察犬としても活躍するようになりました。

容姿

全体的に四角ばった頑丈な体つきをしています。スタンダート・シュナウザーは頑健でシャープな印象があり、ミニチュア・シュナウザーは小さいながらも、がっしりして力強く、スタンダードをそのまま小さくしたような体をしています。ジャイアント・シュナウザーはスタンダードを大きくし、より力強くした印象を持ちます。どのシュナウザーも特徴的な長い眉毛と頬ひげ、口ひげにより、より愛らしい表情が作りだされています。耳はV字型で2つに折れ、頬に沿って垂れ下がっていますが、断耳して立たせる場合もあります。毛はダブルコートで触り心地はザラザラしていますが、四肢など一部の毛は長くふさふさしています。

シュナウザーの飼育のポイント

シュナウザーは大変お利口で友好的で、家庭犬として最適です。ミニチュア・シュナウザーは怖いもの知らずで、油断なく周囲に目を配って、何かあればよく吠えて異常を知らせてくれます。スタンダート・シュナウザーは活発で勇敢で飼い主に従順です。ネズミ取りの狩猟犬だったこともあり、他の動物に攻撃的になる場合もあるので注意が必要です。ジャイアント・シュナウザーは家族、子どもにも良く慣れてくれ、おとなしく、感覚は鋭敏で大胆さも備えています。どのシュナウザーも番犬から狩猟犬までこなせるすばらしい能力をもっているため、しっかりとトレーニングすれば頼れる相棒になってくれます。被毛のお手入れは重要で、毎日ブラッシングをして抜け毛をしっかりと除去してあげましょう。また、自慢の口ひげや目の周りはよだれやけや涙やけしやすく、そのままにすると皮膚炎を起こすこともあるため、軽くぬらした布などで優しく拭いてあげましょう。運動は毎日行ってあげます。時にはドックランなどで走り回らせると喜んでくれるでしょう。スタンダードやジャイアントはより多くの運動を必要としますので、毎日たっぷり時間をとってお散歩してあげましょう。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)