グレート・ピレニーズ

グレート・ピレニーズ

誰もが思わず抱きつきたくなる、真っ白でふわふわな大きな体。グレート・ピレニーズは、そのふわふわな被毛に守られ厳寒のピレネー山脈で牧羊犬や作業犬として活躍してきました。羊の護衛から子守りまでこなせる心優しい大きな犬です。自分で決めたことは飼い主にもゆずらない、ちょっと頑固な一面もまた魅力的です。体重の負荷がかかることや必要な運動量が多いことから、足や関節を痛めやすい傾向があるため、注意が必要です。

グレート・ピレニーズのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成犬

  • 股関節形成不全
    股関節を形成している骨盤の骨と大腿骨がかみ合わなくなり、関節に炎症が起こって痛みが出ます。犬では大型犬に多く、遺伝や成長期に骨の発育がうまくいかないことが主な原因です。歩く時に腰が左右に振れたり、階段の上り下りを嫌がったりします。
  • 外耳炎
    耳の穴から鼓膜までの外耳に炎症が起こります。原因は細菌、真菌、寄生虫、アレルギーなど様々で、耳が垂れている子や耳が蒸れやすい夏場に多くみられます。耳をかゆがったり、頭を振ったり、においが出てきたりします。
  • 汎骨炎
    主に四肢の骨に炎症が起こって痛みを生じる病気で、原因は明らかになっていません。成長期の大型犬に多くみられ、1本の足に起こることも、複数の足に起こることもあります。痛みから足を上げたり、発熱、食欲不振などの症状がみられます。
  • 皮膚炎
    細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。

成犬~

  • 白内障
    ものを見る時に焦点を合わせる役割をしている水晶体が白く濁って、視力が落ちてしまう病気です。加齢に伴って起こることが多いですが、遺伝や他の病気が原因で、若い子に起こる場合もあります。目が白く見えたり、ものにぶつかるようになるなどの症状がみられます。
  • 熱中症
    犬と猫は体中から汗をかけるわけではないので、体温を下げることが難しく、熱中症になりやすいです。呼吸が速くなる、よだれが増える、ぐったりするなどの症状がみられ、命に関わることもあります。特にマズルの短い短頭種では注意が必要です。
  • 犬種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

グレート・ピレニーズの保険金請求事例

皮膚炎(大型犬)の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢 4歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 6,000
合計 10,500
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
7,350円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
3,150円
お客さま負担額
10,500円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

股関節形成不全の場合

腰を振るように歩くため、気になって病院に連れて行きました。検査の結果「股関節形成不全」と診断され、歩くときの痛みを減らす手術を行いました。

年齢 2歳 内容 手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(5泊6日) 27,000
検査 30,000
全身麻酔 32,000
手術 330,000
点滴 9,000
処置 12,000
注射 13,000
お薬 5,000
合計 458,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
321,160円
「うちの子ライト」補償額
412,920円
お客さま負担額
137,640円
お客さま負担額
45,880円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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グレート・ピレニーズの特徴

歴史

グレート・ピレニーズは古い歴史を持つ犬種で、遥か昔からフランスのピレネー山地にいたと言われています。厚くふわふわの毛で厳寒に耐えることができるため、険しい岩山でソリを引く作業犬や牧羊犬として活躍してきました。中世には城館の番犬として、17世紀には伴侶犬としてもてはやされ、ルイ14世もこの犬を飼育していたと言われています。現在では日本でも家庭犬として広く親しまれています。

容姿

骨量豊か、がっしりとした頑丈な体型で、ピレネー山脈のごつごつした岩山で活躍していたこともあり、足先はしっかりしていて硬く、後足には大きな狼爪がついています。V字型の大きな頭部で、耳は垂れています。コートは厚く密生したダブルコートで、ふわふわのため実際の体型よりもいっそう大きく見えます。毛色は基本的にはホワイトですが、頭や耳、尾の付け根にグレーや薄いイエローなど入っているパターンもあります。

グレート・ピレニーズの飼育のポイント

非常に利口で家族に従順です。特に子どもと仲良く遊ぶので、子守りには定評があります。もともと牧羊犬として羊を狼などの襲撃から守っていたので、普段は穏やかですが、他人が侵入すると断固とした態度で吠えたりうなったりしてテリトリーを守ろうとします。そのため番犬としても活躍してくれます。被毛はふわふわのダブルコートのため、毎日ブラッシングしてお手入れします。特に春から夏にかけての換毛期は入念に行わないと、皮膚炎の原因となることがあります。また、その極寒も耐えれる被毛により、体外に熱が逃げにくいので熱中症にも注意が必要です。必要な運動量は大変多く、毎日たっぷりの散歩が必要です。食事管理もしっかり行う必要があり、食事量が多すぎたり運動不足になると、すぐに足や関節に負荷がかかってしまいます。体が大変大きいため、住まいや運動場はある程度のスペースを設けてあげる必要があります。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)