チベタン・スパニエル
ドーム型の頭に高い位置についた垂れ耳、羽毛のように巻いた尾がなんとも愛らしい犬種です。「プレイヤー・スパニエル(祈祷のための犬)」とも呼ばれ、チベットの寺院で大切にされてきました。いつも陽気ですが、見知らぬ人にはよそよそしい一面もあります。小さく華奢な体つきのため、骨折などの事故には特に注意が必要です。
チベタン・スパニエルの特徴
チベタン・スパニエルの歴史
チベタン・スパニエルは、チベット地方に非常に古くからいた犬種とされていますが、文献がなく詳細はわかっていません。ペキニーズとは相似点が多いため、祖先は同じだと考えられています。チベットでは僧院で飼育され、歴代のダライ・ラマ(ラマ教の教主)にも可愛がられていたそうです。20世紀初頭、イギリスに輸入され、犬種標準が定められ、世界各国で飼育されるようになりました。
チベタン・スパニエルの容姿は?
小型で、バランスが取れている体型をしています。頭部はややドーム状で、中くらいの長さのマズルはややアンダーショットです。耳は高い位置につき、垂れ下がっています。羽毛が生えたような尾は高い位置につき背負う形になっています。絹のような毛はダブルコートで、耳の上や前足の裏側では大変長くなっています。毛色はありとあらゆる色があります。
チベタン・スパニエルの飼育のポイント
陽気な性格で自信たっぷり。愛らしい見た目に反して頑固で、見知らぬ人にはよそよそしいところがあります。自分の独断で動くところがあるため、可愛いからといって過度に甘やかしすぎず、キチンとトレーニングをしてあげましょう。被毛は定期的にブラッシングしてお手入れしてあげましょう。垂れ耳のため、外耳炎にも注意が必要です。お手入れ時には耳もめくって、赤みがないか嫌なにおいがしないか確認しましょう。非常に活発なため、運動は毎日してあげましょう。歩いたり走ったり緩急をつけながらお散歩してあげると良いでしょう。
チベタン・スパニエルのかかりやすい病気・ケガ
子犬~成犬
外耳炎
皮膚炎
骨折
成犬~
歯周病
白内障
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- ※当社のペット保険「うちの子」の保険料は、年齢と犬種によって決まります。犬種ごとに犬A・犬B・犬Cに分類されており、本ページに記載の一般的な犬のサイズとは異なりますので、ご注意ください。
詳細は以下の犬種分類表にてご確認ください。