チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

有名なのは毛のないヘアレスタイプですが、全身に長毛が生えているパウダー・パフと呼ばれるタイプもいます。愛情深く陽気な性格で、子供や他のペットに対しても優しく接します。無駄に吠えたり騒いだりするタイプではないので、どんな家庭でも飼いやすい犬種です。ヘアレスタイプは寒さや紫外線に弱いので、お散歩の時間を調整したり、服を着せるなどの工夫をしましょう。また、骨が細いので骨折などの事故には十分注意しましょう。

  1. チャイニーズ・クレステッド・ドッグの特徴
  2. チャイニーズ・クレステッド・ドッグの飼育のポイント
  3. チャイニーズ・クレステッド・ドッグのかかりやすい病気・ケガ
  4. チャイニーズ・クレステッド・ドッグの保険金請求事例

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの特徴

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの歴史

とても古い歴史を持ち、メキシコ人の祖先のアズテック人が飼育していた毛のない犬が祖先であるとされています。原産地は中国、トルコ、アフリカ、メキシコなど諸説ありますが、毛がなく寒い地域での飼育が難しいことから、アフリカやメキシコが有力であると考えられています。アメリカでは1883年に公認されましたが、その後の登録が途絶えてしまったために公認を取り消されたという歴史があるほど、世界的に見ても数の少ない珍しい犬種です。犬種名はその特徴的な頭の毛から付けられています。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの容姿は?

全体的に引き締まったスリムな体型をしています。マズルは長めで、耳は大きく直立しており、飾り毛(フリンジ)のある子もいます。被毛にはヘアレスとパウダー・パフの2種類があります。へアレスは体にほとんど毛がなく、きめ細かい皮膚は触ると手にはりつくような感触です。パウダー・パフは全身がベールのように長くて柔らかい毛に覆われてます。頭頂部、尾の先端、足先には長い飾り毛があり、毛色や模様は様々です。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの飼育のポイント

チャイニーズ・クレステッド・ドッグはとても穏やかで家族に対して従順なので、しつけは難しくないでしょう。ただし、感受性豊かで用心深い一面もあるので、初対面の人や他の犬とも馴染めるよう、子犬のうちから様々な環境に慣れさせましょう。ヘアレスの子は皮膚を守る毛がないため、寒さや暑さ、直射日光に弱く皮膚もダメージを受けやすいです。温度管理をしっかりして、気候に合わせた服を通年着せるのも良いですね。パウダー・パフの子は一番の特徴である長く美しい毛並みを維持するため、定期的にブラッシングをしましょう。また、耳が垂れている場合は外耳炎になりやすいので、あわせて耳の中をチェックするようにしましょう。また、活動的な犬種ですが骨が細いので、脱臼や骨折などの事故が起きないよう、お家の中でも外でも注意が必要です。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグのかかりやすい病気・ケガ

子犬~成犬

骨折

段差や抱っこからの落下による前足の「橈尺骨(とうしゃっこつ)」の骨折が多く、猫では扉や窓に挟まれる事故の例が多くみられます。

皮膚炎

細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。

外耳炎

耳の穴から鼓膜までの外耳に炎症が起こります。原因は細菌、真菌、寄生虫、アレルギーなど様々で、耳が垂れている子や耳が蒸れやすい夏場に多くみられます。耳をかゆがったり、頭を振ったり、においが出てきたりします。

成犬~

白内障

ものを見る時に焦点を合わせる役割をしている水晶体が白く濁って、視力が落ちてしまう病気です。加齢に伴って起こることが多いですが、遺伝や他の病気が原因で、若い子に起こる場合もあります。目が白く見えたり、ものにぶつかるようになるなどの症状がみられます。

進行性網膜萎縮

光を感じ取る網膜という部分が萎縮して、徐々に視力が落ちていく遺伝性の病気です。初めは暗い場所での視力の低下が起こり、進行のスピードは様々ですが、最終的には失明に至ります。
  • 犬種別飼い方ガイドには、アイペット損保のペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合があります。
  • 補償開始日前からかかっていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もあります。
  • 当社のペット保険「うちの子」の保険料は、年齢と犬種によって決まります。犬種ごとに犬A・犬B・犬Cに分類されており、本ページに記載の一般的な犬のサイズとは異なりますので、ご注意ください。
    詳細は以下の犬種分類表にてご確認ください。

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チャイニーズ・クレステッド・ドッグの保険金請求事例

皮膚炎の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢4歳内容通院1日

診療明細書

診療項目金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 2,500
合計7,000

幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン

高額になりがちな手術費用に うちの子ライト90%補償

「うちの子」補償額
4,900円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
2,100円
お客さま負担額
7,000円
うちの子の
詳細はこちら
うちの子ライトの
詳細はこちら
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払いさせていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲内となります。

骨折の場合

ソファーから飛び降りたところキャンと鳴いて、前足をかばうようになりました。病院で検査をしたところ、「骨折」と診断され、折れた骨をつなぐ手術を行いました。

年齢0歳内容手術1回、入院5日

診療明細書

診療項目金額(円)
診察 800
入院(4泊5日) 10,000
検査 20,500
全身麻酔 32,500
手術 237,000
処置 3,400
注射 4,500
合計308,700

幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン

高額になりがちな手術費用に うちの子ライト90%補償

「うちの子」補償額
216,090円
「うちの子ライト」補償額
277,830円
お客さま負担額
92,610円
お客さま負担額
30,870円
うちの子の
詳細はこちら
うちの子ライトの
詳細はこちら
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払いさせていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲内となります。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)