チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
有名なのは毛のないヘアレスタイプですが、全身に長毛が生えているパウダー・パフと呼ばれるタイプもいます。愛情深く陽気な性格で、子供や他のペットに対しても優しく接します。無駄に吠えたり騒いだりするタイプではないので、どんな家庭でも飼いやすい犬種です。ヘアレスタイプは寒さや紫外線に弱いので、お散歩の時間を調整したり、服を着せるなどの工夫をしましょう。また、骨が細いので骨折などの事故には十分注意しましょう。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグの特徴
チャイニーズ・クレステッド・ドッグの歴史
とても古い歴史を持ち、メキシコ人の祖先のアズテック人が飼育していた毛のない犬が祖先であるとされています。原産地は中国、トルコ、アフリカ、メキシコなど諸説ありますが、毛がなく寒い地域での飼育が難しいことから、アフリカやメキシコが有力であると考えられています。アメリカでは1883年に公認されましたが、その後の登録が途絶えてしまったために公認を取り消されたという歴史があるほど、世界的に見ても数の少ない珍しい犬種です。犬種名はその特徴的な頭の毛から付けられています。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグの容姿は?
全体的に引き締まったスリムな体型をしています。マズルは長めで、耳は大きく直立しており、飾り毛(フリンジ)のある子もいます。被毛にはヘアレスとパウダー・パフの2種類があります。へアレスは体にほとんど毛がなく、きめ細かい皮膚は触ると手にはりつくような感触です。パウダー・パフは全身がベールのように長くて柔らかい毛に覆われてます。頭頂部、尾の先端、足先には長い飾り毛があり、毛色や模様は様々です。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグの飼育のポイント
チャイニーズ・クレステッド・ドッグはとても穏やかで家族に対して従順なので、しつけは難しくないでしょう。ただし、感受性豊かで用心深い一面もあるので、初対面の人や他の犬とも馴染めるよう、子犬のうちから様々な環境に慣れさせましょう。ヘアレスの子は皮膚を守る毛がないため、寒さや暑さ、直射日光に弱く皮膚もダメージを受けやすいです。温度管理をしっかりして、気候に合わせた服を通年着せるのも良いですね。パウダー・パフの子は一番の特徴である長く美しい毛並みを維持するため、定期的にブラッシングをしましょう。また、耳が垂れている場合は外耳炎になりやすいので、あわせて耳の中をチェックするようにしましょう。また、活動的な犬種ですが骨が細いので、脱臼や骨折などの事故が起きないよう、お家の中でも外でも注意が必要です。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグのかかりやすい病気・ケガ
子犬~成犬
骨折
皮膚炎
外耳炎
成犬~
白内障
進行性網膜萎縮
- ※犬種別飼い方ガイドには、アイペット損保のペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合があります。
- ※補償開始日前からかかっていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もあります。
- ※当社のペット保険「うちの子」の保険料は、年齢と犬種によって決まります。犬種ごとに犬A・犬B・犬Cに分類されており、本ページに記載の一般的な犬のサイズとは異なりますので、ご注意ください。
詳細は以下の犬種分類表にてご確認ください。