犬にぶどうはあげないで!危険な中毒症状と対処法
人間にとっては、栄養価が高く身近で美味しいぶどうですが、犬にとっては大変危険な果物です。
レーズンもぶどうを乾燥させて作られているので、同様に注意が必要な食べ物です。
知っておきたい、犬にとってのぶどうの危険性について紹介します。
1.犬にぶどうを与えてはいけない
2.ぶどうを食べると最悪の場合、命に関わる危険がある
3.ぶどうやレーズンを食べてしまったときは、すぐに動物病院へ
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ぶどうを食べると起こる中毒症状は?
犬がぶどうで中毒を起こすと、食べて数時間で腹痛や下痢、嘔吐をくり返すようになり、その後、腎不全を発症する場合があります。
急性腎不全が悪化すると、高カリウム血症や、尿が体外に排出されなくなって尿毒症を引き起こし、最悪の場合、1日で命を落とすケースもあります。
1粒で中毒になる犬もいれば3粒食べても何も症状が出ない犬がいたりと、個体差がありますが、分量に関係なく、ぶどうは絶対に食べさせないようにしましょう。
犬にとってぶどうの何が良くないの?
ぶどうの何が中毒を引き起こすのか、その原因はまだ特定されていません。
殺虫剤、農薬、ビタミンD類似物質、カビなどが疑われていて、実より皮の部分の方が危険性が高いと言われています。
原因はわかっていませんが、犬がぶどうを食べて中毒症状を起こしたケースが実際に多数報告されているので、食べさせるのはやめましょう。
ぶどうを乾燥させたレーズンも要注意です。
お菓子やパンなどに加工されているものも多いので、間違って犬が食べてしまわないように保管しておきましょう。
食べてしまったときはどう対処するべき?
犬がぶどうやレーズンを食べてしまったときは、すぐに動物病院に連絡をします。
「いつ、どれくらいの量を、どう食べたのか(皮ごとなど)、犬の今の状態」を伝えて相談をしましょう。
食べた量が多い場合は、症状が出ていなくてもすぐに動物病院へ連れて行ってください。
急性腎不全に陥ったら、一刻も早く治療をはじめなければ命に関わります。
夜間であればまずは夜間緊急病院に問い合わせましょう。
「塩を飲ませて吐かせる」など誤った応急処置の紹介を見かけますが、絶対にしないでください。
犬が塩中毒になり、命を落とす危険性があります。
まとめ
人間の食べ物を良かれと思って与えてしまうと、犬の健康や命に影響を与える可能性もあります。
犬の周りにはさまざまなリスクが潜んでいるといえるでしょう。
日ごろから犬の様子をよく観察して、少しでもおかしいなと思ったら、すぐに動物病院を受診するようにしたいですね。
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