りんごを犬は食べられる?あげるときの注意点は?
犬に害になる成分は含まれていないので、基本的には犬がりんごを食べても大丈夫。ただ、アレルギーをはじめ、あげるときに注意してほしい点もあるのでご紹介します。
1.リンゴはアレルギーを起こす犬もいる
2.りんごの種は中毒をおこす危険性がある
3.りんごの皮は消化しづらく、農薬などが付着していることも
4.良かれと思って与えたり、うっかり落とした食べ物が、愛犬の健康を脅かすことがある
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りんごは犬も食べられる?
りんごはあげ方に気をつければ犬も食べられますが、シラカバ、ヨモギ、ブタクサ、スギなどのアレルギーを持つ犬に与えるのは避けましょう。ある種の動物タンパク質にアレルギーがある場合に、種の近い動植物のタンパク質にも反応してしまう、交差性アレルギーを引き起こす危険性があります。症状が出なくても、アレルゲンレベルを上げてしまいます。
また、りんごのカリウムが腎臓病の犬に良いという記事もありますが、病気の改善には繋がりません。おやつとして考えましょう。
りんごはどうやってあげれば良い?
大型犬でも丸飲みすると喉に詰まらせることがあります。与えるときは小さく切ってください。また、りんごの種のアミグダリンという成分は中毒をおこす危険性があるので、種は必ず取ってからあげましょう。
ペクチンやポリフェノールなどが含まれている皮も一緒にあげたいという場合は、皮は消化しにくいので細かく刻んであげましょう。ただ、りんごの皮には農薬などが付着していることもあるので、よく洗うか皮をむいた方が安心です。皮をウサギの耳型にするかわいいむき方もありますが、犬にあげる場合は耳型の部分が喉にひっかかり、吐き出しも飲み込みもできずに、窒息してしまう恐れがあります。
すりおろす際は、りんごのポリフェノールは酸化しやすく、金属イオンとも反応するため、プラスチックや陶器の器をおすすめします。
りんごのジュースやリンゴ酢をあげるのは?
カテキンなどのりんごジュースに含まれる成分は犬に与えても大丈夫ですが、糖分が多いのでカロリー過多に注意して少量にとどめましょう。市販のジュースよりも家で作ってあげた方が好ましいですね。
リンゴ酢をあげることも問題はないですが、メリットもありません。犬には積極的に飲ませなくて良いでしょう。
まとめ
犬も、アレルギーがないなどの条件が整えば、りんごを食べることはできます。ただし、あまりメリットはありません。消化もあまり良くないので、わざわざ与える必要はないでしょう。
人間にとっては体に良い食べ物だったとしても、ワンちゃんにとってはメリットがなかったり、危険だったりする食べ物があります。
人間の食べ物を良かれと思って与えたり、うっかり落としてしまったりすることは、ワンちゃんの健康や命に影響を与える可能性もあります。ワンちゃんの周りにはさまざまなリスクが潜んでいるといえるでしょう。
日ごろからワンちゃんの様子をよく観察して、少しでもおかしいなと思ったら、すぐに動物病院を受診するようにしたいですね。
ぺット医療は自由診療のため、飼い主さんの全額自己負担となります。万が一、治療が長引いたり手術が必要な場合、高額な診療費がかかってしまうケースは少なくありません。ペット保険は、飼い主さんの負担を軽減する役割を担っています。大切な愛犬が元気なうちに準備しておくことが大切です。
※この記事はりんごを犬に与えることをおすすめするものではありません。人間には良くても犬の体にもプラスになるとは限りません。必要な栄養の吸収を妨げたり、悪影響を及ぼす場合もあります。犬の食事には、必要な栄養が配合されている総合栄養食としてのドッグフードを推奨します。
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