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猫に牛乳を与えても良い?与えるときの注意点は?

公開日:2019.03.29 最終更新日:2023.05.13

拾った猫に牛乳をあげるシーンをドラマなどで目にすることがありますが、猫は牛乳を飲んでも大丈夫なのでしょうか?
あげるときに気をつけたいこと、猫用ミルクについてもご紹介します。

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猫は牛乳を飲んでも大丈夫?

猫は牛乳を飲んでも大丈夫なのか

牛乳は猫の体にもよさそうに思うかもしれませんが、安易に与えるのはお勧めできません。牛乳の中には乳糖と呼ばれる糖が含まれています。

猫はこの乳糖を分解するラクターゼという酵素をあまり持っていないため、乳糖をうまく消化吸収できません。

消化吸収されなかった乳糖が腸の中に水分を引き寄せて下痢を起こしてしまうことがあります。

また、乳製品でアレルギーを起こす猫もいます。牛乳を飲んで数分後に嘔吐や下痢をした場合や、飲んで数時間後に湿疹や体を痒がるなどの症状が見られたら、アレルギーの可能性があります。乳製品を与えるのはやめましょう。

初めて牛乳を与えるときは、少し飲ませて、体調に変化がないか様子を見てください。

 

与えるときに気をつけることは?

猫に牛乳をあげるときに気をつけること

猫に牛乳を与えるときは、冷えていない常温のものにします。もし、子猫を保護したときなどで手元に猫用ミルクがない場合は、人肌に温めた牛乳を飲ませ、猫用ミルクに早めに切り替えてあげましょう。

牛乳には子猫に必要なタンパク質や脂肪分が十分に含まれておらず、栄養が不足してしまうためです。

また、水分補給として牛乳をあげる人もいますが、栄養過多となり肥満の原因になる恐れがあります。食欲がなく牛乳なら飲んでくれるという場合の栄養補給としてあげるのは良いですが、普段の食事にプラスして与える必要はないでしょう。

 

子猫に牛乳を与えるのはNG

子猫に牛乳を与えるのはNG

子猫を保護したときにまずは何を飲ませるべきでしょうか?もしかすると牛乳を飲ませようとするかもしれません。私たちが何の気なしに飲んでいる牛乳は『牛の母乳』です。

草食獣である牛の母乳は肉食獣である猫の成長期の栄養を全てまかなうことができず、栄養不足になってしまいます。

一晩くらいなら栄養不足にはなりませんが、子猫には猫用のミルクをあげるようにしてください。猫用のミルクはペットショップやホームセンターなどで販売されています。

 

猫用ミルクってどんなもの?

猫用ミルクってどんなもの

生まれてから2ヵ月程度までのミルクが必要な子猫や、牛乳を飲みたがる猫がいる場合は、猫用ミルクを選んであげると良いでしょう。

乳糖がカットされているため、乳糖が分解できない猫にも与えられ、タウリンをはじめ猫に必要な栄養素も強化されています。

ホームセンターやインターネットの通販サイトなどで購入できます。

 

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?猫に牛乳を与える際に注意すべき点についてまとめました。

人間の体に良いものが猫にとっても良い食べ物とは限りません。必要な栄養の吸収を阻害することもあります。

もしも愛猫が牛乳を飲みたがったら、牛乳を与える前にこれらのことを思い出してみてくださいね。

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