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猫の発情期の特徴は?飼い主さんにできること

公開日:2020.04.28 最終更新日:2023.05.13

春になってお外はポカポカ、気持ちよく窓を開けていたら外から大きな子供の泣き声が・・・と思ったら猫の鳴き声だった!なんて経験、あるかと思います。
この独特の鳴き声は、発情期を迎えた猫のものなんです。

発情期はただ単に恋をする素敵な季節というわけではなく、猫にとっても、飼い主さんにとっても、ストレスに感じることがいっぱいあります。
そんなストレスを少しでも減らせるように、発情期の特徴や対策を知っておきましょう。

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猫の発情期

メスの猫は「長日繁殖動物」といって、日照時間が長くなると発情します。

春や夏の暖かい季節の方が、子育てをしやすいためと思われます。外で生活している猫ではこの特徴が顕著ですが、室内の照明も影響すると考えられているので、完全室内飼育の猫ちゃんであれば季節に関係なく発情期がおとずれることもあります。

オスは発情の季節は決まっておらず、近くに発情しているメスがいることで発情します。

 

メスの発情期の特徴

最初の発情は生後6か月前後でみられることが多いですが、それよりも早く発情を迎える子もいます。

以下のような行動がみられたら、発情のサインかもしれません。

 

  • お腹を床につけてお尻を高く持ち上げる(ロードシス):オスを受け入れる姿勢
  • 顔や体を擦り付ける:自分のにおいをつける
  • ぐるぐる転がり回る(ローリング)
  • 大きな声で鳴く:遠吠えのような独特の声で自分の居場所をオス猫に知らせる
  • 尿スプレー:オス猫を引き寄せるために、トイレ以外の場所にマーキングする
  • その他:食欲がなくなる、落ち着きがなくなる、甘えん坊になるなど

 

発情期にこれら全ての特徴がみられるわけではありませんし、特に性格に関しては個体差があり、全く変わらない子もいます。

普段からよく様子を観察して、些細な変化に気付けるようにしておきましょう。

 

オスの発情期の特徴

生後9か月を過ぎた頃から本格的な発情がみられます。

周りに発情しているメスがいると、以下のような行動をとるようになります。

 

  • 尿スプレー:自分の縄張りを主張するために、トイレ以外の場所にマーキングする
  • メスを探して徘徊:外猫ではケンカが増え、室内飼育でも外を気にして出たがったりする
  • 大きな声で鳴く:メスの鳴き声に反応して、自分の居場所を知らせるために鳴く
  • その他:興奮しやすくなる、臆病になる、攻撃的になるなど

 

さらに、去勢をしていないオスは自分の強さを主張する必要があるため、去勢をしているオスに比べて尿のにおいがきつくなります。

このにおいを緩和させるために去勢手術を決断される飼い主さんも多いです。

 

飼い主さんにできること

①避妊去勢手術

避妊去勢をしても、100%発情行動がなくなるとは言えません。少し落ち着く子もいれば、変わらない子もいます。

ただ、発情期のストレスを減らしてあげることはできるので、子猫を産ませる予定がないのであれば検討してみましょう。

また、避妊去勢によって予防できる病気もあります。詳しくは「うちの子 HAPPY PROJECT」第5弾 避妊去勢のすすめをご確認ください。

手術を受けるタイミングは、発情行動の癖がついてしまわないように、はじめての発情が来る前が理想です。

 

②外が見えないようにする

完全室内飼育であっても、発情中の猫が外をウロウロしていると、その気配や声に反応してお家の中でマーキングをしてしまうことがあります。カーテンや目隠しシートで窓を覆ったり、窓際にベッドやキャットタワーがあれば移動させるなどの工夫をしましょう。

外を気にして出たがっている場合は、脱走にも注意が必要です。

 

③たくさん遊んであげる

発情中の猫は気分がモヤモヤして不安を感じたり欲求不満になったりします。そんな気分を紛らわせてあげるためにも、遊びやスキンシップの時間を増やしてあげましょう。昼間にたくさん遊んで疲れてくれれば、夜鳴きの軽減にもつながります。

 

④爪とぎを置く

猫の爪とぎにはマーキングの意味合いもあるので、発情中はいつも以上に爪とぎをする子がいます。数を増やしてあげたり、窓際に置くことで外猫に対して自分の縄張りをアピールできるので、安心感が増すかもしれません。

 

⑤しっかりお掃除

一度尿スプレーでマーキングをしたところには、またマーキングをする習性があります。においが消えるようにしっかり掃除をしたり、何度も同じ場所でする場合はそこに近づけないようにしましょう。

 

 

マーキングや鳴き声など、飼い主さんにとっても悩ましいことが多々ある発情期ですが、それぞれの行動にはちゃんと意味があります。愛猫を叱ったりせず、上手に対策を取り入れてみてください!

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