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猫が一緒に寝る理由は?寝る位置からわかるその気持ちと注意点

公開日:2022.03.30 最終更新日:2023.04.27

猫との暮らしで癒される瞬間は数多くありますが、一緒に寝るときも幸せな時間ではないでしょうか。
今回は、猫が飼い主さまと一緒に寝る理由と気持ちの関係性について紹介します。

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猫が飼い主さまと一緒に寝る理由

猫が飼い主さまと一緒に寝る理由

猫の行動や心理を理解しておくことで、お互いに気持ちよく一緒に寝ることができます。考えられる5つの理由を紹介します。

 

信頼している

群れをつくらず単独で暮らす猫は、縄張り意識が高く、警戒心が強いといわれています。

猫にとって「寝る」という行為は無防備な状態になるため、敵に襲われる可能性が高くなる危険な行為でもあります。

猫が一緒に寝ることは、飼い主さまを信頼している気持ちの表れでもあります。

 

甘えたい

子猫の頃に母猫に寄り添って甘えていた猫が、成長してからも飼い主さまを母猫のように思うことから、一緒に寝ることがあります。

母猫に守られて安心して寝ることを飼い主さまに求め、守られたいという気持ちの表れになります。

飼い主さまの膝やお腹の上に乗る、クッションなどをふみふみする、ゴロゴロとのどを鳴らす仕草をするときも、甘えたい気持ちの表れになります。

子猫の頃の習性のほかにも、避妊や去勢によって終生子どもっぽく、甘えん坊な性格になることがあります。

 

飼い主さまを守る

安心して過ごしたい、という気持ちに加えて、大人になり縄張り意識が強くなった猫は、自分のテリトリーの中で一緒に暮らす飼い主さまのことを、守りたいという気持ちを持つようになります。

猫は夜行性の動物なため、夜間無防備な姿で眠る飼い主さまを守っているのです。

日中は、信頼できる飼い主さまに守られながら安心して眠っています。

猫は一緒に寝ることで、飼い主さまを守る役目を果たす充実感、守られる安心感に喜びを感じています。

 

心地良い温度

飼い主さまの布団やベッドの中の環境が、猫にとって最適な温度といえます。

基本的に寒がりな猫は、飼い主さまの体温で温められた布団が心地良く、一緒に寝ることを好みます。

猫にとって過ごしやすい温度や気温が保たれていることが、一緒に寝る理由の一つになります。

 

体調を崩している

普段一緒に寝ているのに別の場所で寝る、普段一緒に寝ることが少ないのに飼い主さまの近くで添い寝をするなど、いつもと違う行動をするときは猫の体調が優れない場合もあるので、注意して様子を見守る必要があります。

また、飼い主さまが体調を崩したとき、離れた場所から飼い主さまの様子を見守っていることも考えられます。

 

猫が一緒に寝る位置と気持ちの関係

猫が一緒に寝る位置と気持ちの関係

猫が飼い主さまと一緒に寝る位置にはそれぞれ意味があります。

 

枕元・顔付近

顔から離れるにつれ信頼度が薄れていくといわれており、顔の近くは猫が一番信頼しているときに寝る場所といえます。

飼い主さまに、お尻を向けて寝ることもありますが、信頼関係が築けている証です。敵に背を向けて寝てしまうと、襲われたときにすぐ攻撃できない、猫にとって危険な行為なのです。顔の前で一緒に寝ることは、飼い主さまを自ら守っている意識の表れでもあります。

猫は猫同士で敬意を表したり、あいさつしたりするときに鼻をくっつける習性があります。

飼い主さまの顔の近くで一緒に寝るときに、鼻をくっつけてくることがありますが、においを嗅いで安心したい、甘えたいという気持ちの表れになります。

 

足元

飼い主さまの足元で一緒に寝る猫は、甘えたい気持ちはあるけどベタベタしたくない、ツンデレな一面を持っています。

足元で一緒に寝ることは、人間や他の動物に対して警戒心が強い猫の自己防衛本能が働いているからでもあります。

飼い主さまのことを信頼していないという意味ではなく、猫が安心して過ごせるベストな距離感を保っているといえます。

いつのまにか一緒に寝てくれることもありますので、気長に待ちましょう。

 

布団の中

猫が飼い主さまの布団の中に潜り込んで一緒に寝る一番の理由は、布団の中が暖かくて気持ち良いからです。

大好きな飼い主さまを独り占めできる布団の中で寄り添い、飼い主さまの体温で暖を取りながら甘えられるのは、猫にとって至福の時間なのです。

人間に警戒心が少なく、おおらかな性格の猫は布団の中で一緒に寝ることが多く、飼い主さまの股のあいだで暖を取るなど、甘えたい気分を思いっきりアピールします。

 

布団の上

飼い主さまの布団の上で一緒に寝る猫は、普段膝の上で頭や体をなでてもらうことが大好きな甘えん坊な子です。

ふんわり柔らかい布団の上は居心地がよく、猫がくつろげる場所になります。

飼い主さまの布団の上に乗って、一緒に寝るときも膝の上で甘えているような気分で過ごしているのです。

寝返りなどで安定感があまりよくない場所なのに一緒に寝るということは、飼い主さまとの信頼関係が十分に築けている証拠です。

飼い主さまに対する愛情が強く、自分のテリトリーの中で過ごす飼い主さまを守っている意味も表しています。

 

布団の外や離れた場所

猫が布団の外や飼い主さまから離れた場所で寝る理由は、警戒心が強く自分のパーソナルスペースを守りたいという意味もあります。

離れているからと言って信頼関係が薄いというわけではなく、遠くから大切な飼い主さまの様子を見守り、気分次第で近くに行ける距離を保っていることも考えられます。

飼い主さまが寝返りを打ったときに押しつぶされた経験があるなど、過去に怖い思いをしたことがあり人間不信になっているという理由も考えられます。

猫と一緒に寝るときの注意点

猫と一緒に寝るときの注意点

 

押しつぶさないよう寝相に注意

飼い主さまは猫と一緒に寝るとき、寝返りなどで猫を押しつぶしてしまわないよう注意が必要です。

力の弱い子猫や歳を重ねた猫の場合、思わぬケガにつながることがあります。

子猫の場合、生後1年以上経過して体がしっかりつくられてから一緒に寝始めると安全です。

猫が愛用しているクッションや座布団を一緒に寝る場所に置く、柔らかい布団を使うなどの予防策を取っておくと安心して一緒に寝ることができます。

 

電源コードに注意

見落としがちになりますが、就寝時に充電することが多い携帯電話の電源コードに注意しましょう。

猫がコードをかじってしまうと、感電や発火する恐れがありとても危険です。

猫は夜行性のため、いつのまにかコードをかじって遊んでいることもあります。

イタズラ好きの猫でしつけが難しい場合は、事前にコードや電源タップにカバー付け、携帯電話は寝る前に充電しておくなどの対策が必要です。

 

定期的にノミやダニ予防を行う

定期的にノミやダニ予防をしておくことで、毎日安心して一緒に寝ることができます。

猫の衛生面、健康管理を行うことで、飼い主さまのアレルギーや皮膚炎など、感染症のリスクを軽減することにもつながります。

アレルギーや喘息持ちの飼い主さまは、抜け毛対策もしっかり行っておくことが大切です。

夏毛から冬毛、冬毛から夏毛へ生え換わる換毛期はこまめなブラッシングをしておきましょう。

普段使用するシーツやカバーは、こまめに洗濯して清潔に保つことが大切です。

 

爪のお手入れをしっかりしておく

猫と一緒に寝るとき、引っ掻かれてしまうことがあります。爪を綺麗に切ってお手入れしましょう。

爪が伸びたままになっていると、何かの拍子に猫が引っ掻いてしまったとき、飼い主さまのケガにつながることもあります。

引っ掻き傷から病気に感染してしまわないように注意が必要です。

爪のお手入れをすることで、爪が布団に引っ掻かかって羽毛布団などが破れてしまうなどのリスクも軽減できます。

 

布団でおしっこをされないようにする

猫は縄張り意識の強いため、飼い主さまの布団の上におしっこをしてマーキングすることがあります。

夜中に部屋のドアが閉まってしまい、いつものトイレに行けず布団の上でおしっこをしてしまうこともあります。

寝る前に寝室のドアをしっかり固定する、トイレを移動させてしつけを行うなどの対策が必要です。

飼い始めたばかりの猫の場合は、トイレのしつけをしっかり行い、おしっこをされても大丈夫なように防水シーツを使うのもおすすめです。

まとめ

猫と一緒に寝るときは

猫が飼い主さまと一緒に寝る理由や位置と気持ちの関係、寝る際の注意点を紹介しました。

一緒に寝るときの猫の行動や気持ちを理解することで、今まで以上に特別な関係を築くことができるはずです。

毎日の暮らしの中でたっぷり愛情を注ぎ、猫と一緒に寝る大切な時間をこれからも満喫しましょう。

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