マンチカン

マンチカン

マンチカンは足が短く体高が低いのが特徴です。

しかし、その容姿からは想像もできないほどのスピードで俊敏に動き、小回りもききます。

もちろんジャンプ力もしっかりありますが、他の猫に比べると高いところを飛び回ることは少ないです。

活気に溢れていて好奇心旺盛で、飼い主さんには深い愛情を抱きます。

犬にもダックスフンドのように胴長短足の品種がおり、背骨に大きな負担がかかるとされていますが、マンチカンの場合は背骨に問題が起こることは少ないとされています。

ただし多くの猫同様、高齢になると腎臓病のリスクが高まるので、注意が必要です。

マンチカンの特徴

マンチカンの歴史

マンチカンのような短足猫の存在は、昔から世界中で記録されてきました。
1944年のイギリスでは、ジョーンズ博士が数世代にわたる短足猫の報告をしており、その猫たちは足が短いこと以外は一般的な猫と変わりない容姿だったようです。
しかし、この猫の家系は第二次世界大戦中に途絶えてしまいました。
短足猫は他にも、1956年にスターリングラード、1970年にニューイングランド、1980年代にルイジアナ州で認められています。
そして1983年に、今のマンチカンの元となる短足の妊娠猫が発見されました。
その猫を発見した女性はその猫を「ブラックベリー」と名づけて、友人にブラックベリーから産まれたオス猫を譲り渡しました。
その猫に異なる種類の猫を交配させて、今のマンチカンが確立されていったとされます。

マンチカンの容姿は?

マンチカンには短毛種と長毛種(マンチカン・ロングヘア)がおり、短毛種は中程度の長さの柔らかいコートを、長毛種はセミロングの絹のようなコートをもっています。
また、様々な猫と交配されてきたことから、毛色と模様のバリエーションはとても豊富です。
また、短足が特徴であるとはいえ、足の長さには個体差があります。

マンチカンをお迎えする方法

ペットショップでマンチカンを探す

ペットショップからマンチカンをお迎えするメリットは、自分の好みの容姿のマンチカンが見つけやすいということです。
マンチカンは短足というイメージがあるかもしれませんが、他の猫種と同じくらいの足の長さを持つ子も多いです。
さらに毛色と模様はとてもバリエーション豊富で、毛の長さにも長毛と短毛があります。
このようにマンチカンには色々なタイプの子がいるので、ぜひ好みの子を探してみてください。

ブリーダーからマンチカンを紹介してもらう

ブリーダーからマンチカンをお迎えするメリットは、血統がハッキリしているため、ある程度性格が予想できるということです。
マンチカンは基本的に好奇心旺盛で人懐っこい性格であると言われていますが、ネコちゃんは本来警戒心の強い動物です。
特にはじめてネコちゃんと一緒に生活する方は、穏やかな性格の子を紹介してもらうと良いかもしれません。

マンチカンの里親になる

保護猫の中には、元の飼い主さんと別れてしまったり、親猫や人の愛情を注いでもらえないまま育ったりと、様々な事情を抱えている子がいます。
警戒心の強い子であればなおさら、新しい飼い主さんとの生活に慣れるまでには時間がかかるかもしれません。
里親になる方は、その子がそれまで過ごしてきた時間や気持ちに寄り添い、ゆっくり信頼関係を築いていっていただきたいと思います。

マンチカンをお迎えするときの費用相場は?

マンチカンをお迎えする際には、生体にかかる費用の他に、以下のような費用がかかります。

  • ・混合ワクチン(5,000~7,000円前後)
    感染症を予防するための注射で、予防できる病気の数によって費用は変わってきます。
  • ・最初に用意しておきたいグッズ(15,000円程度)
    ネコちゃんをお迎えした時点で用意しておくと良いグッズは、ケージやサークル、トイレ、猫砂、食器、フード、爪とぎ、キャットタワー、おもちゃなどです。
    他のネコちゃんとトイレを共有するのを嫌がる子もいるため、多頭飼育の場合はネコちゃんの頭数+1個トイレを用意してあげられると安心です。

    マンチカンをお迎えする方法には、それぞれにメリットがあるので、自分がネコちゃんをお迎えする際に何を重視したいのかを検討しましょう。
    ネコちゃんとの出会いは一期一会ですので、どこでお迎えするにしても、「この子を一生大切にしたい!」と思える子を選んでいただくのが一番かと思います。

マンチカンの飼育のポイント

マンチカンの毛質は毛玉にはなりにくいので、お手入れはそこまで大変ではありません。
ただ、定期的なブラッシングを行うことで、抜け毛や毛玉を防ぐことができます。
遊びはスピード感があってパワフルなものを好むので、安全で十分な広さのある空間を確保して、沢山遊んであげましょう。
性格はとても陽気で社交的なので、子どもや他のペットと仲良くできる子も多いです。

好奇心旺盛で、ウサギのように後ろ足で立ち上がって、気になるものを少しでもよく見ようとしたりします。
ジャンプ力は他の猫よりもやや劣るので、キャットタワーの高さなどは上手に調節してあげましょう。
ただ、そのジャンプ力を甘く見て、高いところにある危険なものに近付いてしまわないよう、十分に注意しましょう。

マンチカンのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 異物誤飲
    食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。異物には、中毒を起こす食べものや、胃や腸に刺さったり詰まったりしてしまうものが含まれます。嘔吐や下痢などの消化器症状がみられたり、命の危険に繋がることもあります。
  • 猫風邪

    主にヘルペスやカリシといったウイルスが感染することで、くしゃみ、咳、鼻水、発熱などの風邪症状がでます。また、目ヤニがみられることも多いです。特に免疫力の低い子猫や高齢の猫では重症化することもあります。

  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。

成猫~

  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 甲状腺機能亢進症
    甲状腺が腫れて大きくなり、チロキシン(サイロキシン)というホルモンが過剰に分泌されることで起こります。チロキシンは代謝を上げる働きがあるので、食欲は増しているのに体重が減ったり、攻撃的になったりします。高齢の猫に多く、元気や食欲はあるので発見が遅れることがあります。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペット損保のペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前からかかっていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

マンチカンの保険金請求事例

慢性腎臓病の場合

毛並みが悪くなり、病院に連れて行くと、「慢性腎臓病」と診断されました。現在、点滴治療のため週に1回通院し、血液検査も定期的に行っています。

年齢8歳内容通院1日

診療明細書

診療項目金額(円)
診察 800
検査 4,500
点滴 2,000
お薬 4,700
合計12,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術費用に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
8,400円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
3,600円
お客さま負担額
12,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払いさせていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

異物誤飲の場合

リボンを飲み込んでしまったようだったので、病院に連れて行きました。検査の結果、腸の中にリボンが見つかり、お腹を切って摘出手術を行いました。

年齢0歳内容手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目金額(円)
診察 1,500
入院(5泊6日) 27,000
検査 10,000
全身麻酔 15,000
手術 130,000
点滴 20,000
処置 10,000
注射 6,000
お薬 1,300
合計220,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術費用に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
154,560円
「うちの子ライト」補償額
198,720円
お客さま負担額
66,240円
お客さま負担額
22,080円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払いさせていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)