マンチカン

マンチカン

マンチカンは足が短く体高が低いのが特徴です。でも、その容姿からは想像もできないほどのスピードで俊敏に動き、小回りもききます。もちろんジャンプ力もしっかりありますが、他の猫に比べると高い所を飛び回ることは少ないです。活気に溢れていて好奇心旺盛で、飼い主さんには深い愛情を抱きます。犬にもダックスフンドのように胴長短足の品種がおり、背骨に大きな負担がかかるとされていますが、マンチカンの場合は背骨に問題が起こることは少ないとされています。ただし多くの猫同様、高齢になると腎臓病のリスクが高まるので、注意が必要です。

マンチカンのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 異物誤飲
    食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。異物には、中毒を起こす食べものや、胃や腸に刺さったり詰まったりしてしまうものが含まれます。嘔吐や下痢などの消化器症状がみられたり、命の危険に繋がることもあります。
  • 猫カゼ
    主にヘルペスやカリシといったウイルスが感染することで、くしゃみ、咳、鼻水、発熱などのカゼ症状がでます。また、目ヤニがみられることも多いです。特に免疫力の低い子猫や高齢の猫では重症化することもあります。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。

成猫~

  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 甲状腺機能亢進症
    甲状腺が腫れて大きくなり、チロキシン(サイロキシン)というホルモンが過剰に分泌されることで起こります。チロキシンは代謝を上げる働きがあるので、食欲は増しているのに体重が減ったり、攻撃的になったりします。高齢の猫に多く、元気や食欲はあるので発見が遅れることがあります。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

マンチカンの保険金請求事例

慢性腎臓病の場合

毛並みが悪くなり、病院に連れて行くと、「慢性腎臓病」と診断されました。現在、点滴治療のため週に1回通院し、血液検査も定期的に行っています。

年齢 8歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
検査 4,500
点滴 2,000
お薬 4,700
合計 12,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
8,400円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
3,600円
お客さま負担額
12,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

異物誤飲の場合

リボンを飲み込んでしまったようだったので、病院に連れて行きました。検査の結果、腸の中にリボンが見つかり、お腹を切って摘出手術を行いました。

年齢 0歳 内容 手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
入院(5泊6日) 27,000
検査 10,000
全身麻酔 15,000
手術 130,000
点滴 20,000
処置 10,000
注射 6,000
お薬 1,300
合計 220,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
154,560円
「うちの子ライト」補償額
198,720円
お客さま負担額
66,240円
お客さま負担額
22,080円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

アイペットのペット保険

マンチカンの特徴

歴史

マンチカンのような短足猫の存在は、昔から世界中で記録されてきました。1944年のイギリスでは、ジョーンズ博士が数世代にわたる短足猫の報告をしており、その猫たちは足が短いこと以外は一般的な猫と変わりない容姿だったようです。しかし、この猫の家系は第二次世界大戦中に途絶えてしまいました。短足猫は他にも、1956年にスターリングラード、1970年にニューイングランド、1980年代にルイジアナ州で認められています。そして1983年に、今のマンチカンの元となる短足の妊娠猫が発見されました。その猫を発見した女性はその猫を「ブラックベリー」と名づけて、友人にブラックベリーから産まれたオス猫を譲り渡しました。その猫に異なる種類の猫を交配させて、今のマンチカンが確立されていったとされます。

容姿

マンチカンには短毛種と長毛種(マンチカン・ロングヘア)がおり、短毛種は中程度の長さの柔らかいコートを、長毛種はセミロングの絹のようなコートをもっています。また、様々な猫と交配されてきたことから、毛色と模様のバリエーションはとても豊富です。また、短足が特徴であるとはいえ、足の長さには個体差があります。

マンチカンの飼育のポイント

マンチカンの毛質は毛玉にはなりにくいので、お手入れはそこまで大変ではありません。ただ、定期的なブラッシングを行うことで、抜け毛や毛玉を防ぐことができます。遊びはスピード感があってパワフルなものを好むので、安全で十分な広さのある空間を確保して、沢山遊んであげましょう。性格はとても陽気で社交的なので、子どもや他のペットと仲良くできる子も多いです。好奇心旺盛で、ウサギのように後ろ足で立ち上がって、気になるものを少しでもよく見ようとしたりします。ジャンプ力は他の猫よりもやや劣るので、キャットタワーの高さなどは上手に調節してあげましょう。ただ、そのジャンプ力を甘く見て、高い所にある危険なものに近付いてしまわないよう、十分に注意しましょう。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)