メイン・クーン

メイン・クーン

アメリカ原産の長毛種であるメイン・クーンは、厳しい寒さを乗り切るためのふさふさの毛と、大きくて頑丈な体が特徴です。そしてその大柄な見た目とは裏腹に、いくつになっても子猫のような愛らしさと、子どもや他のペットとも仲良くする穏やかな優しさを持っています。厳しい気候に適応してきた丈夫な猫ではありますが、心臓病や腎臓病になるリスクがある品種でもあるので、日ごろから体調の変化には十分に気を付けましょう。

メイン・クーンのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 股関節形成不全
    股関節を形成している骨盤の骨と大腿骨がかみ合わなくなり、関節に炎症が起こって痛みが出ます。犬では大型犬に多く、遺伝や成長期に骨の発育がうまくいかないことが主な原因です。歩く時に腰が左右に振れたり、階段の上り下りを嫌がったりします。
  • ピルビン酸キナーゼ欠損症
    赤血球にエネルギーを供給するのに必要なピルビン酸キナーゼという酵素が不足し、赤血球が壊れることで貧血になってしまう、遺伝性の病気です。慢性的な貧血の状態に体が順応してしまうと症状がでないことも多いですが、進行すると粘膜が白くなったり、疲れやすくなります。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。

成猫~

  • 肥大型心筋症
    心筋が厚くなって心臓の部屋が狭くなり、全身に十分な血液を送り出すことができなくなる病気です。主に遺伝や加齢によって起こります。血流が悪くなることで血栓ができやすくなり、それが血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もあります。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

メイン・クーンの保険金請求事例

慢性腎臓病の場合

毛並みが悪くなり、病院に連れて行くと、「慢性腎臓病」と診断されました。現在、点滴治療のため週に1回通院し、血液検査も定期的に行っています。

年齢 8歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
検査 4,500
点滴 2,000
お薬 4,700
合計 12,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
8,400円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
3,600円
お客さま負担額
12,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

尿石症の場合

血尿が出たため、気になって病院に連れて行きました。検査の結果、膀胱に結石が見つかり、お腹を切って結石を取り出す手術を行いました。

年齢 4歳 内容 手術1回、入院3日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(2泊3日) 9,000
検査 25,000
全身麻酔 17,500
手術 45,000
結石分析 4,500
点滴 12,600
処置 6,000
注射 5,400
お薬 2,000
合計 127,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
89,460円
「うちの子ライト」補償額
115,020円
お客さま負担額
38,340円
お客さま負担額
12,780円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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メイン・クーンの特徴

歴史

メイン・クーンは北アメリカ原産の古い品種の一つであり、メイン州の猫として公式に認められています。その起源には数々のユニークな説があり、猫とアライグマの交配からうまれたという、生物学的には不可能な話もあります。これは、メイン・クーンの特徴でもあるアライグマのようなふさふさの尾と毛色、またその名前(アライグマは英語でラクーンと言います)からうまれた伝説であると考えられています。もう一つの有名な説は、フランス革命時、マリー・アントワネットがアメリカに亡命を計画していた際に飼っていた猫が起源であるとするものです。そして、現在最も有力とされているのは、元々アメリカに存在していた短毛の猫と、バイキング達によって持ち込まれた長毛の猫との交配によってうまれたという説です。メイン・クーンはボストンやニューヨークなどのキャットショーで初期の頃から人気を博しており、1895年のマディソン・スクエア・ガーデン・ショーでは最高賞を受賞しました。

容姿

大きくがっしりした体、分厚い光沢のある毛、大きな目、長く立派な尾が特徴です。また、前足よりも後ろ足の方がやや長いです。毛は密ではなく、首周りと腹部は長めになっています。毛色は多様ですが、最も一般的なのはブラウンタビー(茶色の縞模様)で、他にも単色、三毛、シルバーパターン(毛先が銀色)などがあります。雪の上でもしっかり歩けるように足は大きくて毛深く、暖かさを保持するために耳にもふさふさの毛が生えています。

メイン・クーンの飼育のポイント

メイン・クーンは注意を引こうとせがむタイプではありませんが、飼い主さんの行くところやしていることには興味津々です。家の中をついて回ったり、ドアの前で飼い主さんが出てくるのをじっと待っていたりする可愛い一面もあります。また、頭が良いので、訓練次第では犬のように投げたおもちゃを取ってくる子もいるようです。毛は厚いですが密ではないので定期的なブラッシングで毛質を保つことができますし、鳴き声が大きくないのも飼いやすいポイントです。ただし体が大きくなるので、広めの飼育スペース、成長に合わせた十分な運動、適切な食事管理などが必要になります。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)