ノルウェージャン・フォレスト・キャット

ノルウェージャン・フォレスト・キャット

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの一番の特徴は、その大きな体とセミロングの美しい毛です。厳しい寒さに対応できるように逞しく生き残ってきた品種で、完全な大きさに育つまでに5年ほどかかります。名前には「森の猫」という意味があり見た目は力強い印象ですが、性格はとてもフレンドリーで、他のペットや人と関わるのを好む子が多いです。健康的な品種ではありますが大柄なので、体重が増えすぎると落下事故に繋がったり、心臓に負担がかかってしまうため注意が必要です。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 骨折
    骨折の多くは、飼い主さんの不注意によって起こります。特に犬では段差や抱っこからの落下による前足の「橈尺骨(とうしゃっこつ)」の骨折が多く、猫では扉や窓に挟まれる事故の例が多く見られます。
  • ピルビン酸キナーゼ欠損症
    赤血球にエネルギーを供給するのに必要なピルビン酸キナーゼという酵素が不足し、赤血球が壊れることで貧血になってしまう、遺伝性の病気です。慢性的な貧血の状態に体が順応してしまうと症状がでないことも多いですが、進行すると粘膜が白くなったり、疲れやすくなります。
  • 進行性網膜萎縮
    光を感じ取る網膜という部分が萎縮して、徐々に視力が落ちていく遺伝性の病気です。初めは暗い場所での視力の低下が起こり、進行のスピードは様々ですが、最終的には失明に至ります。

成猫~

  • 肥大型心筋症
    心筋が厚くなって心臓の部屋が狭くなり、全身に十分な血液を送り出すことができなくなる病気です。主に遺伝や加齢によって起こります。血流が悪くなることで血栓ができやすくなり、それが血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もあります。
  • 糖尿病
    血糖値を下げるホルモンであるインスリンの作用が低下し、体が糖を利用できなくなる病気です。原因は遺伝や感染など様々で、肥満や加齢も発症のきっかけになるとされます。水をたくさん飲む、食欲はあるのに体重が減るなどの症状がみられます。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの保険金請求事例

糖尿病の場合

最近水を飲む量が増え、病院で検査したところ「糖尿病」と診断されました。インスリン治療をするため、入院することになりました。

年齢 9歳 内容 入院3日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(2泊3日) 6,000
検査 12,000
点滴 5,000
注射 6,300
お薬 5,000
合計 35,100
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
24,570円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
10,530円
お客さま負担額
35,100円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

骨折の場合

ドアで勢いよく挟んでしまい、ギャッと鳴いて後ろ足をかばうようになりました。病院で検査をしたところ、「骨折」と診断され、折れた骨をつなぐ手術を行いました。

年齢 1歳 内容 手術1回、入院5日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(4泊5日) 10,000
検査 20,500
全身麻酔 32,500
手術 237,000
処置 3,400
注射 4,500
合計 308,700
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
216,090円
「うちの子ライト」補償額
277,830円
お客さま負担額
92,610円
お客さま負担額
30,870円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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ノルウェージャン・フォレスト・キャットの特徴

歴史

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの強く頑丈な体と立派な毛は、過酷な環境であるスカンジナビアで何世紀にもわたって進化を遂げてきた証です。祖先猫は、ノルウェーの言葉で「森の猫」を意味する「スコグカット」として伝説や神話で言及されており、バイキング達と共に旅をし、船と村を害獣から守っていたとされています。1930年代にはこの品種を守ろうという活動が始まりましたが、第二次世界大戦によりその計画は阻まれ、一時は絶滅の危機に瀕しました。しかしその後特別な繁殖プログラムが組まれ、1970年にノルウェージャン・フォレスト・キャットはノルウェーの公式な国の猫種として王に認定されました。

容姿

体は大きく、筋肉質で、全体的にがっしりしています。毛はセミロングで水をはじくようになっています。過酷なスカンジナビアの寒さを生き抜いてきたため、アンダーコートは密生しており、特に冬の時期には首周りの毛も生えそろって寒さを防ぎます。尾もふさふさで長く垂れています。頭は三角形、横顔は鼻筋が真っ直ぐ通っており、目は大きなアーモンド型で表情豊かです。毛色はホワイト、ブラック、ブラウンタビー(茶色の縞模様)など様々な組み合わせがあり、模様の入り方にも色々なパターンがあります。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの飼育のポイント

ノルウェージャン・フォレスト・キャットは猫らしく繊細な一面もありますが、どんな環境にも馴染みやすい社交的な子が多いです。程よくアクティブで、他の猫と比べても高い所に登るのが大好きなので、遊び場には高低差を作ったり、高めのキャットタワーを置いたりと工夫をしてあげるといいですね。ただし、落下事故には十分に注意が必要です。運動不足はストレスだけでなく肥満の原因にもなってしまうので、是非一緒に遊んでたくさんスキンシップをとってあげましょう。ノルウェージャン・フォレスト・キャットは長毛種の中でも比較的お手入れの簡単な種類ですが、特に冬毛が抜ける春はいつもより念入りにブラッシングをして、皮膚のケアと毛玉の予防を心がけて下さい。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)