ブリティッシュ・ショートヘア

ブリティッシュ・ショートヘア

まん丸の顔にシマリスのような頬、笑っているように見える顔は、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫のモデルとしても有名です。愛情深く気品がありつつも、かつては家畜小屋をネズミなどの害獣から守るハンターであったため、俊敏で遊ぶのが大好きです。比較的丈夫な品種ではありますが、多くの猫同様、特に高齢期には腎臓や心臓の病気に注意が必要です。

ブリティッシュ・ショートヘアのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 異物誤飲
    食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。異物には、中毒を起こす食べものや、胃や腸に刺さったり詰まったりしてしまうものが含まれます。嘔吐や下痢などの消化器症状がみられたり、命の危険に繋がることもあります。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。

成猫~

  • 肥大型心筋症
    心筋が厚くなって心臓の部屋が狭くなり、全身に十分な血液を送り出すことができなくなる病気です。主に遺伝や加齢によって起こります。血流が悪くなることで血栓ができやすくなり、それが血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もあります。
  • 多発性のう胞腎
    腎臓にのう胞(内部に液体のたまった袋)ができて腎臓の組織を圧迫し、腎機能が低下していく病気です。猫では遺伝的にみられることが多く、水をたくさん飲む、おしっこの量が増える、食欲不振、嘔吐などの腎不全の症状がみられるようになります。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

ブリティッシュ・ショートヘアの保険金請求事例

慢性腎臓病の場合

毛並みが悪くなり、病院に連れて行くと、「慢性腎臓病」と診断されました。現在、点滴治療のため週に1回通院し、血液検査も定期的に行っています。

年齢 8歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
検査 4,500
点滴 2,000
お薬 4,700
合計 12,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
8,400円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
3,600円
お客さま負担額
12,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

異物誤飲の場合

リボンを飲み込んでしまったようだったので、病院に連れて行きました。検査の結果、腸の中にリボンが見つかり、お腹を切って摘出手術を行いました。

年齢 0歳 内容 手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
入院(5泊6日) 27,000
検査 10,000
全身麻酔 15,000
手術 130,000
点滴 20,000
処置 10,000
注射 6,000
お薬 1,300
合計 220,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
154,560円
「うちの子ライト」補償額
198,720円
お客さま負担額
66,240円
お客さま負担額
22,080円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

アイペットのペット保険

ブリティッシュ・ショートヘアの特徴

歴史

ブリティッシュ・ショートヘアはイギリス原産の猫で、もっとも古い品種のうちの1つとされています。その起源はエジプトから輸入された猫で、ローマ人がイギリスを侵略した際に連れていたと考えられます。また、1914年から1918年の間にはペルシャとの交配が行われ、ロングヘアのタイプも生まれました。そして、短毛の猫たちはブリティッシュ・ショートヘアの、長毛の猫たちはペルシャの繁殖プログラムに組み込まれました。しかし世界大戦を経て個体数が激減してしまったため、ブリーダーたちは再びロシアン・ブルーやペルシャなどをかけ合わせることで、ブリティッシュ・ショートヘアという品種を復活させようとしました。現在ではペルシャの特徴である長毛が残っているブリティッシュ・ロングヘアとともに、人気の品種となっています。

容姿

中~大型のがっしりした筋肉質な体で、約3年かけて完全に成長します。丸い頭に短い鼻、大きく見開いた目にほほえみを浮かべたような顔が特徴的です。足は骨太で、尾も太く先端が丸くなっています。毛は短くて非常に密度が高く、ブルー(グレー)が最もスタンダードな色ですが、様々な毛色が生まれます。また、毛色によって目の色も金、銅、青、深緑など様々です。ロングヘアはペルシャのようなふわふわの容姿になります。

ブリティッシュ・ショートヘアの飼育のポイント

ブリティッシュ・ショートヘアは愛想がよくフレンドリーで、他のペットや子供に対しても我慢強い性格です。膝に乗ってじっとしたり大人しく抱かれるのは得意ではありませんが、飼い主さんのそばにいることを好みます。とても活発な品種というわけではないですが、ハンター気質が残っているので、ネズミのおもちゃやレーザーポインターの光を追いかけるような遊びをしてあげるといいですね。また、太りやすい傾向もあるので、適度な運動に加えて適切な食事管理をしてあげましょう。肥満になると心臓や関節に負担がかかったり、糖尿病のリスクが高まったりするので、注意が必要です。毛は絡みにくいのでお手入れはそこまで大変ではないですが、特にロングヘアの子は子猫の頃からブラッシングに慣れさせてあげましょう。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)