エキゾチック・ショートヘア

エキゾチック・ショートヘア

エキゾチック・ショートヘアはペルシャによく似ていますが、そこまで毛が長くないので、お手入れは比較的簡単です。低い鼻と大きな目が特徴で、クマのぬいぐるみのような愛らしい顔をしています。性格もペルシャに似て基本的には温厚ですが、アメリカン・ショートヘアの血も引いているため、活発で好奇心旺盛な一面もあります。鼻の低い品種に特有の症状や呼吸器の病気には注意が必要です。

エキゾチック・ショートヘアのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • ドライアイ
    乾性角結膜炎とも呼ばれ、涙の量が減ることで目が乾き、角膜や結膜に炎症が起こる病気です。主な原因は免疫の異常、感染症、外傷などで、目が乾くことで傷がつきやすくなったり、目ヤニが多くなります。
  • 流涙症
    涙の量が増えたり、たまった涙がうまく排出されなくなることで、涙があふれてしまう病気です。目の周りが常に濡れていたり、毛が茶色く変色する「涙やけ」と呼ばれる状態になっていたら、流涙症が疑われます。
  • 異物誤飲
    食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。異物には、中毒を起こす食べものや、胃や腸に刺さったり詰まったりしてしまうものが含まれます。嘔吐や下痢などの消化器症状がみられたり、命の危険に繋がることもあります。
  • 短頭種気道症候群
    呼吸困難を引き起こすようないくつかの病気が重なって起こる、マズルの短い短頭種に特有の病気です。いびき、口をあけてハアハアする呼吸(パンティング)、嚥下障害、嘔吐などの症状がみられ、暑さや肥満で悪化することがあります。

成猫~

  • 多発性のう胞腎
    腎臓にのう胞(内部に液体のたまった袋)ができて腎臓の組織を圧迫し、腎機能が低下していく病気です。猫では遺伝的にみられることが多く、水をたくさん飲む、おしっこの量が増える、食欲不振、嘔吐などの腎不全の症状がみられるようになります。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

エキゾチック・ショートヘアの保険金請求事例

結膜炎の場合

目やにが多く、目がしょぼしょぼしていて、病院で「結膜炎」と診断されました。目を洗浄し、経過を見るため、定期的に通院しています。

年齢 0歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
処置 500
お薬 2,000
合計 3,300
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
2,310円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
990円
お客さま負担額
3,300円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

異物誤飲の場合

リボンを飲み込んでしまったようだったので、病院に連れて行きました。検査の結果、腸の中にリボンが見つかり、お腹を切って摘出手術を行いました。

年齢 0歳 内容 手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
入院(5泊6日) 27,000
検査 10,000
全身麻酔 15,000
手術 130,000
点滴 20,000
処置 10,000
注射 6,000
お薬 1,300
合計 220,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
154,560円
「うちの子ライト」補償額
198,720円
お客さま負担額
66,240円
お客さま負担額
22,080円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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エキゾチック・ショートヘアの特徴

歴史

エキゾチック・ショートヘアの歴史は、アメリカン・ショートヘアとペルシャの交配によって生まれた、シルバーの毛と緑色の目をした子猫から始まりました。ブリーダーのジェーン・マーティンがこの子猫に注目し、「スターリング」という名前で新たな品種としての登録を目指しました。最初はシルバーの毛の猫のみを指して名付けられましたが、他の毛色の猫も生まれたため、「エキゾチック・ショートヘア」と名前を変更しました。また、同時期にキャロライン・バッセイというブリーダーが、バーミーズとペルシャを交配することで、茶色のペルシャを生み出そうとしていました。生まれてきた子猫は想像していた茶色ではなく黒でしたが、そこから短毛のペルシャというアイディアをひらめきました。その後はブリーダーたちの手によりエキゾチック・ショートヘアという品種として確立していきました。

容姿

幅の広い丸顔に短くてやや離れた耳、大きくて丸い目、低い鼻が特徴です。足は太くて短くしっかりしており、尾も短く丸みを帯びています。全体的に体は筋肉質でがっしりしていますが、厚いふわふわの毛に覆われているため、その見た目はまるでぬいぐるみのようです。毛は短く、様々な色と模様があります。また、よりペルシャに近い長毛の猫が生まれることもあり、登録団体によってエキゾチックやエキゾチック・ロングヘアと呼ばれます。

エキゾチック・ショートヘアの飼育のポイント

エキゾチック・ショートヘアはペルシャの血を引いているので、基本的には穏やかでのんびりとしています。愛情を込めてかわいがると、飼い主さんの気を引こうと視線を送ってきたり、部屋を移動する時に後を追ってきたりします。甘えん坊で、大人しく抱かれる子も多いです。また、アメリカン・ショートヘア譲りの活発さから、遊ぶことも大好きです。好奇心旺盛なのでおもちゃはもちろん、丸めた紙を追いかけたり、シンプルな遊びでも楽しむことができます。ただし、口にしてはいけないものを食べてしまわないように注意が必要です。毛は短いのでお手入れは簡単ですが、定期的にブラッシングをしてあげましょう。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)