アビシニアン

アビシニアン

短毛で筋肉質のアビシニアンは、まるで彫刻のような引き締まった見た目をしています。大きな声で鳴くことは少ないですが、とても綺麗な声をしています。アクティブかつ好奇心旺盛で、遊ぶのが大好きです。なんでも知りたがる性格と高い身体能力から、お家の中でも高い所にのぼったり狭い所に入り込んだりすることがあるので、思わぬ事故には注意が必要です。また、多くの猫同様、高齢になると腎臓病のリスクが高まります。

アビシニアンのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 皮膚炎
    細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。
  • ピルビン酸キナーゼ欠損症
    赤血球にエネルギーを供給するのに必要なピルビン酸キナーゼという酵素が不足し、赤血球が壊れることで貧血になってしまう、遺伝性の病気です。慢性的な貧血の状態に体が順応してしまうと症状がでないことも多いですが、進行すると粘膜が白くなったり、疲れやすくなります。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。
  • 進行性網膜萎縮
    光を感じ取る網膜という部分が萎縮して、徐々に視力が落ちていく遺伝性の病気です。初めは暗い場所での視力の低下が起こり、進行のスピードは様々ですが、最終的には失明に至ります。

成猫~

  • 糖尿病
    血糖値を下げるホルモンであるインスリンの作用が低下し、体が糖を利用できなくなる病気です。原因は遺伝や感染など様々で、肥満や加齢も発症のきっかけになるとされます。水をたくさん飲む、食欲はあるのに体重が減るなどの症状がみられます。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

アビシニアンの保険金請求事例

皮膚炎の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢 2歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 2,500
合計 7,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
4,900円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
2,100円
お客さま負担額
7,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

尿石症の場合

血尿が出たため、気になって病院に連れて行きました。検査の結果、膀胱に結石が見つかり、お腹を切って結石を取り出す手術を行いました。

年齢 4歳 内容 手術1回、入院3日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(2泊3日) 9,000
検査 25,000
全身麻酔 17,500
手術 45,000
結石分析 4,500
点滴 12,600
処置 6,000
注射 5,400
お薬 2,000
合計 127,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
89,460円
「うちの子ライト」補償額
115,020円
お客さま負担額
38,340円
お客さま負担額
12,780円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

アイペットのペット保険

アビシニアンの特徴

歴史

アビシニアンは最も古くから知られている品種のひとつとされていますが、その歴史に関しては諸説あります。古代エジプトの壁画や芸術品に描かれていた猫がアビシニアンに似ていることからその子孫なのではないかという説や、1868年のイギリス・アビニシア(現在のエチオピア)戦争の時にイギリス軍の兵士が連れて帰った猫が起源となったのではないかという説があります。しかし、最近の遺伝子研究ではアビシニアンはインド・ベンガル湾の沿岸地域周辺に先祖がいた可能性があることが明らかになっています。その後アビシニアンはイギリスで繁殖と改良を繰り返し、1930年代になるとアメリカでも繁殖が本格化し、人気の品種へと成長していきました。

容姿

体は中型で柔軟ですが、筋肉もついていて運動能力が高いです。頭は丸みを帯びていて、前方に傾いた耳は大きく、アーチ型になっています。大きな目はアーモンド型をしていて、色合いはゴールドや琥珀色、緑色など様々です。毛は短いですが、弾力があってやわらかい触り心地です。アビシニアンの毛はティックドタビーといって、1本の毛の中に色の濃淡があるのが特徴です。毛色はルディー(赤茶色)、チョコレート、シナモン、ブルーなどがあります。

アビシニアンの飼育のポイント

アビシニアンは飼い主に対して忠実で、しつけをしやすいと言われています。愛情深く、人間のことをよく観察していて、理解しようとしてくれます。とても好奇心旺盛で、取り巻く環境すべてに興味を示すといっても過言ではありません。冷蔵庫や本棚など高いところを見つけてのぼろうとするので、危ないものを置かないように注意しましょう。また、エネルギーがあってパワフルなので、膝の上などでリラックスさせてあげるよりは、人も一緒になって遊んであげると喜びます。ただし、飼い主さんへの愛情が深い故に他のペットには嫉妬することもあるので、相性には気をつけましょう。

猫種別病気ガイドトップへ戻る

[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)