サイベリアン

サイベリアン

ロシアにルーツを持つサイベリアンは、とても力強くパワフルな猫です。成長はゆっくりですが、成猫になると大きくしっかりとした体つきになります。触り心地はやわらかく、寒さから保護するために耳の内側にも毛が生えているのが特徴です。性格は穏やかで辛抱強いです。比較的丈夫な品種ではありますが、多くの猫同様、高齢になると心臓病や腎臓病のリスクが高まるので、注意が必要です。

サイベリアンのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • ピルビン酸キナーゼ欠損症
    赤血球にエネルギーを供給するのに必要なピルビン酸キナーゼという酵素が不足し、赤血球が壊れることで貧血になってしまう、遺伝性の病気です。慢性的な貧血の状態に体が順応してしまうと症状がでないことも多いですが、進行すると粘膜が白くなったり、疲れやすくなります。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。
  • 猫カゼ
    主にヘルペスやカリシといったウイルスが感染することで、くしゃみ、咳、鼻水、発熱などのカゼ症状がでます。また、目ヤニがみられることも多いです。特に免疫力の低い子猫や高齢の猫では重症化することもあります。

成猫~

  • 肥大型心筋症
    心筋が厚くなって心臓の部屋が狭くなり、全身に十分な血液を送り出すことができなくなる病気です。主に遺伝や加齢によって起こります。血流が悪くなることで血栓ができやすくなり、それが血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もあります。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

サイベリアンの保険金請求事例

猫カゼの場合

くしゃみが出るため、病院に連れて行きました。「猫カゼ」と診断され、お薬で経過を見ることになりました。

年齢 0歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 2,500
お薬 5,100
合計 9,100
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
6,370円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
2,730円
お客さま負担額
9,100円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

尿石症の場合

血尿が出たため、気になって病院に連れて行きました。検査の結果、膀胱に結石が見つかり、お腹を切って結石を取り出す手術を行いました。

年齢 4歳 内容 手術1回、入院3日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(2泊3日) 9,000
検査 25,000
全身麻酔 17,500
手術 45,000
結石分析 4,500
点滴 12,600
処置 6,000
注射 5,400
お薬 2,000
合計 127,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
89,460円
「うちの子ライト」補償額
115,020円
お客さま負担額
38,340円
お客さま負担額
12,780円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

アイペットのペット保険

サイベリアンの特徴

歴史

サイベリアンに関して残されている情報は少ないですが、その歴史は古く、紀元1000年頃には存在していたとされます。また、ロシアでは何百年も前からおとぎ話や子ども向けの本に登場しており、国宝とも言われています。忠誠心があり、ネズミなどの害獣駆除をすることで、ロシア人にとっては非常に大切な猫とされてきました。ロシア(当時はソ連)とアメリカの間の冷戦が終わると、ロシアはサイベリアンの輸出をはじめました。アメリカにはじめて輸出されたのは1990年となっています。

容姿

骨格がしっかりとした中~大型の筋肉質な体で、完全に成長するまでには5年ほどかかります。体は丸みを帯びていて、一般的にメスよりもオスの方が少し大きく成長します。毛の長さはセミロングとされていますが、季節によって変わります。冬は厚くふさふさとした毛が、夏は短くて密度の低い毛が生えます。前足より後ろ足の方がやや長く、パワフルな跳躍力を発揮します。目の色合いと毛色は様々です。

サイベリアンの飼育のポイント

サイベリアンはとても賢く、ごはんやお気に入りのおもちゃが隠されていると、自分でそれを探し出そうとすることがあります。もともとネズミの駆除をしていたこともあり、ハンター気質で俊敏です。口に入れてはいけないものは、届かないところにしっかりとしまうよう工夫が必要です。また、大きな体の割には跳躍力があるので、キャットタワーなどは安定したものを選びましょう。基本的には愛情深く温和なので、子どもとの相性も良く遊び相手になってくれることが多いです。お手入れは難しくありませんが、抜け毛や毛玉を防ぐために、特に生え変わりの季節は丁寧にブラッシングをしてあげると良いですね。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)