アメリカン・カール

アメリカン・カール

アメリカ原産の品種の一つで、外側にくるっと反った耳が特徴ですが、耳が巻いていない子が産まれる場合もあります。体つきはスタイリッシュで、活動的な雰囲気を感じさせます。短毛種と、尾に豊富な飾り毛の生えた長毛種がおり、多様な毛色があります。とても明るく人懐っこい性格をしているので、しっかりスキンシップをとりたい人には良いパートナーになってくれるといえます。その特徴的な耳の形から、耳道が狭く炎症が起こりやすい傾向があるので、日ごろから気を付けておきましょう。

アメリカン・カールのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 外耳炎
    耳の穴から鼓膜までの外耳に炎症が起こります。原因は細菌、真菌、寄生虫、アレルギーなど様々で、耳が垂れている子や耳が蒸れやすい夏場に多くみられます。耳をかゆがったり、頭を振ったり、においが出てきたりします。
  • 異物誤飲
    食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。異物には、中毒を起こす食べものや、胃や腸に刺さったり詰まったりしてしまうものが含まれます。嘔吐や下痢などの消化器症状がみられたり、命の危険に繋がることもあります。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。

成猫~

  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 甲状腺機能亢進症
    甲状腺が腫れて大きくなり、チロキシン(サイロキシン)というホルモンが過剰に分泌されることで起こります。チロキシンは代謝を上げる働きがあるので、食欲は増しているのに体重が減ったり、攻撃的になったりします。高齢の猫に多く、元気や食欲はあるので発見が遅れることがあります。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

アメリカン・カールの保険金請求事例

外耳炎の場合

耳垢が多く、しきりに耳を掻くため、何度か継続して病院での耳の洗浄を行っています。

年齢 0歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
処置 800
お薬 1,400
合計 3,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
2,100円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
900円
お客さま負担額
3,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

異物誤飲の場合

リボンを飲み込んでしまったようだったので、病院に連れて行きました。検査の結果、腸の中にリボンが見つかり、お腹を切って摘出手術を行いました。

年齢 0歳 内容 手術1回、入院6日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
入院(5泊6日) 27,000
検査 10,000
全身麻酔 15,000
手術 130,000
点滴 20,000
処置 10,000
注射 6,000
お薬 1,300
合計 220,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
154,560円
「うちの子ライト」補償額
198,720円
お客さま負担額
66,240円
お客さま負担額
22,080円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

アイペットのペット保険

アメリカン・カールの特徴

歴史

1981年6月、カリフォルニア州レークウッドに住んでいたルーガ夫妻の元に、長い絹のような被毛と特徴的な耳を持つ黒い子猫が迷い込んできました。シュラミスと名づけられたこの猫はのちに出産し、生まれた4頭の子猫のうち2頭が、シュラミスと同じように反った耳を持っていました。1983年になると、その特徴的な耳の遺伝子を保存しようと、ブリーダーや愛好家たちによって繁殖が進められました。それと同時に、この個性的な猫はキャット・ファンシーという雑誌に掲載され、世界的に紹介されました。

容姿

バランスの取れた中型の猫で、丸い頭部と大きなクルミ形の目が、甘くて豊かな表情をつくっています。毛は柔らかくシルキーで体にぴったりと沿っており、長毛種は尾に飾り毛が生えています。一番の特徴である耳は、生まれた時は真っ直ぐですが、生後3~5日でバラの花びらのように徐々に外に巻き始め、約16週で最終的な形になります。この反り耳は50%の確率で生まれるとされ、反り具合にも個体差があります。

アメリカン・カールの飼育のポイント

毎日新しい挑戦と冒険を求めて様々なものに触れたがる、好奇心旺盛で元気いっぱいな性格です。人のことが大好きなので、飼い主さんの注意を引こうと膝の上で丸まったり、夜は一緒に寝たり、常に家の中を付いてまわったりします。成長しても子猫のように甘えてくる性格から、「猫のピーターパン」という愛称で呼ばれることもあるようです。また、落ち着いた知性的な一面もあり、子供や他のペットとの生活にも順応できる子が多いです。抜け毛が多くなくて鳴き声が静かなのも、あらゆる家庭で愛される理由のひとつです。スキンシップをとる際には、耳が反っている子は特に、耳の中が汚れていないか定期的にチェックしてあげましょう。また、反っている耳の軟骨を痛めないよう、無理に向きを変えたりしないよう注意が必要です。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)