セルカーク・レックス

セルカーク・レックス

羊のようにくるくるした巻き毛が密生した特徴的な容姿の、比較的新しい品種です。その姿はまるでぬいぐるみのようで、つい抱きしめたくなってしまう人も多いはず。性格は愛情豊かで寛大なので、どんな人や環境にも順応して生活できる子が多いです。毛の長さにより、ロングヘアを独立した品種としている団体もあります。密生した巻き毛は一番の魅力ではありますが、特に高温多湿の夏場は皮膚の病気に注意が必要です。

セルカーク・レックスのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 皮膚炎
    細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。
  • 流涙症
    涙の量が増えたり、たまった涙がうまく排出されなくなることで、涙があふれてしまう病気です。目の周りが常に濡れていたり、毛が茶色く変色する「涙やけ」と呼ばれる状態になっていたら、流涙症が疑われます。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。

成猫~

  • 肥大型心筋症
    心筋が厚くなって心臓の部屋が狭くなり、全身に十分な血液を送り出すことができなくなる病気です。主に遺伝や加齢によって起こります。血流が悪くなることで血栓ができやすくなり、それが血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もあります。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

セルカーク・レックスの保険金請求事例

皮膚炎の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢 2歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 2,500
合計 7,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
4,900円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
2,100円
お客さま負担額
7,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

尿石症の場合

血尿が出たため、気になって病院に連れて行きました。検査の結果、膀胱に結石が見つかり、お腹を切って結石を取り出す手術を行いました。

年齢 4歳 内容 手術1回、入院3日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(2泊3日) 9,000
検査 25,000
全身麻酔 17,500
手術 45,000
結石分析 4,500
点滴 12,600
処置 6,000
注射 5,400
お薬 2,000
合計 127,800
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
89,460円
「うちの子ライト」補償額
115,020円
お客さま負担額
38,340円
お客さま負担額
12,780円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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セルカーク・レックスの特徴

歴史

1987年、アメリカのモンタナ州で生まれた巻き毛の子猫が、セルカーク・レックスの起源となりました。この子猫を引き取ったブリーダーは、母猫の毛先が少しよじれていることを発見しました。さらに、一緒に生まれた他の猫たちが普通の直毛であったことと、その地域には他にカールした毛を持つ猫はいなかったことを確認しました。このことから、巻き毛の子猫は突然変異で生まれたと考え、新しい品種としての可能性を感じて黒いペルシャ猫と交配させました。そうして生まれた6匹の子猫のうち、3匹ははっきりと毛がカールしており、巻き毛の遺伝子を持つことが示されました。巻き毛だけでなくペルシャの人懐っこい性格も受け継ぎ、現在のセルカーク・レックスが確立されていきました。

容姿

体格は大きめで、筋肉質でずっしりとした見た目です。完全に成長しきるまでには少し時間がかかります。頭は丸みを帯びており、ペルシャの血を引いているため鼻は低く、愛らしい顔立ちです。短毛のセルカーク・レックスはテディベアのような、密でカールした毛をもっています。長毛はさらにくしゃくしゃの毛で、首周りと脇腹のカールが特に目立ちます。毛色と模様のパターンは様々です。

セルカーク・レックスの飼育のポイント

セルカーク・レックスは繁殖の過程で様々な猫が交配されてきたため、その性格を受け継いでいます。たとえば、ブリティッシュ・ショートヘアの穏やかさ、ペルシャの可愛らしさ、エキゾチック・ショートヘアのやんちゃなところなど。好奇心旺盛で辛抱強い一面もあるので、はじめての人や子供の相手もしてくれます。もちろん活発に遊ぶことも大好きですが、成猫になるとリラックスして過ごすのを好む傾向があるので、運動不足から肥満になってしまわないよう注意しましょう。体は比較的大柄なので、高い場所で遊ばせる際には安定した足場を確保してあげる必要があります。その特徴的な毛質から通気性が悪く抜け毛も落ちにくいため、皮膚炎になるリスクがあります。また、ペルシャ同様鼻が低いので、涙がうまく流れずあふれてしまう子がいます。定期的にブラッシングをしたり、涙をこまめにふき取ってあげるなどして、日常のケアをコミュニケーションの時間にできるといいですね。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)