バーミーズ

バーミーズには様々な毛色がありますが、最も一般的なのは、深い金色の目にダークブラウンの被毛です。
とても人懐こい性格で、特に家族には無条件の愛情を示してくれます。小さな子供や他のペットに対しても我慢強く接することができるので、どんな家庭でも飼いやすい猫種と言えます。
その分寂しがり屋でもあるので、一人でのお留守番が長くなるお家では、ストレスから体調を崩してしまうことがあるかもしれません。また、遺伝的には目の病気に注意が必要です。
バーミーズの特徴
バーミーズの歴史
バーミーズの祖先となった猫は、1930年にビルマ(ミャンマー)からアメリカに持ち込まれました。
その猫の名はウォンマウといい、小さいながらに骨格のしっかりした、シャムをコンパクトにしたような体型でした。毛はクルミ色で、体の先端には濃い茶色のポイントが入っていました。ウォンマウはシャムなどと交配され、バーミーズの基礎となる子猫が誕生しました。
ほとんどのブリーダーは、当時最もスタンダードな毛色であったセーブルブラウンだけを繁殖していましたが、1955年にはイギリスでブルーのバーミーズが誕生し、その後も様々な毛色が広まっていきました。
バーミーズの容姿は?
中型のコンパクトなサイズの猫ですが、筋肉質で逞しく、見た目よりもかなり体重があります。
頭は丸く、金色の大きな目があどけない表情をつくりだしています。毛は短いシングルコートで、シルクのように滑らかです。
子猫のうちは、手足など体の先端の毛色が濃いですが、成長するにつれて体全体の色が深くなり、その差は目立たなくなっていきます。
色は単色から三毛まで様々で、セーブルブラウン、ブルー、グレー、ライラック、チョコレートなどがあります。
バーミーズの飼育のポイント
バーミーズはとっても甘えん坊で、人と一緒にいるのが大好きです。
犬のような性格で、膝の上に乗ったり、部屋から部屋へと付いて回ったり、ベッドで一緒に寝たりします。遊ぶことも大好きで、子猫のうちは元気いっぱいにお家の中を走り回り、大人になっても遊びたがる傾向があります。おもちゃを用意し、たくさん一緒に遊んであげましょう。
その社交的な性格ゆえに、一人で長い時間お留守番をするのは寂しくてストレスになってしまうこともあるので、コミュニケーションの時間を大切にしてください。
自慢の美しい毛並みを保つためにも、ブラッシングをしながらなでてあげると、お手入れをしながらスキンシップが取れるのでおすすめです。
バーミーズのかかりやすい病気・ケガ
子猫~成猫
異物誤飲
チェリー・アイ
尿石症
成猫~
緑内障
糖尿病
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