ウェルシュ・コーギー・カーディガン
とても活発で遊び好き、のんびりした一面もあり、いつも人を楽しませてくれます。およそ3000年以上前からヨーロッパでケルト族の牛追い犬として活躍してきたといわれる大変歴史の古い犬種です。ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとの違いは少し間隔の広い耳の位置や尾にふさふさの毛があること、背がより低いことなどが挙げられます。脊椎の病気になりやすい傾向があるため、様子の変化に早く気づけるように、普段からよく観察して健康な状態を把握しておきましょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの特徴
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの歴史
歴史は古く、紀元前1200年ごろ、中央ヨーロッパからイギリス・ウェールズへケルト族と一緒に来た犬と言われています。体は小さいですが、一日中走り回っても疲れ知らずなパワフルさで、牛追い犬として大変活躍していました。記録としてはウェールズの920年の法規に牧畜犬として記されていますが、この犬が一般に知られるようになったのは比較的最近です。理由としては、この犬がとても有能だったため、ウェールズのカーディガンシャーの丘陵地帯に住む人々が、世間に知られることを喜ばなかったことによると言われています。1933年、のちに英国王となったジョージ 6 世が宮廷で飼育したのが口火となり人気犬種となりました。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの容姿は?
背が低くて胴が長く、短い四肢は力強くがっしりしています。頭はキツネのような形で、目はくりっとしていて暗色です。直立した耳はペンブロークより両耳の間隔が離れてついています。尾はキツネのようにふさふさで体に沿ってついています。中くらいの長さの被毛は、手触りは硬めで密生しています。毛色はブリンドル(地色に他の色がまんべんなく混じっているもの)、ブルーマール(ブラックとブルーとグレーの混じった大理石色)、レッド、ブラック&タン(黒地に褐色の小斑点が両目の上やマズルの両側、下肢などにあるもの)、トライカラー(黒と褐色と白)、セーブル(黄褐色)、ブラックなどがあり、頭部、首、胸、腹部、足、尾先などに白が入ることもあります。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの飼育のポイント
とても活発ですがのんびりしたところもあり、飼い主に忠実で人を楽しませてくれる性格です。被毛は定期的なブラッシングをしてお手入れしてあげましょう。牛追い犬として活躍していたため駆け回るのが大好で、多くの運動量を必要とします。運動不足になると肥満になりやすく、脊椎や関節を痛める可能性があります。毎日たっぷり時間をとって十分にお散歩してあげましょう。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンのかかりやすい病気・ケガ
子犬~成犬
外耳炎
胃腸炎
異物誤飲
成犬~
リンパ腫
変性性脊髄症(DM)
椎間板ヘルニア
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