北海道犬

北海道犬

素朴な顔立ちとは裏腹に、ヒグマに立ち向かうほどの勇敢さを持った日本犬です。体つきはがっしりしていますが動作は俊敏で、かつてはアイヌ民族のもとで猟犬として広く活躍していました。日本犬の特徴として気性が激しい一面もありますが、主人に対してはとても従順です。過剰な警戒心を抱かないよう、子犬のうちから様々な人や環境に触れさせることで、忠実な家庭犬になってくれます。北海道の厳しい寒さに対応してきた逞しい犬種ですが、日本犬は皮膚が弱い傾向があるので、日頃からよく様子を観察するようにしましょう。

北海道犬のかかりやすい病気・ケガ

若齢~成犬

  • 皮膚炎
    細菌や真菌、ダニなどが皮膚に炎症を起こします。皮膚の弱い犬種だったり、免疫力の低下や外傷から皮膚のバリア機能が落ちてしまうと、炎症が起こりやすくなります。症状は湿疹、かゆみ、脱毛など様々です。
  • 外耳炎
    耳の穴から鼓膜までの外耳に炎症が起こります。原因は細菌、真菌、寄生虫、アレルギーなど様々で、耳が垂れている子や耳が蒸れやすい夏場に多くみられます。耳をかゆがったり、頭を振ったり、においが出てきたりします。
  • コリー眼異常
    網膜に栄養を届ける血管が細いまま成長しない病気で、コリー系の犬種に遺伝的にみられます。視覚に障害がでると、ものにぶつかったり、運動を嫌がったりするようになります。

成犬~

  • 白内障
    ものを見る時に焦点を合わせる役割をしている水晶体が白く濁って、視力が落ちてしまう病気です。加齢に伴って起こることが多いですが、遺伝や他の病気が原因で、若い子に起こる場合もあります。目が白く見えたり、ものにぶつかるようになるなどの症状がみられます。
  • 歯周病
    歯垢に含まれる歯周病菌が、歯と歯肉の間に入って炎症を起こします。歯垢は放っておくとザラザラした歯石になり、さらに歯垢が付きやすくなってしまいます。進行すると歯が抜けたり皮膚に穴が開いたり、菌が血液にのって心臓や腎臓に運ばれて炎症を起こすことがあります。
  • 犬種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

北海道犬の保険金請求事例

皮膚炎の場合

体に赤い発疹があったので、病院に連れて行きました。「皮膚炎」と診断され、お薬を飲み始めることになりました。

年齢 4歳 内容 通院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 1,500
検査 3,000
お薬 2,500
合計 7,000
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
4,900円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
2,100円
お客さま負担額
7,000円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

歯周病の場合

口が臭く、病院で「歯周病」と診断されました。全身麻酔をかけて、歯石の除去とぐらついた歯を抜く手術を行いました。

年齢 10歳 内容 手術1回、入院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
半日入院 1,500
検査 16,000
全身麻酔 15,000
歯科処置 35,000
抜歯 24,000
点滴 3,000
お薬 2,000
合計 97,300
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
68,110円
「うちの子ライト」補償額
87,570円
お客さま負担額
29,190円
お客さま負担額
9,730円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

アイペットのペット保険

北海道犬の特徴

歴史

北海道と東北の交流が盛んになった鎌倉時代、大和民族が本州から北海道に移住する際に連れていた中型犬が祖先であると言われています。かつては北海道の先住民族であるアイヌ人が熊などを狩る猟犬として飼育していたことから、別名アイヌ犬と呼ばれていました。1937年天然記念物に指定された際に、正式名称を北海道犬としました。現在では猟犬や家庭犬として一般家庭でも飼育されています。

容姿

筋肉が発達して骨格もがっしりしていますが、日本犬らしく親しみやすい素朴な表情をしています。耳は小さな三角形で、やや前に傾いてしっかり立っています。目もやや小さく目尻がつり上がっており、色は暗褐色です。尾は太く、背中に向かってくるっと巻いているか、鎌状にカーブしています。毛はダブルコートで、オーバーコートはまっすぐな剛毛、アンダーコートは柔らかい綿毛です。厳しい寒さに耐えられるよう、保温性のある厚い毛質になっています。毛色は赤、白、黒、胡麻(地色に黒の差し毛があるもの)、虎、褐色などがあります。

北海道犬の飼育のポイント

厳しい寒さで育ったことや猟犬として活躍していたことから、北海道犬はとても忍耐強く自立心があります。気性が粗いと思われている一面もありますが、基本的には服従心のある犬種です。子犬の頃から甘やかしすぎることなくしっかりトレーニングをすることで、強い信頼関係を築くことができます。持久力があり運動量も必要なので、毎日お散歩の時間は十分に確保するようにしましょう。保温性のあるダブルコートの密な毛は抜け毛も多いです。日本犬は皮膚が悪くなってしまうことも多いので、特に高温多湿の夏場は定期的にブラッシングをして、こまめに抜け毛を取り除くようにしましょう。また、コリー系の犬種にみられる目の病気に注意が必要なので、スキンシップをとって異常に早く気付けるようにしましょう。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)