犬はいちごを食べられる?あげるときの注意点は?
甘くて食べやすく、子どもからお年寄りまで幅広い世代の人に愛される果物のいちご。
犬が食べても危険なものではないですが、じつは種子の固まりで繊維質が多いため、りんごやバナナに比べて消化は良くありません。積極的にあげる必要はないでしょう。
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一緒にいちご狩り!犬が欲しがったらあげても良い?
いちごアレルギーの犬でなければ、少量なら与えても大丈夫でしょう。いちごには交差反応アレルゲン※ はありません。
ただし、いちごには100g中に約40mgのキシリトールが含まれるため、食べ過ぎると血糖値が低下し、ふらつくことがあります。しかし、人間用のガムなどの加工食品に含まれるキシリトールに比べて、野菜や果物の含有量はごくわずかなため、いちご狩りで一口あげる程度であれば影響はないでしょう。
いちごをあげるときに注意することは?
犬に悪い成分などは含まれていませんが、固く食べにくいヘタの部分は必ず取ってからあげましょう。実の部分を少しずつ与え、体調に変化がないか様子を見てください。
ビタミンCを多く含み人間にとってはビタミンC補給に適しているいちごですが、犬は自身の体内でビタミンCを作れるので食事やいちごで摂る必要がありません。消化もあまり良くないので、わざわざ与える食材ではないでしょう。
※交差反応アレルゲンとは?
アレルギーを起こすある種の動物タンパク質に、近い種の動植物のタンパク質にも反応を示すことを言います。交差反応アレルゲンを摂取しても、必ずしも症状が出るわけではありませんが、アレルゲンレベルをあげてしまうことになります。
※この記事はいちごを犬に与えることをおすすめするものではありません。人間には良くても犬の体にもプラスになるとは限りません。必要な栄養の吸収を妨げたり、悪影響を及ぼす場合もあります。犬の食事には、必要な栄養が配合されている総合栄養食としてのドッグフードを推奨します。