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子猫のワクチン接種はいつから?必要性や時期などを解説

公開日:2024.10.10 最終更新日:2024.10.09

子猫をお迎えしたら、健康を守るためにもワクチン接種が必要不可欠です。
「室内飼育で外に出さないから 、接種しなくてもよいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、ワクチン接種が子猫に必要な理由などについて紹介します。

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子猫のワクチン接種の基礎知識

子猫のワクチン接種の基礎知識

ワクチン接種は子猫の健康を守る大切な役割があります。

子猫に必要なワクチンの種類とあわせて紹介します。

 

ワクチンの基本的な役割

ワクチンの基本的な役割は、ウイルスや病原菌に対する抗体を作り、感染症から身を守ることです。

特に体の機能が未熟な子猫は感染しやすいので、子猫が健康に育つためにも重要です。

 

子猫に必要なワクチンの種類

混合したワクチンを接種します。

基本となるのが、猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症に対応できる3種混合ワクチンで、「コアワクチン」とも呼ばれるものです。

そのほか、3種混合ワクチンに猫白血病ウイルス感染症(FeLV)をプラスした4種混合ワクチン、5種混合ワクチンなどもあるので、子猫をお迎えした状況や飼育環境を踏まえ、獣医師に相談して決めましょう。

ワクチンを接種することで、次のような猫の感染症の予防につながります。

  • 猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)
  • 猫クラミジア感染症
  • 猫白血病ウイルス感染症(FeLV)

 

子猫のワクチン接種の必要性

子猫のワクチン接種の必要性

子猫へのワクチン接種が必要な理由として、ワクチン接種をした場合のメリット、しない場合のリスクを紹介します。

 

子猫のワクチン接種のメリット

もともと子猫は、母猫の初乳を飲むことで「移行抗体」と呼ばれるウイルス等への抗体を受け取っています。

しかし抗体の効力は期間が限定しているため、初乳を飲んでいても免疫力は次第に弱まってきます。

ワクチンを接種することで、感染症にかかるリスクを軽減できます。

 

子猫にワクチンを接種しない場合のリスク

外に出ず、常に室内で過ごしていれば、感染症にかかることはないように思えるかもしれませんが、感染源はさまざまです。

たとえば、人間がウイルスを持ち込むこともあります。

子猫が脱走して外に出てしまう可能性も否定できませんし、ベランダに出たときにウイルスをもらってしまうこともあるでしょう。

室内においても感染する確率はゼロではありません。

感染症の一つである「猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)」にかかってしまった場合、呼吸器に影響が出るほか、発熱、目やになどの症状が見られます。

ワクチンを接種していれば軽くすむとはいうものの、子猫にとっては苦しい症状です。

接種をしていないと、呼吸器機能の低下や合併症につながることも否定できません。

子猫にとっては、大きなリスクにつながります。

 

子猫のワクチン接種の時期

子猫のワクチン接種の時期

子猫のワクチン接種は、数回に分けて行います。

1回目の接種時期は、母親からの移行抗体がなくなる生後6~8週齢ごろです。

その2~4週間後に、2回目を接種します。

8週齢で1回目を受けた場合は12週齢が目安です。

世界小動物獣医師会による「犬と猫のワクチネーションガイドライン」では、さらに16週齢ごろに追加接種することが推奨されています。

その後の接種は獣医師の判断にもよるので、時期や回数についてはかかりつけの動物病院で相談してみましょう。

 

ワクチン接種の方法や注意点

ワクチン接種の方法や注意点

実際にワクチン接種を受けるときの手順、具体的な注意点についてお伝えします。

 

ワクチン接種の手順

かかりつけの動物病院のスケジュールを確認し、ワクチン接種の日程を決めます。

その際に気をつけたいのは、子猫の体調です。

当日になったら食欲も元気もない、下痢や嘔吐をしているということがあるかもしれません。

その場合は、体調回復を優先し、ワクチン接種は別の日にあらためましょう。

可能であれば午前中にワクチン接種をすませておくと、体調に変化が見られたときにも当日中に獣医師に相談しやすく安心です。

 

ワクチン接種後のケア

ワクチン接種後に体調が悪くなる子もいます。

ワクチン接種後は、ほかのネコちゃんとの接触を避けて、静かに過ごせるように環境を整えてあげましょう。

数日間は環境の変化や爪切りを避けるなど、ネコちゃんになるべくストレスを与えないことがポイントです。

 

ワクチンの副作用

食欲不振、嘔吐、下痢などですが、まれに呼吸困難、顔や接種部位が腫れるといった症状が出ることもあります。

重篤な副作用は、接種後30分以内に出るともいわれています。

接種後の子猫の様子には気を配り、気になる症状がみられたら速やかに獣医師に診てもらってください。

 

まとめ

子猫は身体が未熟のため、ワクチンを接種することで、感染症などの予防につながります。

特に子猫のうちには体調を崩しやすいため、ワクチン接種を行い愛猫の健康を守りましょう。

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