ロシアン・ブルー

ロシアン・ブルー

ロシアン・ブルーの一番の特徴は、美しいシルバーがかったブルー(グレー)の毛と、鮮やかなエメラルドグリーンの目です。また、口元がほほ笑んでいるように見えるのもロシアン・ブルーのチャームポイントです。その知的で優雅な見た目から、ロシア皇帝やビクトリア女王の寵愛を受けていたとも言われています。あまり鳴かない品種であることも、飼いやすさのポイントです。純血種の中では病気の少ない品種とされていますが、多くの猫同様、高齢になると腎臓病のリスクが高まるので、注意が必要です。

ロシアン・ブルーのかかりやすい病気・ケガ

若齢~成猫

  • 異物誤飲
    食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。異物には、中毒を起こす食べものや、胃や腸に刺さったり詰まったりしてしまうものが含まれます。嘔吐や下痢などの消化器症状がみられたり、命の危険に繋がることもあります。
  • 尿石症
    体内のミネラル成分が集まって、結晶や結石をつくる病気です。細菌感染、体質、ミネラルの多い食べものなどが主な原因となります。結石は主に膀胱、尿道、腎臓に形成され、頻尿や血尿がみられるほか、尿道に詰まってしまうと尿が出なくなることもあります。

成猫~

  • 糖尿病
    血糖値を下げるホルモンであるインスリンの作用が低下し、体が糖を利用できなくなる病気です。原因は遺伝や感染など様々で、肥満や加齢も発症のきっかけになるとされます。水をたくさん飲む、食欲はあるのに体重が減るなどの症状がみられます。
  • 皮膚腫瘍
    皮膚にできる腫瘍には、良性のものから悪性のものまで様々あります。品種によってできやすい腫瘍もありますが、基本的にはどんな犬猫でも注意するべき病気です。
  • 慢性腎臓病
    腎臓の働きが悪くなり、体内の毒素を尿として排出できなくなってしまう病気です。高齢の猫に非常に多く、徐々に進行していきます。水をたくさん飲む、おしっこが薄くなり量が増える、食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。
  • 猫種別病気ガイドには、アイペットのペット保険の補償対象外の傷病も掲載されている場合がございます。
  • 補償開始日前から被っていた傷病など、ご請求の内容により、保険金をお支払いできない場合もございます。

ロシアン・ブルーの保険金請求事例

糖尿病の場合

最近水を飲む量が増え、病院で検査したところ「糖尿病」と診断されました。インスリン治療をするため、入院することになりました。

年齢 9歳 内容 入院3日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
入院(2泊3日) 6,000
検査 12,000
点滴 5,000
注射 6,300
お薬 5,000
合計 35,100
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
24,570円
手術が含まれていない
通院のため、補償対象外です
お客さま負担額
10,530円
お客さま負担額
35,100円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

皮膚腫瘍の場合

背中にできものを見つけ、手術で切り取って、詳しく検査することになりました。

年齢 7歳 内容 手術1回、入院1日

診療明細書

診療項目 金額(円)
診察 800
半日入院 2,000
検査 16,000
全身麻酔 18,000
手術 35,000
病理検査 12,000
点滴 1,500
処置 1,700
注射 1,500
お薬 1,900
合計 90,400
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン 高額になりがちな手術補償に うちの子
ライト90%補償
「うちの子」補償額
63,280円
「うちの子ライト」補償額
81,360円
お客さま負担額
27,120円
お客さま負担額
9,040円
  • 上記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
  • 各診療項目の金額は、動物病院によって異なります。
  • お支払させていただく保険金は、各商品の支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲までとなります。

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ロシアン・ブルーの特徴

歴史

ロシアン・ブルーはアルハンゲル(Archangel=大天使)キャットという名でも知られています。それは天使のような見た目からではなく、ロシアン・ブルーの原産地とされる北極圏の港町からつけられたと考えられています。その猫たちは船に乗ってヨーロッパの各地へ渡ったとされ、1880年にイギリスで行われた最初のキャットショーにもロシアン・ブルーが出陳されていました。しかし戦争によってその数は激減しました。そこでブリーダーたちは、ブリティッシュ・ショートヘアやシャムなどのロシアン・ブルーのような特徴を持った猫たちを交配し、品種の復活を目指しました。その後北アメリカでも、イギリスとスカンジナビアから輸入した猫たちがかけ合わされ、それぞれの特徴を兼ね備えたロシアン・ブルーが確立されていきました。

容姿

毛の色は明るいブルー(グレー)、長さはショートのみです。1本1本の毛は先端がシルバーになっており、動くたびに光に反射してシルクのような波紋をつくります。頭はくさび型、目はまん丸で深くて鮮やかな緑色をしています。体の大きさは中型、柔軟で筋肉質です。足は長く引き締まっており、無駄のない体つきです。毛はダブルコートで、寒い環境に順応できるようになっています。

ロシアン・ブルーの飼育のポイント

ロシアン・ブルーはとても注意深い性格なので、あまり向こう見ずな行動をとりません。人間に対しても、よく観察してから自分の仲間にしたい人を選ぶ傾向があります。信頼する飼い主さんに対しては非常に愛情深いので、他のペットや子供には嫉妬する場合もあります。運動が大好きなので、十分なスペースを確保して一緒に遊ぶことで、スキンシップをとるようにしましょう。また、頭がいいので、触れてはいけないものを届くところに置いておかないように注意しましょう。繊細でシャイな性格の子も多いので、ストレスから体調を崩さないよう、落ち着けるスペースや隠れられる場所を用意してあげるといいですね。

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[参考文献]
TICA(The International Cat Association)
CFA(The Cat Fanciers' Association)