人気の猫種ランキングTOP20!猫の種類の選び方も紹介
猫は古代エジプト時代から人々の暮らしの中にいたとされていますが、その歴史は犬に比べるとまだまだ浅いです。
そして、犬は人のそばで仕事をするために、さまざま様々な品種が生み出されてきましたが、猫にはそういった背景がありません。
なので、猫の品種は犬に比べるとかなり少ないです。
それでも、近年では猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回るなど、猫は私たちにとって身近な存在になってきていることが分かります。
ここでは猫の品種について、どんな品種が多く飼育されているのか、それぞれの品種の魅力などをお伝えしたいと思います。
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人気飼育猫種ベスト20
1位:ミックス
2種類以上の猫種がかけ合わされた品種で、混血や雑種と呼ばれることもあります。
日本で飼育されている猫の多くはミックスです。
「日本猫」と呼ばれる猫たちも、日本猫という品種があるわけではなく、古くから日本で暮らし繁殖してきた雑種の猫たちの総称です。
かけ合わされる品種によって体格や毛色もさまざまですが、日本猫はサバトラ、キジトラ、茶トラ、サビ、三毛、黒、白などが多い傾向があります。
2位:スコティッシュ・フォールド
「フォールド」は「折る」という意味で、耳が折りたたまれたようになっているのが一番の特徴です。
生まれた子猫全てが折れ耳になるわけではなく、その確率は30%前後といわれています。
子猫は全て立ち耳で生まれますが、垂れ耳になる子は2~3週間で耳が折れてきます。
毛色と柄は様々なバリエーションがあり、被毛の長さも短毛と長毛が存在します。
性格は甘えん坊で人懐っこい子が多いとされ、人気の品種です。
3位:マンチカン
マンチカンといえば足が短いのが特徴ですが、全てのマンチカンが短足になるわけではありません。
足の長さには個体差があり、中には普通の猫と変わらない足長マンチカンもいます。
毛色や柄のバリエーションも豊富なので、お気に入りの子を見つけやすいかもしれません。
性格は好奇心旺盛で、短い足を精一杯のばしてテーブルの上を覗くような可愛い仕草も楽しめます。
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4位:ラグドール
ラグドールには「ぬいぐるみ」という意味があります。
個体差もありますが、猫の中では抱っこを好む子が多い品種とされています。
体は大きく、ふわふわのセミロングの被毛に澄んだ青い目を持つのが特徴です。
性格はおっとりしていて大きな声で鳴くことも少ないので、自分のそばでくつろいでほしいという方に向いている品種です。
5位:ミヌエット
ペルシャとマンチカンの交配から生まれた比較的新しい品種で、かつては「ナポレオン」という名前で知られていました。
全体的に丸いフォルムが特徴で、顔や目だけでなく耳の先端も丸みを帯びており、鼻は低めです。
足が短い子でも運動神経は劣らないので、しっかりおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。
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6位:サイベリアン
厳しい寒さから体を保護するためのもふもふの被毛を持ち、耳の内側や足裏にまで毛が生えています。
体力があり性格は辛抱強く、お水を嫌がらない子も多いとされています。
ほかの猫種に比べ体は大きいですが、成長速度はゆっくりです。
定期的にブラッシングなどのお手入れをしてあげると、自慢の美しい毛並みが保てます。
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7位:アメリカン・ショートヘア
「アメショ」の愛称で親しまれる猫で、額にアルファベットの「M」のような模様が入るのが特徴です。
がっしりした体格ですが、くりっとした目で愛嬌のある顔をしています。
好奇心旺盛で運動好きなので、何かを追いかけるような遊びが大好きです。
一人で過ごす時間も楽しめるタイプなので、ご機嫌をうかがいながらコミュニケーションをとりましょう。
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8位:ブリティッシュ・ショートヘア
顔も目も真ん丸で、笑っているように見える可愛らしい表情が特徴です。
毛色は「ブリティッシュブルー」と呼ばれるグレーがスタンダードです。
基本的にはマイペースな性格で、激しい遊びよりも飼い主さまのそばでくつろぐのを好みます。
少し太りやすい傾向があるので、一緒にのんびりしつつも体を動かす遊びを取り入れてあげると良いですね。
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9位:ノルウェージャン・フォレスト・キャット
豪華な被毛と大きな体が特徴で、名前のとおり、ノルウェーの森林地帯出身の猫種です。
体はがっしりしており、目鼻立ちもハッキリして力強い印象ですが、性格は穏やかで我慢強いです。
過酷な環境で生き抜いてきたためどんな環境にも順応しやすく、子供やほかのペットとも仲良くできるため飼育しやすいとされます。
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10位:ラガマフィン
ラグドールから派生した比較的新しい品種で、体格や性格はラグドールの特徴を受け継いでいます。
甘えん坊で飼い主さまのそばにいたい性格なので、一人でのお留守番は長くならない方が良いですね。
体が大きいので十分なスペースが必要なのと、キャットタワーなどをそろえる際にも安定したものを選びましょう。
11位:ベンガル
ベンガルヤマネコとイエネコをかけ合わせた猫種で、ヒョウのような毛色と水玉模様が特徴です。
運動が大好きでエネルギッシュなので、キャットタワーなど十分に運動ができる環境を整えて、たくさん遊んであげることが大切です。
その野性的な見た目とは裏腹に、人懐っこく温厚な性格が人気の理由です。
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12位:ロシアン・ブルー
ロシアン・ブルーの特徴は、艶のあるブルー(グレー)の被毛とエメラルドグリーンの大きな目、そして口元がほほ笑んでいるように見える「ロシアン・スマイル」です。
被毛は先端がややシルバーになっており、動くたびに光に反射して光沢のある見た目を生み出しています。
性格はやや慎重な一面がありますが、心を許した人には愛情深く、大きな声で鳴かないという特徴もあり、飼育しやすい猫種であるといえます。
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13位:ペルシャ
イギリスで行われた世界初のキャットショーにも出場していたとされるほど、古い歴史を持つ猫種です。
ふわふわの豪華な被毛と、鼻の低い愛嬌のある顔、短めの足が特徴です。
性格は穏やかですが、猫らしいマイペースな一面も。
騒がしく過ごすよりも、お気に入りの場所でのんびり過ごすのが好きなタイプです。
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14位:メイン・クーン
アメリカ原産の長毛種で、純血種の中でも最も大きい猫種です。
厳しい寒さに対応するためのふさふさの被毛と丈夫な体を持ちます。
性格は穏やかで優しく、成長しても子猫のような可愛らしさがあります。
体の大きさにみあった十分なスペースが必要となりますが、鳴き声が大きくなく飼育しやすい猫種です。
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15位:エキゾチック・ショートヘア
アメリカン・ショートヘアとペルシャを祖先に持ち、その特徴を受け継いでいます。
体は全体的に丸みを帯びており、低い鼻と大きな目が何ともいえない愛嬌のある顔立ちを生み出しています。
ペルシャに比べると短毛なので、お手入れも比較的簡単です。
ペルシャの穏やかさとアメリカン・ショートヘアの好奇心旺盛な一面を持ち合わせたユニークな性格をしています。
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16位:アメリカン・カール
外側にくるっと巻いた耳が特徴ですが、耳がカールする確率は約50%といわれています。
全ての子猫は立ち耳で生まれ、耳がカールする子は生後1週間ほどで巻き始め、生後4か月頃までには巻き具合が決まるようです。
懐っこい性格なので、他のペットや猫とも仲良くできる子が多いようです。
抜け毛が少なくて鳴き声が比較的静かなのも、飼育しやすい理由の一つです。
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17位:ソマリ
体格や毛色はアビシニアンと同じですが、ふさふさで光沢のある毛が一番の特徴です。
特に尾は体よりも長い立派な被毛で覆われていて、キツネのしっぽのようです。
性格は繊細な一面もありますが、基本的には活動的で遊び好きなので、いたずらに注意が必要です。
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18位:エキゾチック
比較的新しい猫種です。元来存在していたペルシャとアメリカンショートヘアとの交配により誕生しました。
「エキゾチック・ショートヘア」という猫種名も存在しますが、皮毛の長さからショートヘアとも言えないことから、「エキゾチック」に変名されています。
のんびりした性格で平和主義な一面を持ち、飼い主さま以外でも抱っこさせてくれる子が多く、人見知りもしにくいです。
19位:スコティッシュ・フォールド・ロングヘア
2位にランクインしているスコティッシュ・フォールドの長毛種です。
全体的に被毛は長いですが、特に首周りと尾はふわふわしていて立派です。
性格はスコティッシュ・フォールドと基本的には同じで、穏やかで甘えん坊の子が多いようです。
性格は繊細な一面もありますが、基本的には活動的で遊び好きなので、いたずらに注意が必要です。
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20位:アビシニアン
筋肉質で引き締まった体つきをしています。
被毛は短毛ですがやわらかい触り心地で、ティックドタビーといって、1本の毛の中に色の濃淡があるのが特徴です。
毛色はルディー(赤茶色)、チョコレート、シナモン、ブルーなどがあります。
アクティブで好奇心旺盛な性格なので、のんびり過ごしたいというよりは一緒に遊びたいという方に向いているかもしれません。
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猫種の選び方
お手入れのしやすさで選ぶ
一つは、お手入れのしやすさです。
特に長毛種は毛玉ができやすく、換毛期には大量に抜け毛が発生します。
ブラッシングなどのお手入れや、お掃除にあまり時間を割けない方は、シンガプーラ、ベンガル、マンチカン、サイアミーズ(シャム)など、比較的、抜け毛の少ない短毛種を選ぶと良いかもしれません。
しつけのしやすさで選ぶ
猫に「しつけ」という表現はピンとこないかもしれませんが、猫の中にもマイペースな猫種と、比較的人慣れしやすい猫種がいます。
個体差はありますが、はじめて猫をお迎えするという方は、ラグドール、ラガマフィン、アメリカン・ショートヘア、メイン・クーンなどの猫種が一緒に暮らしやすいかもしれません。
性格で選ぶ
猫種によって性格の傾向があります。どんなタイプの子と一緒に暮らしたいかを考えて選ぶのも良いですね。
鳴き声が静かな猫種
ロシアン・ブルー、ペルシャ、アメリカン・カール、ヒマラヤン、シャルトリューなど
甘えん坊な猫種
エキゾチック・ショートヘア、メイン・クーン、シンガプーラ、バーミーズ、オリエンタルなど
社交的な猫種
マンチカン、ノルウェージャン・フォレスト・キャット、ラグドール、ブリティッシュ・ショートヘアなど
活発な猫種
ベンガル、アビシニアン、ソマリ、シンガプーラ、エジプシャンマウなど
ほかの猫種も紹介
ランキングに登場しなかった猫ちゃんについても、こちらで紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!
詳細はこちら
まとめ
猫には血統書を発行している団体がいくつかあり、少ない団体でも40前後、多い団体では70~80の猫種が登録されています。
猫と一緒にどんな生活がしたいかを思い描き、、自分にぴったりの子をお迎えするようにしましょう。
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